よはねさんが教えてくれたように昨日はカーヴァー氏の命日ということで、久々に読みました。”Why don’t you dance?”を原文で。(短い作品ですが、カーヴァーを原文で読み通したのは初めてかも。)その後、”feathers”も読み始めましたが、帰宅したのも遅く、眠気に勝てず読み終わりませんでした。
“Why don’t you dance?”なんて多分3ページくらいしかないです。言葉に出来ないくらい小さな心の動きみたいなものを、たった3ページでしっかり残してる、魔法のようです。この人も魔法使いですね。
コメント
宙音さんが一番好きな作品は何ですか???
書き込みに全然気づきませんでした。すみません。
そうだなー 「羽根(feathers)」、好きだな。
カーヴァーが好きでも、カーヴァーについて語るのは、
そう簡単ではない・・・とは思うけど気楽なフリートークで行きましょう。
気づけば20人以上参加していますし、ぼちぼちおしゃべり、しません?
はじめまして。
ぼくはベタですけど「大聖堂」が好きです。
昨日自分の日記にも書いちゃったんですけど、こんな記事がありました。なんか「大聖堂」を思いだしちゃって。
http://www.asahi.com/culture/update/0511/006.html
これで誰でもプチ「大聖堂」体験ですね。
皆さんどうもです。
私のベストは「ささやかだけれど、役にたつこと」です。
これもベタですね…。
ちなみにカーヴァーとの出会いは
ロバート・アルトマン監督の
「ショート・カッツ」です。
久々に観たくなってきました。
久々に読みたくなってきました。アマゾンで買うか・・・
「ショート・カッツ」面白いんだけど、原作と違って、
それぞれの登場人物への愛情というか慈悲というか、
尊厳が感じられない感じが、ちょっと違和感。
アルトマンの作品として、離して考えれば全然オッケーなんだけど。
しばらくあとに「マグノリア」が出て、その後「ショート・カッツ」
を見たら、比較すると「ショート・カッツ」がなんだかひどく古臭く
感じられたのを覚えています。
ううむ..なるほど。
まだ私はカーヴァーを読んだ後に「ショート・カッツ」
を観ておりません。今観たら以前とは違った感想を持つかもしれませんね。
おじゃまします。
「ショート・カッツ」は、何かアルトマンが「俺って映画とるのうまいだろう」って感じがして、カーヴァーの話の色はなくなっていたような気がします。
私のベストは、「ぼくが電話をかけている場所」です。
これも、べたですね。
今本をぱらぱらとめくってみました。
「踊らないかい?」(Why don’t you dance?)これもすき。
挙げていくとキリないですね・・・その時の気分によっても変わりそうだし。
しかし、カーヴァーの作品は、その時の自分の状況などによって、ずいぶん印象が変わる気がします。何度読んでも味わい深い、というやつですね。
映画と言えば、映画化作品ではないが・・・・・「息子の部屋」っていうイタリア映画で、主人公がカーヴァーの詩を読んでいました。作品自体もなんだか、カーヴァーを感傷的に単純にしたような感じでした。
はじめまして!
