エレック時代の泉谷しげる

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コメント

  1. 「光と影」のころ、よくラジオでライブ番組とかで、泉谷しげる&イエローのライブ、よくやっていたのです。

    特に印象に残るのが、「国旗はためく下に」。ああいうもののライブ音源、今、聴いてみると相当いろんなバリエーションのライブ演奏があったと思うので、今世紀中に何とかならんかなあと思います。

    ラジオ番組でのライブを聴いたあとに、「光と影」のスタジオ盤の「国旗はためく下に」を聴いた当時、歌も演奏もずいぶんと抑えめにやっているなという印象をもったのを強く覚えています。

    ので、なおさら。と。

  2. DJ刈 より:

    エレックレコードが倒産したため泉谷の初期5タイトルは、フォーライフから再発されることとなります。

    その際、ジャケットが全てリニューアルされました(トピックの写真は全てエレックで出たもの)。

    ここで重要なのは、名盤『光と影』の内容が変わってしまったということです。

    まず、「序曲」と「終曲」がカット。

    まぁ、これは泉谷のナレーションみたいなもんなので別にいいのですが、「個人的理由」もカットされています。

    「国旗はためく下に」と「ひとりあるき」はフォーライフからの第一弾として出た『ライブ!!泉谷〜王様たちの夜』のテイクに差し替えられています。

    それに伴なって曲順も大幅に変わっています。

    再発盤には’マスターテープ行方不明の為”と説明されているのですが、なにか怪しいなぁと思うのは私だけではないでしょう。

    特に「国旗はためく下に」は、その後ライヴの重要なレパートリーになっているだけに。

  3. DJ刈 より:

    はじめまして(になりますね)中川一郎さん。

    私は「国旗はためく下に」は『ライヴ!!泉谷』のヴァージョンを先に聴いたので、オリジナルヴァージョンを聴いた時にはやっぱり’あれ?こんなだったんだ”という思いはありました。

    泉谷がリイシューにかこつけて、国旗のオリジナルを無かった事にしてしまったのでは?というのは今でも思ったりします。

    アルバムではミカバンドとやった曲が際立っていて、それは今聴いても変わらないのですが「個人的理由」のオリジナルヴァージョンは残してほしかった気がします。

  4. DJ刈さん、綿密なトレースにもとづく、詳細なご説明、ありがとうございました。ELEC原盤とフォーライフ盤でそれほど変わってしまったわけですね。

    これまで認識しておりませんでした。時期は、丁度、フォークソングからニューミュージックへの転換の時期。その頃高校生でしたけれども、エレックとフォーライフとの間には、先鋭とマイルドというようなスタンスというか印象の違いを色濃く感じておりましたが・・。

  5. DJ刈 より:

    泉谷は わりとすぐにフォーライフ辞めちゃったんですよね。

    70年代後半からフォークは洗練の方向に走っていくんですが、泉谷は洗練を通り越して最終的に『エレべ−タ』でニューウェイヴになっちゃいましたね。

    この節操のなさが泉谷っぽいんですが、考えてみれば はっぴいえんど や はちみつぱい などはフォークの人達のバックやっててその後テクノやニューウェイヴに走ったわけですよね(YMOやムーンライダーズという形で)。

    私はフォークとニューウェイヴをそれほど分けて考えていません。

    詞のメッセージ性などはパンクと通じるところもありますし。

    余談ですが、『黄金狂時代』はエレックが経営的にヤバくなった末期に会社の人間から’アルバム出してくれないとつぶれる”と言われて作ったと自伝本の中で語っていました。

    ‘なんだよ、出してもつぶれたじゃねーか”とは泉谷の弁。

  6. DJ刈さん、どうも。

    「フォークとニューウェーブ分けない」・・これ、何かこう、ずっと自分が感じていたことをしっかりと言葉にしていただいた感じです。

    中川は「絶対零度」という「ニューウェーブ系」と称されたこともあるバンドに参加しておりましたが、ギターやってた笹山と、中川・・ともにそのバンドやるまでは、フォークの方法でそのまま、バンドやったと。そしたら、結果として出てきたバンドの音楽が「ニューウェーブ」と位置づけられていたようだった・・

    実感からすると、これだ!みたいな歌の原型のようなものがあったら、とるものとりあえず、演奏つきの歌にして、とっとと人前でやる。洗練・・・???みたいな感じですね。

    D.O.Aという英国のパンク・シーンを扱った映画で、スタジオでコードの押さえ方確認しながら、練習してるバンドとか出てきて、それは、フォークでやった方法論と同じと直観的に、DJ刈さんのお言葉を読んだ後で、そう思えます。

    泉谷さんの場合は、メッセージ衝動本位というか、あるいは、ニューウェーブバンドの方法が、泉谷さんのメッセージ衝動のスピードに追いつくことができたので、成り立ったところがあるのかもしれない。と思いました。