呉先生の話題あれこれ

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コメント

  1. はしばし より:

    呉智英先生、高田馬場で孔子だったかなんだったかの講座をお持ちでらっしゃるはず……すごくおもしろくないという噂……でも聞いてみたい。居眠りなんぞして怒られてみたい……

  2. おおっ!

    七名も登録している・・・(^-^)

    あたしが初めて読んだのはクルマ雑誌NAVIに書かれていた記事だと思います。

    それから出る本はたいてい買ってます。

    一般的にはアナーキーな評論?って言うんだろうけど、あたしにとっちゃ、極々ノーマルな考え方に感じています。

  3. はしばし より:

    うん。ノーマルです。

    ただ面と向かって言う人がいないんです(笑)。

    ハゲについても学歴についても。

    あー、ゴチエイせんせいに会いたいなあ。

  4. ひで より:

    >>はしばしさん

    こちらですね、論語講座

    http://www.geocities.jp/pchchk/

    呉先生の自宅と私の実家が隣町なもんで、

    例のサイレン訴訟はすっごく身近です。

  5. ひでさんへ

    あたしも隣県なんで身近な話題でした。

    東海ラジオのお昼前の中日新聞ニュースで呉智英氏の名前が出た時は思わず笑ってしまった。

    んで結局どういう結論になったのでしょうか?

  6. はしばし より:

    先生、敗訴じゃなかったかな。

    えっと判決理由は

    「必要とされ、住民の生活をおびやかすほどのナンタラは認められない」だったか。

  7. はしばしさんへ

    まあ、真っ当な判決ですね。(^^;

  8. ウツボ より:

    ラジオ深夜便の「ないとエッセー」

    6月7日(月)〜10日(木)後11:30〜

    「論語は意外におもしろい」

    呉智英(評論家)

    NHK第1放送で放送されています。

  9. はしばし より:

    おほほほ、すいません、やっぱり先生だったのか!

    ラジオ深夜便はよく聞くんですが、

    途中からちょっとしか聞けなかったんで。

    今日も明日も聞けないなあ。とほほ。残念。

  10. ♭雪男 より:

    おむすび顔の南なんとかとコンビで何かやってくれないかなー

    じゅうぶん儲かってんのかな??

  11. はしばし より:

    伸坊さんですか?

    そうですねえ。

    少し前に、昔のバラエティという雑誌に掲載されていた

    「シンボーズ・オフィスへようこそ!」というのが再版されたんですけれど、そこの先生がメチャおもろいですねえ。

    過激なマジメさをイジってくれる人がいると突然火花出ますもんねえ。二人でなんかやってくれないかなあ。ほんとに。

  12. trinityDIC584B より:

    http://www.kurapaso.net/200201/tanken_02.html

    検索して出てきた先生のお顔画像。

    薄くなられましたねえ。しみじみ。

  13. はしばし より:

    あー、この間、あらゆる養毛剤を試した話をされてました。

    理由は「女にもてたかった」んだそうです。

    ええええっ????

    というわけで、あらゆるハゲ化を研究して闘い抜いた先生。

    な○ら○壱のヅラ疑惑に思わず声を荒げておられました。

    「フォークシンガーがそんなことでいいのかっ! それは理念に反するっ! あるがままの姿を歌わなくて何がフォークであるかっ!」

    って、な○らさんがフォークシンガーっていう認識を持ってらした先生が意外でございました(笑)

    しみじみ。

  14. ウツボ より:

    小林よしのりにも「呉智英、美人秘書を連れてくる」って

    ゴーマニズム宣言でつっこまれてたなあ。

    べつにもてたがったっていいでしょうに。

  15. むかーし別冊宝島?で「インテリ大戦争」っていう黄色い表紙の本を出してて、偶然手に取ったらすげー面白かったのでファンになりました。あの本はもう絶版なんでしょうか。

  16. ふじふじ より:

    あの本だけは文庫化されていません。いろいろ今となっては間違っていた、てな箇所が多いようです。さて先日、呉先生の「悪所通い」を中島らもがばらした、という「朝日新聞」の「明るい悩み相談室」をコピーしてきました。夫子42歳の頃ですが、よろしいじゃございませんか。

  17. ふじふじ より:

    ご存知の方、お教え下さい。

    呉先生の防災無線裁判、一審判決後の動向を知りたいのですが。またどこかに載っているなら教えていただけませんか。

    控訴は既にされたのでしょうか。金と時間がかかっても最高裁までやる気でおられると以前読みましたが。

    出来れば、どのような法廷闘争をされたのか、具体的な事も知りたいのですが、知る手立てはないものでしょうか?

  18. ふじふじ より:

    http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20050311/20050311a4210.html

    残念ながら、控訴審でも負けました。上告の方針のようです。

    名古屋高裁行けば、判決文も確認できそうですが、ネット上の検索ではなさそうでした。

  19. ふじふじ より:

    げ〜! 自治体も裁判所も狂ってます!

    ふじふじさん、ご回答有難うございました。ニュースには全く気付きませんでした。

    公判日とか分かっていたら傍聴したかったです。弁護士をどうしたのかなど詳しく知りたいので、また調べてみます。その後の情報など得られた方、ぜひお教え下さい。

    (書き忘れましたが、私は元々ゴッチ先生のファンです)

  20. ふじふじ より:

    http://homepage1.nifty.com/shobo/bosai.html

    防災無線に関して、まとめてるHPがありました。呉先生の発言も読めます。

  21. 以費塾、今度の9月から始まる14期で最後になる模様です。

    躊躇されてまだ参加したことのない方、ラストチャンスとなりますので、可能であれば受講しましょう!

    http://ich.jp.vu/

  22. 10年くらい前、高校の文化祭の講演会にお招きしました。ゴーマニズム宣言にもよく登場なさっていた頃ですね。小林よしのり氏とはどういうお付き合いを?という質問に、一年に一回仕事の打ち合わせで会う程度、とお答えになっていました。

