小津安二郎の魅力

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コメント

  1. funka より:

    ダンディな小津。身嗜みってのも大事ですから。

    「小津安二郎は威風堂々としてどこにいても目立つ上に、自分の作品の中に突然現れても違和感のないような風貌をしていた。大柄で背幅が広く、色黒で、赤みがかった雄偉な鼻の下に口髭があった。家では和服を着ていたが、外ではチャコールグレイの背広、そしてソフト帽だった。日本人には珍しいくらいその帽子がよく似合った。ダンディな小津は、服をあつらえる時は一度に同じものを五着注文したという。」

    (岩波新書『小津安二郎』浜野保樹著 より抜粋)

  2. k21 より:

    えづくり と キモチ

  3. ニゴウ より:

    学生のとき鎌倉のお墓に行きましたが

    墓石まで小津監督の粋を感じました

    「無」

    只一文字

  4. Ako より:

    私も、昨年初めて北鎌倉にある小津の墓参りに行きました。

    「無」の文字もそうですが、墓石が正方形だったのも印象的。

    ああいう宗派なのでしょうか。

  5. ||○ 四 より:

    僕もお墓参りしてきました。

    小津家は一件だけですっていわれても、お墓には小津って書いてないし。

    卒塔婆には書いてありましたけど。

    無の一文字が見えたときは、震えました。

    円覚寺は小津映画のような静けさがあってとても良かったです。

    もうすぐ命日ですね。

  6. J.K より:

    命日の前日(11日)、鎌倉円覚寺に墓参に行ってきました。

    ほかに小津に関わる場所なども歩いてみました(詳細は私の日記に書いております)。

  7. Aki より:

    小津監督って最高で最良のナルシストって感じがします^^

    「無」ですかぁ。ちょっと鳥肌で感動しちゃったです。

    「宗方姉妹」で田中絹代と高峰秀子が訪れた、奈良・京都・神戸も素敵だったなぁ。

    洒落てますよね。小津監督。

  8. Aki より:

    「豆腐屋」なところでしょうか。

    晩年、変わらぬスタイル・設定でとり続けていらっしゃいましたが、ある意味それはものすごく「挑戦的」な事に思えます。

    一見、周りから見ると同じようでも「職人」から見ると

    1つとして同じ出来の物は無いのでしょうね。

    探求する人、です。

  9. 三平 より:

    視点。

  10. 三平 より:

    下ネタが下品でなく、さりげないところでしょうか。

    なんとなく、江戸っ子のシャイな一面を見るような気がします。

  11. オンキ より:

    同業者の端くれとしては驚異的な構成主義者だと思います。

    サイズ・アングル設定、小道具の位置の数学的・建築的な厳密さが凄い。

    あのノホホンとした「おはよう」の各シーンを

    ワイヤーフレームのキャドCGに起こしたら大変な事が次々分かると思う。

    あの土手を行き来する人々の現れ消えるタイミングの非常識なまでの

    厳密な法則性には眩暈すら憶えます。ランダム分散値とでも言うんですかあれ。

    本当に意地の悪い人だったんだろうなあ、と。

    「一人息子」でトンカツ屋の旗がはためくショットを編集マンが

    仮編集バージョンより24分の1秒伸ばしたのを見逃さず

    「やりやがったね。あれでいいんだ。」と後で声を掛けて褒めた

    談話を読んで、人事とは思えないながら実は

    小津さんみたいな作り方を憎んでいます。

    小津さんは現場の人間には呪いです。

    あそこまでやられたら外に出れない。

    孫悟空とお釈迦様の指みたいなもんです。

  12. オンキ より:

    あの、なにも映像的なスペクタクルないなかで、

    ある種、異様な、タイミングのよい、

    展開は、

    スリル、つぎどないなるのテ感じ。

    こはやかわ卦の秋

    小早川の秋

    杉村春子先生の、ある式で、急に泣くシーン

    いつみても、飛ばされますね。

    で、そのあと、これ、もらっていくわよ

    と平然といいはなつ。

    凄すぎます。

    オズノ魔法使い、いわく

    4番バッターは、杉村春子だ。

    そのトウリだと、おもいます。

  13. オンキ より:

    成瀬さんの「流れる」のクライマックスで杉村春子が

    「そんな夢みたいな事いったってねえお姉さん、このウチは

    もう立ち行きゃあしないんだ、ふんっ!」と酔ってよろよろ

    立ち上るシーンにも4メートル位ぶっ飛ばされます。

    いきなりカメラまで手持ちになって春子さん追っかけるんですもん。

    後、オズの春子さんは「晩春」で拾った財布をねこばばしようとして

    口惜しそうにあきらめる異様なカット割りのシーン。

    薄ら寒くなります。

    春子さんと五十鈴さん。

    ヘビとマングースでしょうか。

  14. さか より:

    ヴェンダースなど愛好家を持ち出すまでもなく、なにかしらの存在感があり、グローバルに訴求できる作家、と思います。

  15. Miya より:

    Akiさんのおっしゃった『豆腐屋なところ』というの同感です。

    今でこそ、『ネオジャパン』だとか何とか言って日本文化が海外でもモテはやされて来ていますが、50年前以上から『この映画を見て外人が【日本っていいな】と思う時代が来る』という信念を持って自分のスタイルを貫いたところは凄いと思います。

    『どうでも良い事は流行に従い、芸術は自分の考えに従う』みたいな事言ってましたよね?小津先生。それって実行するのは結構難しい事だと思います。

  16. 『座る』ということは彼のひとつのテーマのように思います。登場人物はおそらく圧倒的に座ってる時間の方が立って動いているより長いのではないでしょうか。そのぶんカメラ目線も床に近く畳すれすれです。外でも立ち話ではなく座り話です。お尻の感覚が大事なのでは。

  17. 小津作品は基本として悪人が出てきません。

    というより悪人も悪人として描かない処があります。

    そういう彼の視点が好きです。