朗読における著作権

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コメント

  1. 双葉 より:

    双葉さん、ようこそ。

    著作権が消滅していないものは、たとえ無償といえども著作者の許諾が必要だと思います。有償・無償に関わらず、著作者の権利(=著作物をどんな形にせよ発表する権利)は著作者のものですからね。他人が勝手に発表することはできません。

    うち(アイ文庫)の場合は、私自身のテキストを使うか、私が許諾を得た知り合いのものを使うか、あるいは著作物が消失しているもの(著作者が亡くなって50年を経過している作品など)を使うか、しています。

  2. 双葉 より:

     原 民喜 さんのシリーズ、おもしろかったですよ。

     で・・・また、著作権の話になってしまうのですが、原 民喜 さんは、近代の作家ですよね。

    「著作物が消失しているもの(著作者が亡くなって50年を経過している作品」

     ・・・に、該当しますか?

     また、別の質問なのですけれども、「著作物が消失しているもの」とは、「原稿」が、現時点で無い、ということなんでしょうか?

  3. 双葉 より:

    双葉さん。

    原民喜のシリーズ、聴いてくれてありがとう。けっこう苦労して作ったものなので、うれしいです。

    原民喜は1951年3月13日没ですから、著作権は消滅していますね。

    「著作物」は「著作権」の間違いでした。ごめんなさい!

  4. 双葉 より:

     朗読してみたい「現代作品」って、ありますか?

     まずは、出版社に連絡することから始まるでしょうが、どのような手順で、発表することができるのでしょうか?

  5. めん より:

    私は最近は、著作権の消滅したものを選んでます。

    やはり、著作権が気になりますので。

    この夏、100人近く入る会場での朗読会を行いました。

    存命中の作家の作品を使うことに決めたので

    出版社の編集部の、その作家担当の編集者の方に

    電話連絡の上詳細をファックスし

    出版社側にはokをすんなり頂きました。

    しかし作家本人にも、詳細をファックスするようにいわれました。

    了解は得られましたが、使用料として¥5000お支払しました。

    でも使用料が発生したのは、戯曲だったからかもしれません。

    他の人の話を聞くと

    会費や会場の規模にもよりますが

    有名人でもなく、営利目的でない場合は、

    たいていすんなり無料で使用許可が出たと聞きます。

    双葉さんは無償で行われてるのですから

    スムーズに話が進みそうですけど?

  6. 双葉 より:

    >>めん さん

     回答、ありがとうございます。

     わたしは、トピックで、「朗読を始めたきっかけは、盲人用音訳」と、書きましたので、なにか、盲学校にテープを寄付したいと思っていたんです。

     読書傾向が、かたよっているので、「平和学習」に、使っていただきたいと思っていたんですよ。

     「きけ わだつみのこえ」から、抜粋して、朗読作品を作りたいと思っています。もちろん、特攻隊の方々は、亡くなられて半世紀経ちますが、もしかしたら、編集委員に、著作権が移っている可能性があるかな・・・と、思っていました。

  7. めん より:

    なるほど、きちんと考えてらっしゃるんですね。

    日本戦没学生記念会の事務局に著作権があるかもしれませんね。

    でもここなら、相談に乗ってくれそうじゃありませんか?

    双葉さんの考えが良い方向に進行しますように。

    頑張って下さい。

  8. ぺちゃ より:

    >めんさん

    >でも使用料が発生したのは、戯曲だったからかもしれません。

    私たちも、朗読会(入場料をいただいていますが)で使う場合の小説などは、ほぼ、すんなりOKを頂けるのですが、

    お芝居で戯曲を使う場合は、下りない事が結構あるようです。

    同時期に別の劇団で同じ戯曲を使って公演しているような場合などは、下りなかったりします。

    双葉さんのように無償ボランティアでの朗読であれば、

    多分、無料で使用許可が出るのではないかと思いますが。

  9. なるぞう より:

     日本シナリオ作家協会員ですので、正しいところをばご説明させていただきます。

     著作権についてですが‥‥

     盲人用音訳については、点字図書館が製作する場合、著作権使用料は無料となっています。(※点字図書館はその利用対象者が原則として盲人に限られているため)

     ただし、点字図書館以外の団体・個人が音訳する場合には、一般ルールに従って許諾を得なければいけません。(※出版社を通して、著作者の許諾を得る)

     そして、この一般ルールに従っても、著作者が著作人格権をたてに拒否した場合、音訳はできません。

     この著作人格権というのは一般にはなじみのうすい言葉ですが、著作者の「意思」を守るための権利です。簡単にいえば、著作者本人が「いやだ」といえば、音訳、上演などはできない、ってことですね。

    ※著作者本人が許可をすればいいだけってことでもあります。

     で、現実的に、小説などの書籍の音訳に対する許可を拒否した著作者がいるのかといえば‥‥ います。

     日本人なら誰もが知っている大物小説家が数人(いずれも故人)、

     あと脚本家の書いた小説やエッセイの一部では、脚本家本人は許可したい気持ちはやまやまなれど、脚本家が所属し著作権管理委託している日本脚本家連盟から拒否されたというケースですね。(※日本脚本家連盟所属の脚本家の全てが小説やエッセイまで著作権管理委託をしているわけではありません)

     で、この著作権管理委託云々に関しては、これはもう、とんでもなく面倒くさいんです。

     5年ほど前、私はシナリオの字幕問題で、聴覚障害者の側に立って日本脚本家連盟と喧嘩したこともあったのですが、法律は法律だからと全く通じない。その時の対応の酷さに呆れ果て、私は日本シナリオ作家協会に所属することになったんです(この時、シナリオ作家協会はかなり曖昧=柔軟な立場でゆるゆるとOKをくれた)

    「著作権についてはよくわからないけど、音訳ボランティアをやりたい」という場合には、各都道府県にある点字図書館のボランティアになって協力するというのが、一番簡単で楽な方法でしょうね。

    http://www.twcu.ac.jp/~k-oda/VIRN/inst/BrailLib.htm

  10. なるぞう より:

    【追記】

     盲人用音訳については、最初から「許可します」という著作者の意思表示をしたものもあります。

    ▼EYEマーク▼

    http://bba-book.net/eyemark/index.htm

     こちらのサイトをご覧になれば全てわかりますが、EYEマークのついている書籍であれば、盲人用音訳にわざわざ許可を得る必要はありません。(※あくまでも盲人用音訳が目的です)

  11. ぺちゃ より:

    >なるぞうさん

    とても詳細なご説明ありがとうございました!

    大変良く分かり、参考になりました ヾ(@^▽^@)ノ