    しかし肝心の講演会でどんなお話をされたのかまったく覚えておらず・・・。無念。

  23. より:

    論語講座 以費塾第14期(最終講義)

    講師 呉 智英  

    企画 浅羽通明

    開講 二〇〇五年九月九日、以後、毎月第二、第四金曜日・午後六時半より二時間(予定)

    教室 早稲田経営学院(JR高田馬場駅下車五分)

    受講料 全期一括で一万円 半期のみ6千円(支払いは第一回講義の際)

     申し込み 〒170−0002 豊島区巣鴨1−41−7第一丸茂荘206浅羽方みえない大学本舗に葉書

    問い合わせはメールでasaba@piko.to まで

    内容 全三十回で岩波文庫「論語」を音読して、先生の講義を受ける先生を囲んでのコンパあり

    http://ich.jp.vu/

  24. 機能別ヘ より:

    怪我人さん>

    没要子(mei yo zu)さん>

    前に仕事の時間を割いて行ったんですけど、仕事の都合で3回ぐらいで行けなくなっちゃったんですよね。

    くやしいなー

    また行きたいです。

  25. 機能別ヘ より:

    大学時代に「バカにつける薬」を読んで以来の大ファンです。

    編集者なんていう仕事を選んで後悔するばかりでしたが、呉先生と仕事でご一緒した時は、「編集者になってよかったな〜」と感激したものです。

    企業PR誌の連載を1年間お願いしていたのですが、打ち合わせで会う度に自慢話を披露されていたのが印象的でした(笑)。

  26. より:
  27. 斉諧生 より:

    >没要子(mei yo zu) さま

     

    こういうWebpageがあったとは知りませんでした!

    さっそく明日にでも書店に行って、呉先生が取り上げられた新書をチェックしてきます!!

     

    ありがとうございました! <(_ _)>

  28. 小谷野敦 より:

    再び恐れ入ります。ゴッチ先生の上告がどうなったかご存知の方いらしたら、またお教え願いします。

    もう棄却されてしまったのか、まだなのか…たった今もネットを検索してみましたが、新情報は見つからなくて。

  29. 小谷野敦 より:

    呉先生の天敵、石子順は和光大の教授になっていたのですね。清貧の呉先生よりよっぽど実入りはいいことでしょう。呉先生の弟子といったら、浅羽にせよ大月にせよ、冷や飯食ってばかり(浅羽は予備校で儲けているのか?)、寂しいです・・・。

  30. ケロタム より:

    今月から以費塾がはじまるんですよね。どなたか参加されているかたいらっしゃいますか?

  31. すかぢ より:

    >石子順

    表現学部教授?!教授?!

    視覚文化論って……考えただけで夢がひろがりんぐでした。

    『ミスター味っ子』を読む子供達に対して「アフリカでは食べ物に困っているんだぞ!」とか言って、子供達と大げんかした人ですよね。もうボクには夢しか見えないです。

    教えているのは漫画の歴史という事で……。

  32. 小谷野敦 より:

    天敵じゃなくて宿敵でした。天敵じゃあ呉先生のほうが弱いみたい。

  33. ケロタム より:

    和光大、以前は輝いていた大学だったのに… 最近はサッパリおもしろい話を聞きません。単なる関東ローカルの中堅文科私大という印象です。なぜだろう…

  34. イワハシ より:

    以費塾、行ってきました。

    すごい楽しかったです。

    次回も楽しみー。

  35. イワハシ より:

    宿敵というか、単に嫌いなだけでは、とも思います

    論ずるに値しない

  36. ケロタム より:

    以費塾、きょうからだったんですね。うらやましいなあ〜 ミキコさん、ぜひサワリを再現講義してくださいw

    > イワハシさん

    害なすものは駆逐しないと… もっとも大昔に論破しているので、ことさらに取り上げる必要もないとはおもうけど。

    あ、でも和光大学のいたいけな学生を感化しているとしたら、それはそれで問題だなあ。

  37. すかぢ より:

    >天敵じゃなくて宿敵でした。

    安心したです。すこし悲しい気持ちで読んだです(教授ってだけでそうなのかーとか)。

    呉先生って天敵があるとしたら誰なのでしょうか?

    結構有効攻撃回数から考えるに……小……いやなんでもありませんすみません(笑

    でも攻撃されている時の先生はなぜかうれしそうですよね。

  38. 小谷野敦 より:

    愛のある攻撃もあるから。

  39. 小谷野敦 より:

    でも和光大教授なら給料もいいだろうし、それにひきかえ呉先生は清貧。「バカ撲滅運動」などと言いつつ本当の馬鹿には優しい呉先生。新聞の歌壇や俳壇を読んで号泣しちゃう呉先生。こんな人柄の立派な人はほかにいません。呉先生が死んだら泣きます。

  40. ケロタム より:

    基地の外はともかくとして、とも語るべき価値のある相手であれば反論(攻撃か?)であっても聞くという態度であるよね。

    でもって、エッセイで読んだ気がするけど、被虐嗜好があるかもしれな(このへんウロ憶え)w

    聖書をひきあいにだして、自分を論破してくれた人にはすぐについていくと「転向予告宣言」までしているのだから、天敵カモーンでしょ。

    逆に終生のライバルといえば、初期著作などでは封建主義と敵対した福沢諭吉があるでしょう。個人的には福沢の考え方にも授業的なものがけっこう入り込んでいるかなとおもうけど…

    それにくらべれば和光大学教授なんて小さい小さい… 福沢を敵にまわすことは塾生すべてを敵に回すことで、連中カネもってるからね〜w

  41. すかぢ より:

