マイベストC級本は?

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コメント

  1. JUNPEI より:

    私はさいきんレイモン・クノーの「文体練習」を読みました。

    1つのシーンを99通りの文体で綴った本で、小説ではないかもしれませんが、、、小説として読むと、文体によってたった1つのシーンに新しい事実が現れてきて、みょうなおかしみがあります。

    一気に読むよりは、1日1文体ずつ読んでいくのもいいかもしれません。

    ただゴールへ辿り着くためだけに残りのシーンがあるような小説に飽きた方、などにオススメです。

  2. JUNPEI より:

    また自分で書き込みますが、、、吉行淳之介の「薔薇販売人」を読みました。

    それにしても「第三の新人」世代の小説は、今でいうメタフィクションの走りみたいな要素が、ちょっと私にはうっとうしい気がします。

    わざわざ途中で解説みたいなものが入ったりして、物語に入り込みづらいというか、、、それがねらいなんだろうけど、、、

    でも、この「薔薇販売人」は根気よく(?)つきあって丹念に読んでいると、最後で多しょう、良い小説を読んだ気分になるような、そういう仕掛けがありました。

    短編なので、ひまなときにつきあってやるのもアリかと。

    新潮文庫の「原色の街・驟雨」という作品に収められています。

  3. JUNPEI より:

    下北沢に、本だらけの喫茶店がありまして、そこへ美容院の後ふらっと行って、たまたま手にした本がガルシア・マルケスの「十二の遍歴の物語」でした。

    短編集なのですが、その中の「聖女」を読みました。

    正確には、三つ目の「聖女」まで読み、「聖女」が印象に残ったわけですが。

    最近、文章をゆっくり読むようになったので、どうも短編志向になってますな。

    それと、今日ビデオでセカチューを観ました。本よりは良かったです。しかし、ああいうお涙頂戴ものを観ると、まあたまにはこういうのも、という反面、みょうな疲労感がたまって、マルケスのような物語を書ける作家をしみじみ再評価する良い機会になります。

  4. ゆーき より:

    下北沢にはよく行きますが、その喫茶店は知らないです。

    どこにあるんですか?

    ぜひ行ってみたいです。

  5. だいちゃん より:

    C級とはいえないかもしれませんが

    時刻表だけあやつっているようにみえる

    西村京太郎(笑)作品の中で数少ない

    オリジナル作品。

    いや別にトラベルミステリーがオリジナルでない

    といってるわけではなくて・・・以下略。

    「消えたタンカー」

    知ってる人すくないんじゃないでしょうか?

    けっこうおもしろいです。

  6. JUNPEI より:

    >つきとさん

    下北の喫茶店はここ↓です。

    「カフェ オーディネール」

    http://www.ordinaire.net/

    〒155-0031 世田谷区北沢3-25-1 下北沢MTビル3-4階

    TEL:03-5738-0880

    営業時間/12:00〜23:00

    定休日/月曜日(月曜日が休日の場合は火曜日)

    こんな感じなんで、ぜひ行ってみてください。入口が脇道から階段を上るようになっていてわかりづらいので気をつけてください。

    雰囲気ありますよ。

    まだ数回しか行ってませんが。。。

    置いてある本は少し偏りがあるかもしれません。

    村上春樹とか高橋源一郎とか、、、田中康夫も「なんとなく、クリスタル」だけあったり、三谷幸喜の対談集とか、翻訳はアメリカ物がやはり多く、ミステリはほとんどなかったと思います。「深夜特急」は全部揃ってました。

    >nabe-chanさん

    「消えたタンカー」読んでみます。

    西村京太郎は初です。

  7. だいちゃん より:

    >JUNPEIさん

    時刻表めくりまくりミステリーとは

    趣がまったくちがいます。

    私は西村京太郎作品の中では最高傑作とおもっているのですが・・

    評価はわかれるかもしれません^^;

    ぜひ読んだ感想をきかせてください♪

  8. JUNPEI より:

    「消えたタンカー」、さっそく読みました。

    将来有望な新人作家が書きそうな作品だなあ、と勝手に思っていたら、これ、1975年の作品なんですね。物語の構造が現代風なんで、ちょっと驚きました。

    話の展開がとてもテンポ良く、多少強引で途中で?なところがあって「未熟だったんだなあ」と解釈していたら、それもちゃんと結末への伏線になっていて・・・ネタばらしになりそうなのでやめときますが。