朝にこんなトピック見つけて、思いがけず幸せな気分になってしまいました。
どれも好きで選べないくらいです。皆さんが挙げているタイトルを見ただけで、思い出して切なくなってしまう
ショートカッツは見ていません。本(翻訳ものですが)があまりに衝撃で、頭に自分なりのイメージがはっきりこびりついてしまったので、当時はそれを壊されたくなかった!でも今ならもう冷静に見れるかも?。
孔雀の話と、「ダンスしないか?」(「踊らないかい?」(Why don’t you dance?)と同じでしょうか!?)が好きです。でも他もみんな好きなんだよな……コマッタ。
hotwaterさんはじめまして。
まったりいきましょう。よろしく。
今聞いてるJoni MitchellのBlueという70年代前半のアルバムの曲には、カーヴァーの作品と似た雰囲気を感じます。切れが良くて美しい、澄んだ冷たい空気のような。。。
はじめまして。
私は「カーヴァーズ・ダズン」ぐらいしか読んでないのですが、『おしまいの断片』すごく好きでした。(英語も日本語訳も)
独特の余韻がある作家さんですよね。
はじめまして、mixi初心者のchetといいます。慣れていないので、
好きな作家で検索して、早速参加させてもらいました。よろしくお願いします。好きな作品は、「大聖堂」など。あと、出先なので、タイトルがわからないのですが、離婚した男性のところへ、カーペット掃除の男が来る話。なんだったでしょうか?宜しくお願いします。
“collecters”ですね。
この作品、「翻訳夜話」っていう本の中で、村上春樹と柴田元幸が翻訳比べみたいなことをしてて、そのお題に使われてます。柴田訳のカーヴァーは、私には想像以上に違和感がありました。
宙音さんレスありがとうございます
私は好きな画家の一人であるエドワード・ホッパーの絵画を見ると
なにかカーヴァーの世界と通じるものを感じます。
まさにおっしゃるとおり
「切れが良くて美しい、澄んだ冷たい空気のような」という
言葉がぴったりです。
柴田訳のカーヴァーも是非読んでみたいです。
空音さんレスありがとうございました。
そう「収集」でしたね。柴田さん訳は、なんというか作品の温度ががらりとかわりましたね。好き嫌いは人それぞれでそうです。
カーヴァーの世界観や雰囲気に通じるものって、書き込み面白いです。
読んでる時は無音な気もするのですが、jim forest っていうsax奏者のだるいバラードとか、あとアル・クーパーunrequitedという曲がばしっとくる気がします。
私も本読んだり、mixiで遊んだり(笑)するときは無音です。なんか音邪魔なんです。
機会があったら挙げて頂いた音楽、聴いてみたいと思います。あと、絵にもうといもので、機会があったら・・・
http://www.nahp.jp/earth/topics/2000/20000819.html
ホッパーの絵画少し見られます。
坂本龍一が読んでるっていうんで中学生の頃に「ぼくが電話をかけている場所」を購入(あなたお医者さま?っていう短編が読みたかった)。こういう人他にもいませんか?(笑
あの不思議な余韻、退屈な感じがたまりません。
こんにちは。mixiに登録してすぐにこんなトピック見つけられて嬉しいです。
僕のベストは、まだ一票も入ってませんが「愛について語るときに我々の語ること」かな。(一つだけ選ぶのは辛いですが。)
「ショートカッツ」は原作とテイストが変わっちゃってるけど、純粋に面白い映画だと思いますよ。でも、80を目前にした今のアルトマンが今、もう一度カーヴァーを原作に撮ったら、もっと素晴らしい映画になるんじゃないでしょうかね。
↑スミノフさん
坂本龍一ルートではなかったけれど、「あなたお医者さま?」の余韻は好きです。何度も読んでしまいます。
↑ばーちさん(サイモン?)
のショートカッツ論にも賛成。思い描いていたキャラクターと全然違ったけれど、犬を捨てにいくティム・ロビンスは強烈でした。
横は入りしました。しつれいします。
見る度に「うわ」っていうこのトピックのタイトルが嫌です。(でも面倒なのでこのまま続けます。)
アルトマンが短編1本だけを選んで膨らませて長編映画にしたら、
面白いかもしれないと期待。ないと思うけど。
>ばーちさん
私は大学の頃、ミニコミサークルみたいなのに一度文章を載せたんですがペンネームは「熊のスージー」でした。とほ。
>Chetさん、宙音さん
私は単に本名が千葉だから「ばーち」だったりします。自分でも思いもよらない解釈。あーなんて心地よい誤解なんでしょう。さすがカーヴァー部屋って思いました。
それにしても、アーヴィングの作品はいっぱい映画になっていて羨ましいですね。どれも秀作だし。
アービングの作品は長くて、起承転結あって、個性的なキャラ満載で、ドラマチックですからね。効率よく要素を省くのがポイントではないかと。カーヴァーとは真逆ですね。
来る8月2日は”The writer”レイモンド・カーヴァーの16回忌。
(88年8月2日没)
大作家を追悼して、1篇読みませんか?
わたしは「愛について語る時…」「ダンスしないか?」あたりを予定。
もちょっと早く気付いてたら文豪を語る夕べ「イベント」も企画できたかな〜。
じゃあ追悼して、一個がんばって原文で読み通してみようかな。
ダンスしないか?あたりは短くていいかな。
…そいえば、「カーヴァー好き」とか言ってる割に原文で読んだことないや。チャレンジしてみよーっと。宙音さんは原文もバリバリ読むひと?