    >愛のある攻撃もあるから。

    丸山眞男を論じた場所で目の中の澱を指摘だかの例をだして語っている場所って、弟子と師の関係性を語ってますよね。

    自分の目の澱を指摘してくれる様な、そんな後輩の方々に恵まれたのは呉先生の人柄によるところだと思います。すばらしいです。

    最近、ボクが好きな大森哲学を、これまたすごく好きな野矢茂樹が根本から解体して作り直してますが、呉思想というのも大きく根源から問い直す価値があると思います。

    愛のある攻撃もある。

    すばらしいお言葉だと思います(結構出来そうで出来ないのですよね)。

  42. 動的平衡 より:

    名古屋にある中日文化センターで呉智英先生による「名古屋学」の講座が10月2日から開講されました。これから1月まで第1日曜日13時から14時30分までです。10数名でしたから、途中からでも受講できると思います。「豊臣秀吉が本当にサル顔ってだれか見たのか!」「大名古屋ビルヂングの由来」など名古屋関連の話題を中心に充実の1時間半でした。終了してから少しお話もできました。呉智英先生は昔はゴミ箱から雑誌を拾うような時代もあったようですが、現在は捨てているそうですよ。

  43. ケロタム より:

    名古屋学っていうのが興味深いテーマですね。「中国人と名古屋人」あたりをベース(マクラくらいかな)に独自の世界を展開されるのでしょう。セミナーに参加できる人がうらやましい限り。以費塾にも参加できなくて後悔ばかりです(嘆息)。

  44. イワハシ より:

    な、名古屋かあ〜

    大阪なので、無理すれば行けそうですが、かなり無理しないとなあ〜

    いっそ、大阪でも、なにか起こせるといいんですがねえ…

  45. 小谷野敦 より:

    そういえば、夫子はさきの選挙には行かれたんでしょうか?

    士大夫という立場なら投票に参加しても良さそうだし、その辺はどうなのでしょうか(笑)

  46. 小谷野敦 より:

    誰か〜、本当にゴッチ先生の裁判について知っている方はいらっしゃいませんか…。

    自分で問合せろって? もちろん皆目情報なければ、そうするより他ありませんが、大勢が興味もって見守っているに違いないと思っていたのに…それすら見当外れだったのだろうか? というのも気になるのですよ…。

  47. 小谷野敦 より:

    防災無線訴訟で呉さんの敗訴確定 最高裁が上告棄却

    2005.08.06 中部朝刊 39頁 (全182字) 

     愛知県西枇杷島町(7月7日から清須市)が防災無線で毎夕、音楽を流すため、静かな生活を送る権利を侵害されたとして、同町在住の評論家呉智英さん(58)が町に放送の差し止めを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(横尾和子裁判長)は、請求を棄却した1、2審判決を支持し、上告を退ける決定をした。呉さんの敗訴が確定した。1、2審判決は、「騒音は受忍限度を超えていない」と判断した。

    読売新聞社

  48. 機能別ヘ より:

    源三位入道さん、ご丁寧に有難うございました!!

  49. 機能別ヘ より:

    私が

    呉先生の著書で最初に拝読させていただいたのは

    インテリ大戦争 でした まだこどもだったので 本を書いたりする人は立派な人なのだろうと思っていたのですが 先生にやっつけられている輩をみて よくもまあこんな馬鹿が本書いて他人に読ませてしかも金までもらってやがる と蒙を啓かれました

    はじめて御尊顔を拝させていただいたのは十何年か前に

    西部邁氏と大東文化大で公開対談なされたときでした

    でも それっきりで わたくしめずるずると大衆への堕地獄を…いかんいかん!

    発奮!精進! 勉強させていただきます

    呉先生と福田恒存とにはその主張に共通する部分もみられると思いますが

    子の福田恒存への評価はどのようなものでしょうか?

    例の「九十九匹の羊」の福田のの言葉を引いて言論の無力について論じた文章は記憶にあるのですが 他に

    子が福田恒存について書かれている文章を御存じの方いらっしゃいましたら

    何卒御教示下さいませ

  50. 機能別ヘ より:

    「読書家の新技術」で触れられていたような気がします。

  51. 「オウムと近代国家」で99匹と一匹の例をあげて評価していましたね。

  52. 機能別ヘ より:

    直接福田氏のみを論じた文章は見当たらないですね。

    ただ、以前お話したときには「平和論に対する疑問」は他の鋭い知識人でも書けるが、「一匹と九十九匹と」は福田でなければ書けない文章だ、と話されていました。あれは一種の共産主義容認論だとも。

  53. 機能別ヘ より:

    みなさんありがとうございます

    「一匹と九十九匹と」の話は手元にある

    危険な思想家 の中でも2箇所で取上げられてました

    福田の論考のうち

    正かなづかい の問題や 職人と芸術家の関係 職業倫理 等については

    呉先生も割合近い立場で発言なされているようなので

    子が直接 福田についてふれている文章があれば

    その共通点と相違点が分かりやすかったのになぁ…と思ったのですよ

    発憤(←このばやいこの字の方が正しいですね)して勉強します

  54. ハリカリ より:

     こんにちは。参加したばかりの浦島太郎です。

     名古屋の中日文化センターで先月から開かれている呉さんの名古屋学講座を受講しています。時折書き込まれている「突破者の母」さんと同じです。

     別のスレッドにある支那の話も出てきて非常に面白いのですが、学歴の話も名古屋学と絡めて大・大・大炸裂しています。「主題は名古屋学じゃなくて学歴なの?」というくらい。

     思わずハハハと笑って拝聴してしまっていますが、ふと我に返ると考え込んでしまいます。世間で学歴が重要視されている事実は知っていますし、その事実を子供たちにちゃんと突きつけられない現状は子供たちにこそ悪い、と思っていますが、それほど大事なものなんでしょうかね。学歴ロンダリングは悲しすぎて見ているのが嫌になり、それでバカにしてしまいます。呉さんの学歴に対する「執着」は一体何なんでしょうね?

     星占いや血液型占いは差別が堂々とできるところが人気の源泉だ、と呉さんはどこかで書かれていました。学歴は現代における身分差別、ということなのでしょうかね。ご存知の方はおられますか?