    楽しく読めました。感謝です。

    十津川さん、ハードボイルドだったんですね。笑

    ところで、新潮クレストブックから出た「奇跡も語る者がいなければ」という本を、ジャケと多和田葉子の推薦文だけ見て読むことにしました。

    面白かったら、また何か書きます。

  9. シンディ より:

    友人に誕生日にプレゼントされた本です。

    「上海ベイビー」

    中国で発売禁止になった作品で、衛慧(ウェイホェイ)という人が書いています。知ってる人も多いかもしれませんが、1章ごとに

    その章に由来した有名人の格言が載せられていて、とてもこったつくりになっているな、と思いました。

    私は大好きですが、好き嫌いが分かれるかもしれません。ぜひ感想きかせてください☆

  10. くふくふ より:

    どういう訳か、家にあった本です。

    『海軍めしたき物語』高橋孟、新潮文庫。

    とにかく『戦争は悲惨』と言うものではなく、

    『下っ端は悲惨』という話に終始します。

    最前線の真っ只中にいるのに、殆ど他人事の世界。

    まぁ、旧帝国海軍艦艇内と言うのは

    実際こんなモンなんだったんだろうなぁ、という、

    大日本帝国海軍主計科の最も下っ端だった人の話。

    地方紙の漫画家だった人らしく、挿絵もなかなか面白いです。

  11. だいちゃん より:

    >JUNPEIさん

    そうそう

    けっこう話の感じが現代的。

    ああいう作品もかけるんだなーー

    とおもっちゃいます。

    でも一作だけでネタぎれしたんでしょうね(毒)

  12. JUNPEI より:

    明けましておめでとうございます。「あけおめことよろ」というやつです。さっき実家から戻ってきました。

    今回の帰省のお供ですが、、、殊能将之「ハサミ男」と東野圭吾「パラレルワールドラブストーリー」の2冊。

    年末年始はなぜかミステリに傾きますね。

    しかしミステリというのは、読書が流し読みすることを考慮しつつ、かつ丹念に読む一部のファンの期待も裏切らないように書こうとする姿勢には、苦労がしのばれます。

    この2冊は、よく行く本屋のポップに惹かれました。「ハサミ男」は映画化するそうですが、よほどうまく撮らないとつまらなそうだなー

    この2冊、個人的偏見で軍配を上げるとすれば「ハサミ男」でしょう。読まれた方がもしいたらいかがでしょうか?

    >ウェンディさん、くふくふさん

    「上海ベイビー」「海軍めしたき〜」は現在手元にあるので、そろそろ読みたいと思います。

    去年から少しずつ読んでいる「奇跡も語る者がいなければ」は、もうしばらくかかりそうです。これは一気に読む(読める)作品ではないと、勝手に決めつけてます。

    では今年もまた小説との個人的な出会いを大切にして、発掘作業(?)をしていきたいと思います。

    以上、今年の抱負でした。笑

  13. だいちゃん より:

    あけましておめでとうございます。

    本年もよろしくおねがいします

  14. JUNPEI より:

    「上海ベイビー」、読みました!

    性描写がきつくて発禁になったそうですが、それほどでもないような。おそらく、中国というお国柄のせいでしょうか。

    なんにしろ、朝の通勤時間に読んでいたので、いい目覚ましの刺激(?)になりました。

    作中に何度も主人公が、自分自身のことを「自己陶酔、自己憐憫が強い」というようなことが書いてありますね。保守的な中国文化で、それをあけっぴろげに主張しているところが面白かったです。

  15. シンディ より:

