ギムレットは、いまやどのバーに行っても必ず頼みます。いろんなギムレットがあるもので、なかなか面白いです。
ギムレットを今度飲んでみます。まだ早いでしょうか。。
片岡義男の「ドライマティーニが口をきく」を読んで酒も飲みはじめで年端も行かない若造のくせに大人の世界への憧れでしょうか、チャレンジ。あの時はうまいと感じられる要素がひとつもなくダメでしたが今飲むとまた違った味わいかもしれませんね。
フィリップ・マーロゥというのは、ほんとに不思議な人で、小説中では(現代の水準では)しょっちゅう呑んだくれているし、殴ったり殴られたりしてるクセに、妙に細かいところにコダワる。
くだんの「ギムレット」はマーロゥの好みではなく、親友の「大鹿マロイ」のそれだったと思いましたが、そうじゃなくってマーロゥ本人も、「ゆで卵はキッチリ3分で」などと、「時間指定」をしているのが、へんに記憶に残っています。
それにしても…「ライムコーディアルが半分」のギムレットって、かなり甘いですよね、今の時代呑むと(笑
「長いお別れ」のギムレットはやはりコーディアルライムとジンが1対1だそうです。バーテンダー協会の公式の作り方だと1対3らしいですね。コーディアルライムというのは甘みを足したライムジュースですが、よほど甘いのでしょうね。知らなかったので勉強になります。
フィリップ・マーロゥもなかなか個性的な探偵ですね。ゆで卵きっちり3分だなんて!こじゃれた会話が多いそうで男が憧れる同性の姿とか。松田優作風なのかなあと勝手に想像してみました。これもまた必読ですね。
>たかちか さま(ん、今日は、たかちかさんにレスばっかりしてる気がするな?(笑 )
コーディアルという奴、私がサケを呑みだした20数年前は、酒場でも結構頻繁に使われていました。
ナマのライムがまだ、簡単に手に入らない時代だったんですね。
特に当時は、正式の輸入業者がなかったのか、チャンドラーごひいきの「ブース・ライム・コーディアル」は巷には滅多に出回っておらず、多くの場合「明治屋」「サントリー」のそれが使われておりました。
ま、「ブース」でも「明治屋」でも「サントリー」でも、甘い事、独特のおもちゃっぽい風味が付けられているのは同様で、フレッシュライムを使ったものを呑むまで、私自身「ギムレットというのは甘い酒である」と勝手に思っておりました。
最近の酒場は、専らフレッシュライムを使ってこれを出すようになっているので、イメージどおりに「ドライ」な奴が呑めるようになりました。
ただま、バーテンダァの中には、いまだに強い「ブース神話」敬意を評し、砂糖やシロップの代わりに、少量の「ブース・コーディアル」で甘味を点けて、ギムレットをこしらえる人も少なくないようです。
オタメシあれ。(本と飲食いからは、脱線しちゃいました。失礼!)
遅ればせながら読んでみました。翻訳独特の文章ではありますがとても面白かったのでよかったら是非。
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=1025427&id=9338
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ギムレットは、いまやどのバーに行っても
必ず頼みます。
いろんなギムレットがあるもので、なかなか面白いです。
ギムレットを今度飲んでみます。
まだ早いでしょうか。。
片岡義男の「ドライマティーニが口をきく」を読んで
酒も飲みはじめで年端も行かない若造のくせに
大人の世界への憧れでしょうか、チャレンジ。
あの時はうまいと感じられる要素がひとつもなくダメでしたが
今飲むとまた違った味わいかもしれませんね。
フィリップ・マーロゥというのは、ほんとに不思議な人で、小説中では(現代の水準では)しょっちゅう呑んだくれているし、殴ったり殴られたりしてるクセに、妙に細かいところにコダワる。
くだんの「ギムレット」はマーロゥの好みではなく、親友の「大鹿マロイ」のそれだったと思いましたが、そうじゃなくってマーロゥ本人も、「ゆで卵はキッチリ3分で」などと、「時間指定」をしているのが、へんに記憶に残っています。
それにしても…「ライムコーディアルが半分」のギムレットって、かなり甘いですよね、今の時代呑むと(笑
「長いお別れ」のギムレットはやはり
コーディアルライムとジンが1対1だそうです。
バーテンダー協会の公式の作り方だと
1対3らしいですね。
コーディアルライムというのは甘みを足した
ライムジュースですが、よほど甘いのでしょうね。
知らなかったので勉強になります。
フィリップ・マーロゥもなかなか個性的な探偵ですね。
ゆで卵きっちり3分だなんて!
こじゃれた会話が多いそうで男が憧れる同性の姿とか。
松田優作風なのかなあと勝手に想像してみました。
これもまた必読ですね。
>たかちか さま(ん、今日は、たかちかさんにレスばっかりしてる気がするな?(笑 )
コーディアルという奴、私がサケを呑みだした20数年前は、酒場でも結構頻繁に使われていました。
ナマのライムがまだ、簡単に手に入らない時代だったんですね。
特に当時は、正式の輸入業者がなかったのか、チャンドラーごひいきの「ブース・ライム・コーディアル」は巷には滅多に出回っておらず、多くの場合「明治屋」「サントリー」のそれが使われておりました。
ま、「ブース」でも「明治屋」でも「サントリー」でも、甘い事、独特のおもちゃっぽい風味が付けられているのは同様で、フレッシュライムを使ったものを呑むまで、私自身「ギムレットというのは甘い酒である」と勝手に思っておりました。
最近の酒場は、専らフレッシュライムを使ってこれを出すようになっているので、イメージどおりに「ドライ」な奴が呑めるようになりました。
ただま、バーテンダァの中には、いまだに強い「ブース神話」敬意を評し、砂糖やシロップの代わりに、少量の「ブース・コーディアル」で甘味を点けて、ギムレットをこしらえる人も少なくないようです。
オタメシあれ。(本と飲食いからは、脱線しちゃいました。失礼!)
遅ればせながら読んでみました。
翻訳独特の文章ではありますがとても面白かったので
よかったら是非。
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=1025427&id=9338