  55. 昔何かのテレビで「私の時代は早稲田「専門学校」ですから。」

    と東大以外大学と認めていなかったと仰ってました。

    東大出身者に厳しいですよね。

  56. ハリカリ より:

    村田チャージさん、レスありがとうございます。

    >早稲田「専門学校」

    ですか。『賢者の誘惑』に出ていた対談で「呉さんは学歴にうるさいから東大だと思っていたら、早稲田だったんだ。ハハハ」という場面がありましたね。

    以前、呉智英さんがトークライブに出演して下さった時に「私の出身の東海高校(進学校)では早稲田なんて恥ずかしかった」というようなことを仰いました。

    >東大出身者に厳しい

    とは意外でしたが、言われてみれば今回の名古屋学講座でも、東大出身者の方をかなり厳しく揶揄しておられました。

  57. ハリカリ より:

    明日、12月4日、13時から呉智英さんの「名古屋学の真実」第三回目があります。名古屋市の中日文化センターです。これを含めて残り二回です。

  58. 動的平衡 より:

    テレビにゴッチ先生が出ている!!

    と言っても地元名古屋ローカルですけど。メーテレの夕方の番組に、河村たかし衆議院議員と作家の海月ルイ先生とともにコメンテーターとして出ていました。味噌煮込みうどんに匹敵する濃い人選でした。

    ゲストはスケートの浅田姉妹でした。

    ところで来年にむけての先生からのメッセージは「不安から安心へ」でした。

  59. うら より:

    はじめまして。

    いきなり質問です。

    呉さんが綿谷りさちゃんについて書いてる記事ってありますか?

    綿谷りさちゃんへの先生の評価が知りたいんです。

    ご存知の方おられましたらレスいただけると嬉しいです。

    よろしくお願いします。

  60. うら より:

    流れを無視した揚げ足取りをお許しをm(_ _)m

    上で何名かの方が使ってらっしゃいますが、「おられる」ではなく「いらっしゃる」「おわす」が正しいのではないかと。

    先生に怒られるかな〜と思いまして、指摘させて頂きました。

    私の間違いであればどなたか訂正お願い致します。

  61. 小谷野敦 より:

    浦島さま

    現代のように、大学へ行けないほど貧しいという人があまりいない日本では、学歴は頭脳の目安になるということで、しかし偽善的な世間は、「人の価値は学歴ではない」などと言うので、呉先生はその欺瞞を撃っているのですよ。もっとも『読書家の新技術』では、学歴のない人には通信教育を勧めています。

  62. 小谷野敦 より:

    >うらさま

    ありがとうございます。

    ご指摘とても感謝です。

  63. 小谷野敦 より:

    では、再度。

    ご存知の方おわしましたら

    超よろしくお願いします。。。

  64. 小谷野敦 より:

    yukaさん

     それは変です。おられましたら、でいいと思います。

  65. うら より:

    わざとです。。。。

  66. うら より:

    Yukaさま

    源三位入道さま

    少し調べてみましたら、必ずしも間違いであるとは言えないようですね。「おる」は謙譲語だから・・・と思っていたのですが。

    超失礼しましたm(_ _)m

  67. 小谷野敦 より:

    いえ、より賢明な言葉遣いをしたいので

    知ることができて良かったです。

    呉氏の、生真面目でないところが(というと笑われてしまいそうですが)私は好きです。

  68. 小谷野敦 より:

    さようでござりまするか。

    綿矢りさの件も、さては冗談でおわしまするか。

  69. 小谷野敦 より:

    いいえ。

    りさたむの才能を見逃すはずはないですもの。

  70. 小谷野敦 より:

    りさたむの才能ねえ…。呉先生が存命の小説家を評価したのは見たことないのですが。

  71. 小谷野敦 より:

    あ、言及しているものがあったら知りたいという意味で書き込みました。

    存命の小説家を毛嫌いするスタンスは、

    あまりよろしくないですね。実際の読書量が少ない人が言いそうな感じ(私もそうですが)。

  72. 小谷野敦 より:

    柳田國男は、弟子がアナトール・フランスの小説をフランス語で読んでいるのを発見して「小説なぞ読んでいる暇があったら勉強しろ」と叱りつけた、というのは呉先生が紹介していたエピソードで、現代小説など読んでいる暇があったら諸子百家を読めと呉先生も言いそうです。

  73. 原田 より:

    こんにちは、はじめまして。

    横レスにて失礼。

    >呉先生が存命の小説家を評価したのは見たことないのですが。

    『マンガ狂につける薬』でカトリーヌ・アルレーを評価しとられますね(同時に最近の若者に『わらの女』が読まれていないことも嘆いておられますが)。

    現代小説についてはその凋落を「歴史的必然」とおっさってる呉氏ですから、ある種のレトリックとして

    >現代小説など読んでいる暇があったら諸子百家を読め

    とか、確かに云いそうではあります。

    ↑呉氏が小説全体を貶めている、というわけではないですよ。

    でも呉氏が綿矢りさ氏について書いてるものがあれば私も読んでみたいです、是非。

  74. 小谷野敦 より:

    >現代小説など読んでいる暇があったら諸子百家を読め

    うーん。

    呉さんが、女子校生の言葉に耳を傾けるのをいとわない、という意味で、あまり目くじら立てないだろうなって思ったんですよ。小説の凋落についての話は、なんだか落ち着いて来た気もしますね。

    原田さまのレス、とても感謝です

    (私にフォローレスしたわけでないかもですが)☆

  75. 小谷野敦 より:

    まあ、小説というのは19世紀に興隆したジャンルですから、20世紀半ばには既に衰退していて、新刊小説など読む価値はあまりないということですね。

  76. 小谷野敦 より:

    意外と面白いですよ。

    人の名前かたってるひまがあったらぜひ、一冊。

    小説家というのは テレビよりは良いものです。

    私は何年も鬱傾向で、難解な本を読む気が全くなかったけど、

    安易なものだとバカにして新刊小説を2、3冊読んだら、

    みるみるうちに他のジャンルの本まで読書できる気力が回復した。

  77. 小谷野敦 より:

    ああ、大西巨人なら読む価値ありですね。確かに呉先生が巨人をどう評するか。

    芥川賞受賞作は毎回読んでいますが、どうってことないですね。

  78. さく☆さく より:

    「マンガ狂につける薬」で歌野 晶午 「葉桜の季節に君を想うということ」を紹介しててびっくり。

    現代ミステリなんて興味ない人だと思っていたので・・・。

    「このミス」1位のミステリぐらいは読んでいらっしゃるのかもしれませんね。

    もともとミステリ好きらしいし。

  79. 小谷野敦 より:

    「ドグラ・マグラ」とか「虚無への供物」も好きでしたね。

    (偽物じゃありません)

  80. 摩耶山 より:

    ご存知かと思いますが、以前探偵小説をを書いて「幻影城」に応募されてます。(佳作が泡坂妻夫)

    「腐食図」って題名だったと思います。

    活字にはなってないようですが。。。。。。

  81. 太郎 より:

    葉桜を紹介してるのってダヴィンチですか?だとしたら何月号ですか?

  82. さく☆さく より:
  83. 太郎 より:

    >さくさくさん

    有難う御座います。

  84. 小谷野敦 より:

    「ランティエ」八月号に呉先生のかっこいい近影あり。

  85. 鷺宮 より:

    産経新聞のサイト「iza」に夫子のコラムが掲載されています。

    【コラム・断】天皇制と国家意志

    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/13282/

    ネット上で夫子の文章を、しかも横書きで読むというのは奇妙な感じがします。

  86. 小谷野敦 より:

    芥川賞だめですか、、。

    何か書く上で方向を見いだしたいのですが参考になる作家がいると良いのですが、、。トピずれすみません。

    (ほんとだ、ほんものだ)

  87. 小谷野敦 より:

    ほんものです。知ってて言ってるのかと思ってました。

    私も若い頃は小説家を目指していましたが、うまく書けませんでしたね。いきなりフィクション構築をめざすより、高校時代の嫌な思い出とかを書いてみるといいかもしれません。

  88. 機能別ヘ より:

    てっきり源三位入道さんのファンの方かと思っていました。

    ちょうど「いきなりフィクション構築」に引っかかってるところでした。

  89. 機能別ヘ より:

     今月の『文藝春秋』の「小さな大物」のコーナーに夫子の写真が何点も載っていて狂喜しました。

     犬好きなのは知っていましたが、しかし、あんな生物まで飼っていたことがあるとは!

  90. 村田藤吉 より:

    >今月の『文藝春秋』

    手塚治虫の葬儀に参列したときのトレンチコート姿がキマッてましたね。

    >あんな生物まで飼っていたことがあるとは!

    よく検疫にひっかからなかったものです。

  91. 赤翁 より:

     30歳で思想家になろうって100万貯めてやめちゃう夫子、自分が30になるととても真似できません。カッコいい。昭和天皇のメモが話題の文藝春秋9月号で夫子の写真、なぜかニヤニヤしてしまいました。今も渋いし背も高いし、髪があった昔はモテたんじゃないのかなぁ。

  92. 小谷野敦 より:

    呉智英先生は上機嫌である。確かに多くの若手に影響を与えてはいるが、宿敵の石子順が和光大教授だというのに、三流大学の非常勤をやるだけだったり、何の賞とも無縁で、よくああ上機嫌でいられるものだと感心してしまう。

     その理由として、

     1、生まれつき。先天的躁気質。

     2、実は実家が資産家。

     3、女に不自由していない。

     などが考えられるが、まあだいたい1だろうが、3も考えられる。だいたい宮崎学が「美青年」と書いているし、今でもダンディーである。昔どころか、今でもモテモテなのでは。

  93. 初めまして、です。

    源三位入道様、2は、先生御自身が笑つて否定してをられましたよ(笑)。御実家は「子供を私立中学に通はせて犬を二匹買つてゐても大丈夫な程度」の経済状態だつたさうで……。3については、コメントを控へませう(てか、知らないんだけど)。

    ま、おそらく1なんでせうね……。実際、酒席を御一緒させて戴いてあんなに楽しい人は、さうはゐないのでは……。

  94. 小谷野敦 より:

     さうですか。しかしそれは結構資産家のうちに入るのでは・・・。3については、いただいたお葉書に「恋愛もセツクスも好きだけど」とあつて、不自由してゐない雰囲気ではありましたね・・・。

  95. おお、仮名遣ひ お附き合ひ下さいまして、有り難うございます(笑)。

    そのレヴェルを「資産家」と呼ぶのもありかも知れませんけれども、しかし、それが還暦を迎へてなほ「上機嫌」でゐられる理由と考へるのは、些か無理があるやうな……(笑)。

    あと、呉先生の御経歴をよく存じ上げてゐるわけではないのですが、理科大や法政大を「三流」とは言はないのでは……。

  96. グルーナ より:

    呉先生にとっての一流大学は「綜藝種智院大学」だけではなかったかな? 

    昔編集していたミニコミ誌を持った呉先生その他の写真が『文芸春秋』に掲載されていたと家族に聞いたが未見。

  97. 小谷野敦 より:

    前に『ダ・ヴィンチ』で誰かアイドルのインタビューを受けて、社会に貢献できるのは日東専駒あたりがボーダーだと言っていましたが、どこかの五流大学で講義をしたときの感動話がありましたね。あれは東京理科大ではないのかな。法政大の二部では、授業中にピザの配達を頼む学生がいるそうで・・・。まあ法政は二・五流くらいでしょうね。

  98. なるほどなるほど……。ま、大学の全てを「何流」までに分類するかの問題でせうか。理科大が「五流」とすれば、今なら「三十五流」とか「五十二流」とかいふのもありさうだしね(笑)。ただ、呉さん御自身は、理科大は高く評価してをられるやうな口ぶりでしたが(ま、「理科大の歴史」を、といふことかも知れません)……。

    > 呉先生にとっての一流大学は「綜藝種智院大学」だけではなかったかな?