    JUNPEIさん。

    上海ベイビーの魅力にとりつかれ、

    来月上海に行ってきます。バーやレストランも本当にある

    みたいなのでたのしみです。

  16. JUNPEI より:

    >ウェンディさん

    本当にハマってるんですね。

    お土産にはぜひ大麻を。。。なんて。

    たしかゲンスブールの引用があったと思います。前に自伝を読んだことを思い出して懐かしくなりました。

    クンデラの引用もありましたね。

    「存在の耐えられない軽さ」はとても熟読したので、あの箇所だけを引用したことにはやや語りたい気分ですがやめときます。笑

  17. JUNPEI より:

    「海軍めしたき物語」、読みました。

    字が細かくて時間かかりそうだと思いましたが、テンポがいいのですらすらと漫画のように読めました。挿絵のせいですかね。

    友達に「今読んでいる本」といって見せたら、目を丸くしてましたが。

    しるこの話と、Kの話が印象的でした。Kは、漱石の「こころ」をふと思い出しましたね。戦争は悲惨です。

  18. JUNPEI より:

    新潮社クレストブックス「奇跡も語るものがいなければ」

    文章や言葉の表現にゆっくり触れたい方、オススメです! 

    決して読みやすい文体ではないため(またページをめくるのがもどかしいストーリー展開でもないため)、読むのに時間はかかりますが、それだけに最後の方で題名の根拠になっている部分を読んだときには、体の中からぞわぞわと這い上がってくるものがあります。

    いつでも読むのを止められ、早く先を読みたいという気分にはたぶんならないと思うので、、、通勤時間の読書などにいいかもしれません。

  19. 昔読んだ本ですが、ハヤカワ文庫「闇の公子」

    タニス・リー著 浅羽莢子訳 などはいかがでしょう。

    豪華絢爛。残虐非道。人畜有害。千夜一夜。

    妖魔の王アズュラーンと、果敢ない人間たちの物語です。

    美しい妖魔の王アズュラーンは、しかしその美しさを

    目にしたことを後悔するほどの邪悪さの持ち主。

    まるで天災のように簡単に人の生き死にを弄びます。

    闇を賛美しながら光を描く、官能的なお伽話。

    「平たい地球」シリーズ第一作目です。

  20. JUNPEI より:

    貴方が忘れた頃に(ほっとしてたでしょうか?)やって来る書き込むJUNPEIです。

    「奇跡も語るものがいなければ」、二回目読了しました。

    新潮クレストブックとはいえ(だからこそ?)一般受けしない(と思われる)本を二度も薦めるのは気が引けますが、、、これはゆっくり読めば読むほど味が出てくる、本当に久々な感じの小説だと思います。

    朝のぼうっとした通勤時間だと、窓から天気の良い外を眺めたりしているうちに、気がつくと数行しか進んでないときなどあり、それがまた、せっかくだから読んだその三行の景色をちゃんと想像してみよう、という気にさせる文体です。描写が細かいからかな。

    >アルファベットのFさん

    「闇の公子」、昔、栗本薫にハマっていたときそのつながりで見つけて読んだ記憶があります。

    栗本薫は好きですか?

    私は今はグインサーガを読むくらいです。

  21. >JUNPEI さま

    「闇の公子」をご存知とは驚きました。

    わたしは萩尾望都氏の表紙でジャケ買いしたのですが。

    お察しの通り栗本薫氏も敬愛しております。

    読んでない本は数えるくらいではないかと自負。

    グインはついに今年100巻行きますね。

    頂点だと思っていたら通過点、というのが氏らしい。

    ではおすすめC級ベスト2冊目は趣向を変えて平凡社

    「恐竜の飼い方教えます」ロバート・マッシュ著・別役実訳

    などどうでしょう。

    タイトルとおりの内容。読めば貴方も恐竜が飼いたくなる、はず。

  22. JUNPEI より:

    >アルファベットのFさん

    まるで2900bpsの返答速度で誠に申し訳ございませんが、私はグインを16年間読みつづけています。

    「恐竜の飼い方教えます」はまだですが、もし恐竜を飼いたくなったらどうすればいいのでしょう? 恐竜のような女とつきあえと?

    さておき。

    こつこつB級本紹介のお時間です。

    CではなくBなのは、いちおう村上春樹訳なので。

    「世界のすべての7月」ティム・オブライエン

    連作短編集ですが、とくに「二人の夫と暮らすのは」が面白いです。

    二人の男と、法律上はともかく結婚した女のきれっぷりな価値観と、それに振り回される男のせいいっぱいの抵抗みたいなものがおかしく書かれています。

    最近は文章のリズムや言語的な表現方法に目を引かれる読み方をしていたせいか、今回は内容を単純に想像しながら、そうすることが楽しい読み方を堪能してます。

  23. JUNPEI より:

    呼ばれて(ないのに)飛び出て(しまう)ジャジャジャーンのJUNPEIです。

    GWはいかがお過ごしでしょうか?