はじめまして。
私は『夜になると鮭は』が初めて読んだ作品なのですが…
読み始めたその日の夜中、自転車での帰宅途中に鮭の切り身が道端に落ちているのを見て、何か運命的なものを感じ、それ以来カーヴァーがとても好きになりました。
レイモンド・カーヴァー全集の最終巻
買うかどうか迷っていますが、たぶん買うんだろうな…
その早すぎる死から十六年、八〇年代のアメリカ文学に新しい流れを生んだ作家の全集、待望の完結。未発表短篇(表題作/薪割り/夢/どれを見たい?/破壊者たち)、インタビュー、年譜、作品収録巻一覧他収録。
http://www.chuko.co.jp/new/200407/402938.html
>よはね
原文は基本的に読めないです。短いのならなんとか分かったフリして読み通せるかな、と思って。大学ではカーヴァーの原文を読む英語ネイティブ講師の授業があって任意で取れるので行ってみたら私いれて3人しかいなくて、しかも退屈な授業だったのですぐやめちゃった。
>全集の8巻
それより1〜7巻が欲しい!w
>サトミ
「夜になると・・・」を読んだ後じゃなくても、道端に鮭の切り身が落ちていたら相当に印象的ですね。
>サトミさん
はははっ!おかしい!
それは絶対運命ですよ…>鮭の切り身
よはねさんが教えてくれたように昨日はカーヴァー氏の命日ということで、久々に読みました。”Why don’t you dance?”を原文で。(短い作品ですが、カーヴァーを原文で読み通したのは初めてかも。)その後、”feathers”も読み始めましたが、帰宅したのも遅く、眠気に勝てず読み終わりませんでした。
“Why don’t you dance?”なんて多分3ページくらいしかないです。言葉に出来ないくらい小さな心の動きみたいなものを、たった3ページでしっかり残してる、魔法のようです。この人も魔法使いですね。
ちなみに、”feathers”は一人称で書かれていて気づいたのですが、一人称の作品のが、単語が比較的簡単なものが使われてて読みやすい気がします。たぶん。
初めまして。
全集、本屋で見ました。
でも、内容的には、半分は以前単行本で出たもので、村上春樹も初期の頃みたいに訳し直してないみたいだし、しかも解題はそのときの後書きのままだし、で値段は高いし(それだけ本が売れないってことなんですよね、悲しい。。。)。
でも、残りの半分はけっこう長いインタビューが何本か載ってて、これは読みたいと思いました。
そういえば、春樹の新刊9月に出ますね。
あと、和田誠コンビでは、エスクァイアで連載はじめました。
今月は特別に自宅でのインタビューが載ってます(写真も)。
はじめまして。村上春樹訳の短編集しか読んだことないんですが参加しました。記憶に残っているのは子供が事故にあって誕生日ケーキが届くやつ(題名がさっぱり思い出せない)です。なんだかすごい切れ味だーって思ったのを思い出しました。
>Ryozoさん
はい、それが「ささやかだけれど、役に立つこと」(A small,good thing)です。別トピ「カヴァー入門」でみなが勧めてる名作ですよ。
>村上春樹訳の短編集しか読んだことないんですが
それ以外はあんまり、というかほとんど出版されてないです!
話題もなくて退屈だったので、トップの画像変えてみました。(Googleで検索結果一個目に出てきたやつ。笑)
管理人はトピックのタイトルを編集できるということを発見。早速このトピックを「うわ」から「雑談トピック」に変えました。あけましておめでと〜今年もよろしく。
どうも、はじめまして。本日からコミュに参加させてもらいました。
カーヴァー、いいですよね。あの読後に残るなんともいえない味が。
原書も(本当に少しだけ)読みましたが、やはり春樹氏の訳も素晴らしいと思いました。
ではこれからよろしくお願いします。
ご存知の方も多いかもしれませんが、英語版を購入するなら、とりあえず”WHERE I’M CALLING FROM – Selected Stories” (Vintage Contemporaries)がお得だと思います。カーヴァーズダズンと同じようなスタイルです。
“So Much Water So Close to Home””A Small, Good Thing””Cathedral”など、名編といわれているものはたいてい入っています。Amazon.co.jpで\1407なので、買いだとおもいます。