    とすれば、「一流大学」の「教授」になつて「上機嫌」になるわけにもゆかない道理で(笑)。

  99. より:

    >「三十五流」とか「五十二流」

    そこまで末流になるとカウントするのもアレですね(笑)。

     四十代の悲しみでしたっけ、どこに入っていた文章でし

    たかねぇ。

     もちろん、私もへっころ谷私立、オソレ山大学の口です

    (笑)。

  100. 動的平衡 より:

    >3、女に不自由していない

    以前、酒席にて「憧れたのは久我美子さん(ご母堂と同世代らしい)の喪服姿」とおっしゃっていました。しかも夫君(平田何とかという俳優)の葬式の悲しむ姿だそうだから、相当ご高齢になっておられたと思います。そのような素敵なご趣味に合う女性が現代におられるのでしょうか。

  101. 小谷野敦 より:

    中年ブスが好きだという話も(「だめんず・うぉーかー」の倉田真由美との対談)

  102. より:

    高学歴・ブス・性格ワル女という三点セットもありませんでしたっけ?

  103. すかぢ より:

    >中年ブスが好きだという話も

    あれは本当なのでしょうか?

    どうもなぁ‥‥キャラ作りの一環?とか思ってしまうのです。

  104. 原田 より:

    もう十年くらい前のことですが、以費塾での講義の際、南子夫人について、

    「年のころ四十の妖艶な美女、女盛りです。いいですねー」

    などと、やけにアツく語っておられたのを覚えています。

    ブスではないですが性格の悪い中年女性がお好きなのだなぁと思いました。

    >高学歴・ブス・性格ワル女

    酒席で他の塾生に「それって中島梓では」とツッコまれてたような記憶が(うろ覚えですが)。

  105. より:

    武田久美子ってのもあった気がする…。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060904-00000009-dal-ent

    ※このネタ、塾生率高スギ(笑)。

  106. 小谷野敦 より:

    うーん、若い人たちには四十はおばさんに思えるのだろうが、私から見てさえ四十なら女ざかり(人による)ですから、単にそういうことかもしれませんが、小林よしのりが描いていた謎の美人秘書は?

  107. やたがらす より:

     いまどき三十路では美人でも、「妖艶な、女ざかり」とはいわんでしょう。40代、女盛りでしょ。

     美人秘書、小林のマンガのどこに出てきましたっけ。こんど本人に聞いてみます。

  108. 小谷野敦 より:

     いやー、私の友人は同い年で43だけど、35以上は女じゃないって言ってます。

     図書館へ行って月刊文春の呉さんのグラビアを見て、一瞬コピーしようかと思ったんだけど、カラーだったし、「戦争着物コレクション」の始めの女の子がかわいかったのでそちらをコピーしてきました(笑)

  109. より:

    > うーん、若い人たちには四十はおばさんに思えるのだろう



    > 単にそういうことかもしれませんが、

     ほとんどその通りのことをおっしゃっておられたと記憶します。

    > 小林よしのりが描いていた謎の美人秘書は?

     ネタと認識しています。(何れかの編集者かと)

  110. グルーナ より:

    『文芸春秋』、やっと見られた。

    呉先生が持っている雑誌の表紙絵はオレが描きました。

    というか、落書きを描いて編集部に捨てていったら拾われて

    表紙にされてしまいました。

    絵のタイトルは「意外にも『プロ倫』を読めと学生にしつこく勧める

    舛添要一助教授(仮名)」です。

  111. 小谷野敦 より:

    『文藝春秋』十月号では、呉先生、坂東眞砂子事件で一文を寄稿。もちろん、「獣権論者」の愚劣をいうものである。

  112. より:

    今週号のR25で『現代人の論語』が取り上げられています。

  113. 呉智英夫子といえば、無類の眼鏡フェチ!

  114. より:

     直接、夫子とは関係ありませんがお許し下さい。

    中谷美紀『自虐の詩』でコミカルに主演

    http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=119934&media_id=8

  115. 小谷野敦 より:

    時々思うのですが、この日本には「呉智英を読んでいる人と読んでいない人」がいて、後者とは話が通じなくて困ることがあります。皆さんもそういう経験はありませんか?

  116. より:

    関西方面の方がうらやましいです。

    呉智英、諸星大二郎

    ◆シンポジウム「マンガと人類学」

    【ご案内】

      京都におけるユニークな学問的系譜の継承と革新をめざす「京都人類学研究会」。そして、同じく京都でマンガという文化を新たに発信し始めた「京都国際マンガミュージアム」。この一見無関係な2つがコラボレーションすることで、これまでほとんど論じられなかった「マンガと人類学」の関係を改めて考える!

    <第一部 世界のマンガ文化> 10時00分〜12時00分

      マンガミュージアムオープニング企画展「世界のマンガ展」にからめて、世界各地におけるマンガの受容状況をレポートしていただく。同時に、マンガと人類学の関係について考える。

    *総合司会 吉村和真(京都精華大学助教授)

    *スピーカー

      村上知彦(マンガ評論家・神戸松蔭女子学院大学専任講師/東アジア)「受容から発信へ 東アジアとまんがの21世紀」

      都留泰作(文化人類学者・マンガ家・富山大学助教授/アフリカ)「経験としての人類学、そしてマンガ。アフリカと沖縄から」

      マット・ソーン(文化人類学者・京都精華大学助教授/アメリカ)「コマの中を形づくるコマの外の世界」

    <第二部 諸星大二郎の世界> 13時00分〜15時00分

      マンガ家の諸星大二郎氏と評論家の呉智英氏をお迎えし、『マッドメン』に代表される諸星作品の「神話」的世界を読み解く。また、マンガという表現に描出される現代社会における「神話」的機能を読み解く。