    私は最近平日にビデオを観られない環境のため、ビデオを3本観ました。「スチームボーイ」「2046」「僕の彼女を紹介します」・・・え?映画の話なんかするなと? ごもっとも。

    ではオススメです。今回もまたB級というよりはBを横に倒して∞(無限大)な作家なのですが。。。

    「予告された殺人の記録」(ガルシア・マルケス)です!

    読書耐性?はかなりあると勝手に思っている私が、ずっと前に読みづらくて一度放り出した本ですが、腹据えてつきあってやると、すごくめちゃくちゃ面白かった。とにかく構成にしびれて、何か大きく、ぽっかりあいて広がっているものを目の前にしたときのような感動がありました。

    ちなみに私の「大物作家の挫折本リスト」には、ピンチョンの「重力の虹」もあります。

  24. JUNPEI より:

    とても素晴らしい本に出会いました。

    「サクラモルトで乾杯を」

    著者は「大洋秋緒」です。

    これは読者を選ぶかもしれません。新入社員の話を書いた小説です。しかしこれほど「小説を書くこと」「書かれた小説であること」に誠実な作品はないかもしれないと、そんな風に思わせられました。できれば、もっと早く、自分が新人だった頃とかに読みたかったです。

    アマゾンで偶然見つけ、レビューを見て買いました。

    (送付料の関係で他の本と一緒にですが…)

    本当に良かったです。

  25. hisa より:

    はじめまして。

    最近読書熱が復活してきて、

    いつも読む作家さんが偏りがちなので、

    いろんな自分の知らない本も読んでみたいと思って

    ここに参加させていただきました☆

    >JUNPEIさん

    「サクラモルト〜」とても気になります。

    今度早速読んでみたいと思いました。

    本屋さんいかなくちゃ。

  26. みー より:

    はじめまして。

    最近友達の影響で小林泰三にハマって居るんですが、中でもお薦めなのは

    「目を擦る女」

    短編集なのですが、ほのぼの、サスペンス、お笑い、アンソロと作者の色んな作風が楽しめる一冊です。

    真面目な良い作品もあるにも関わらず、読後は「ターイムマッシぃーーーン!」(二本の指で適当なポーズを取る)が頭から離れなくなります。「蚊」のアンソロも強烈なインパクトが残ります。

    小林泰三は「玩具修理者」しか読んだことが無いと言う方も是非。

    お薦めです!

  27. JUNPEI より:

    さて、、、「いま会いに来ました」JUNPEIです。ビデオレンタルになりましたね。映画も雑食です。イマアイとターミナルがいつもレンタル中で、サブ監督の「Monday」を先日観ました。

    >hisaさん

    「サクラモルトで乾杯を」、癖のある文体かも知れませんがオススメです。アマゾンのレビューなどご参考にされるといいかもしれません。

    >みーさん

    小林泰三は読んだことないですね。新鮮です。今はマルケスの「族長の秋」を読んでまして、クチュクチュバーンの作者(吉村なんとかいう…)の新作でも次は手をつけようかと思ってましたが、ひょっとしたら泰三にいくかもしれません。気まぐれなので。。。

    さて。久々のビックリドッキリC級本ですが、

    小野不由美「屍鬼」

    でもこれ、途中から、文庫本でいえば3巻あたりからはもう「どーでもいい」感じ。。。

    友人はこれで徹夜したというが…

    文庫本の解説で宮部みゆきが絶賛しているけれど、宮部みゆきにがっかりするくらい、マニア向け小説です。キングへのオマージュってそんなに大事ですかね??

    ところで今回の芥川・直木賞候補が決まりましたね。

    直木賞は「となり町戦争」かな。まだ読んでませんが、評判いいので。

  28. 笑っていただくことだけに、注力して、

    こんな本を作りました。

    まずは、騙されたと思って、

    下記サイトで立ち読みしてください↓

    http://toenta.co.jp/tonton/tachiyomi.html

    必ず笑います。

    笑ったら買ってください。。。