    対談 *諸星大二郎(マンガ家)×呉智英(評論家)

    ■日時 2006年12月16日(土曜日)10時00分〜15時00分

    ■場所 京都国際マンガミュージアム一階「多目的映像ホール」(京都市中京区烏丸御池上ル)

    (以下の地図をご参照下さい)

     http://www.kyoto-seika.ac.jp/kyotomm/

    ■参加費

      無料(ただし、マンガミュージアムに入館いただくためには、別途料金が必要です

    ■申込方法

      参加は事前登録制です。参加希望者は、「マンガと人類学シンポ参加希望」という題目で、京都人類学研究会事務局・田辺明生(tanabe@zinbun.kyoto-u.ac.jp )までメールをお送りください。

    ■問合せ先

      京都人類学研究会事務局(田辺明生)

      tanabe@zinbun.kyoto-u.ac.jp

    ■主催 京都国際マンガミュージアム、京都人類学研究会

    http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_notice/ippan/061216_1.htm

  117. より:

    追加です。

    えむえむ通信 第2号(PDFダウンロード, 3.30MB)

    http://www.kyoto-seika.ac.jp/kyotomm/ja/mmnews.html

    しりあがり寿先生インタビュー

    オープニング展速報

    呉智英日本マンガ学会会長からのメッセージ

    など

  118. >メリー・ポピンズさま

    なんとなく分かる気がするのですが…、例えばどのような話題でそのように思われたのですか?

  119. 斉諧生 より:

    >没要子さま

    情報ありがとうございました。

    地元にいながら承知しておりませんでしたので(汗)、

    さっそく申し込みました。

    と〜っても楽しみです!

     

    >あひるあひるあひるさま

    横から恐縮ですが、私もメリー・ポピンズさんと同じような感覚を持ちます。

    例えば「すべからく」の誤用に気付いていない人と話すときなど。。。

  120. まつき より:

    「すべからく」については、もう「すべて」という意味が定着しかかっているような…。

    呉氏の読者としては、引っかかるものがありますが

  121. 小谷野敦 より:

    あひるさま、斉さま

     うーん、それだけじゃなくて、「人をバカっていう人がバカなんです」みたいなことを言う人とか、「シナ」はひたすらいけないと思っている人とか、「民主主義」はひたすらいいものだと思っている人とか、ですね。もっとも呉さんの本を読んでなお言うならいいんですが、単に読んでない、という感じの・・・。

  122. >メリー・ポピンズさま 斉諧生 さま

    私の周りには、そもそも呉智英さんの著作を読んでいる人が全くいません。その上、そんな話題があがることすらありませんので、ある意味メリー・ポピンズさんや斉諧生さんが羨ましいです。

  123. より:

     話の腰をおってすいません。えむえむ通信 第2号の『呉智英日本マンガ学会会長からのメッセージ』の夫子の写真は「上機嫌」という感じだと思うのですがどうでしょう(笑)。

  124. よどがわ より:

     ちょっと前、斎藤貴男さんの講演会に行きました。ああいう熱い左翼(?)私は好きなのです。ちょっと行き過ぎ、それなら昔のダメ左翼とかわらんなぁ、というところもありましたが、アベ政権や新自由主義イデオロギーに対する痛快な批判など、なかなか勉強になりました。

     が、、、

     途中で、「すべからく」を誤用。

    「あちゃー」という感じになっちゃいました。

     呉さんも推薦する梶原一騎伝まで書いていながら、呉さんの本を読んでないんだなぁ、と思うと、心でマイナス20点っていう風に思ってしまいますね。

  125. 小谷野敦 より:

    福田和也もすべからくは誤用していて、宮崎哲弥が、呉智英読んでないんだなあ、と言っておりました。

  126. より:

     「すべて」の意味ですべからくを使うのは、浅田彰さんもそうですね。

     おしなべてという言葉もあるので、「すべて」をちょっと気取って言ったり書いたりしたいときは、そちらを使えばよいのかと思うのですが、どうでしょうか?

  127. 私自身もちょっときどっていた高校時代に「すべからく」を「すべて」の意味で誤用していましたが、呉さんの著作を読んで、顔から火がでるような思いをしました。

    >没要子(mei yo zu)さん

    おしなべて、だと若干雰囲気がかわってきますね、そこは個人的な好みによるのかもしれませんが。

    「すべからく」を誤用する人々は「すべからく」という言葉の何となく高級というか、優雅な雰囲気が気に入って、使っているのではないかと思っているのですが、どうなんでしょうか?

  128. 没要子(mei yo zu) さま

    浅田彰が「すべて」の意味ですべからくを使っている

    文章の例 お教えいただけたらうれしいです

    言葉は通用 流通していたら

    それが 正しい のでしょうけど

    起源的に最近まで誤用であった言葉

    使われはじめて間もない若いこなれていない言葉

    を使ったり 使ってる人をみたりするのは 恥ずかしくなるときがありますね

    アメリカのテレビの災害のニュースを見て

    アナウンサーと被害者の言葉が違うことに気づいたりします

    ああ こういう言葉を使う人は

    災害にあうような場所に住んでたり

    災害にあうような職業についてたり

    災害にあうような生活をしてるんだ

    ちょっと悲しくなったり腹が立ったり恥ずかしくなったりします

  129. より:

    あひるあひるあひる さん

     たしかに、言葉についての感受性が変われば言葉も変りま

    す。幸田露伴も誤用だと知っていてもつい使ってしまうという

    ようなことを書いていた気がします。あまり目くじらを立てる

    きもありませんが、せめて、使わないように心がけるとか、も

    ともとの意味に思いを馳せるというくらいの余裕が欲しいです

    ね(笑)。

    over Q さん

     すいません。典拠はすぐ思い出せませんが、シンポジウムな

    のでは比較的多用している記憶です。柄谷行人のシンポジウム

    などをご覧頂けますでしょうか?よろしくお願いします。

  130. 小谷野敦 より:

    「せめぎあう」の誤用については、私はもう広く使われているから、よしとして使っています。

  131. 没要子(mei yo zu) さま

    ありがとうございます 調べてみます

    すべからく を 全ての意 ではぼくは使いませんが

    これ夫子の述べておられるように

    努力もしないくせにアカデミズムに憧れ

    自分が不遇をかこっているというルサンチマンを持つ卑しい臭い民主心の持ち主が

    無教養なくせに高雅な表現を使いたくなっちゃって使うという面もありますが

    ぜひともすべき 当然すべき

    という原意が

    集合論的に 全て がそうであるのが望ましい

    というニュアンスを呼び

    全ての意 で使いたくなっちゃう誘い水になっているとは

    考えられませんか?

    でも間違いは間違いであると広く啓蒙したいのですけれどね

    まぁ啓蒙なんて不可能なんでしょうけど…知らしむべからず

    中学校くらいで教えればいいのに…

    無知は空っぽではなく間違いがびっしりつまってる状態である…

  132. より:

    >無知は空っぽではなく間違いがびっしりつまってる状態である…

     仰るとおり。付け加えるとすれば、間違いを取り除くまいとする強固な信念と努力が「無知」を生みます。

     シニカルに聞こえるかもしれませんが、人は知りたくないこと、知ると、損になることは知ろうとしないものです。

     と、言っていても仕方がないので、口直し(笑)。

    自分の日記で恐縮ですが、

    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=268474626&owner_id=51718

  133. 没要子(mei yo zu) さん

    ものは知ってる方が人生楽しいのにね

    知っている脳みそについてる目で見る方が

    世界や人間は輝いて見える

    きたないものもたくさん見えちゃうのだけれど

    最初の細胞は、何十億年後にあっても依然として、しかも今では数限りなく多い複写体のうちに生きている。どこに目を向けようとも、最初の細胞が存在する。それは、大地に園をつくり出し、緑の植物をつうじて、大気を作り変えた。またそれは、われわれの目を作り出し、青い空と星とに目を開かせた。うまくいっている。

    『よりよき世界を求めて』カール・R・ポパー著小河原誠・蔭山泰之訳(未来社)より

    うまくいってる…しびれるね…

    世界は生物はうまくいってる…

    意見を殺すのが死んだり殺したりしない方法なのにね

  134. muromav より:

    > ものは知ってる方が人生楽しいのにね

    純粋に知ることを楽しんでいるうちはまだいいのですが。

    自分が知っていることを他人に自慢したくなったり、

    また相手が知らないことで人を見下したりしたくなるのは、

    ひょっとしたら諸悪の根源ではないかと、

    それで人類は滅ぶのではないか、

    と思う今日この頃です。

  135. 自慢…

    かわいいもんじゃござんせんか

    人類なかなか滅びませんよ

    けっこうしぶとい

    地球はさらに大きくて

    人類が全面核戦争百回やっても

    びくともしない

    地球にやさしい

    って ちゃんちゃら…

    背伸びや見栄は社会性の一部で場合によっては好ましいというか微笑ましいのですが すっげえかんちがいしてる てらいや気取り もありますよね…自信の無さや気弱な優しさの裏返しのことも多いのですが…

    年齢が若い人は背伸びや見栄か 食ってかかる反抗か 斜に構える軽蔑 かなんかがあるとそれっぽくてうれしいのですが…

    最近 意外と ないのかしら…って おれが すっげえ年寄りみたい…すみません若造です

    共通の公準が尊敬されていないというか…

    馬鹿には馬鹿と言うのがいいのだけれど…

    ちっぽけな共同体の枠組みを押し付ける性格って絶対に文化にはあるけど

    それって どの方向からみても 弱者救済 だぜ

  136. 原田 より:

    >没要子(mei yo zu)さん、

    えむえむ通信及び youtube の朝生動画のご紹介、ありがとうございました。

    おっしゃるとおり呉先生の笑顔が、上機嫌で、何となく好々爺という感じですね。珍しい。

    呉先生は最近お帽子をよく被っておられますがお似合いですね。

    朝生の呉先生は、若い!そして頭髪につい注目してしまいました。すみません。

  137. TANI より:

    >没要子(mei yo zu)さん

    同じくyoutube動画、どうもありがとうございました。

    私も朝生はあまり見ていなかったので、朝生での夫子の雄姿を初めて拝見しました。さすが、夫子。感服しました。

    (でも、確かに動画をUPした人はすごいですね)

    私が一番最近で夫子をTVで見たのはマンガ夜話くらいでしょうか?

    今だと朝生当時よりも発言が制約されそうであり、夫子ももうTVには見切りをつけているんですかね? 

  138. 小谷野敦 より:

    以前「サイゾー」で、「朝生」はちゃんと議論をする場ではなくて、長引かせるだけだと書いていました。栗本慎一郎はテレビに出ることによって本来の読者を失ったとも。次にそうなるのは舛添要一だとか。でも舛添先生は議員になったし、元々著作ではさほど人気がなかったので、それを言うなら宮崎哲弥だろうと思いました。

  139. より:

    >それを言うなら宮崎哲弥だろうと思いました。

     じゃあ、参院選、全国区かもしれませんね(笑)。

  140. アクビ より:

    >没要子(mei yo zu)さん

    youtubeご紹介ありがとうございます。貴重映像ですね!

    「かたわもん」て言ってますね。生だから放送されたんですね。

    さすがです…。

  141. 小谷野敦 より:

    >没要子さん

     いや、今は全国区はない・・・。あったら私は「日本喫煙者党」で出る(笑)。

     「M2」終わったんですね。

  142. より:

    >いや、今は全国区はない・・・。

     「前言はこれに戯れしのみ。」もちろん冗談です(笑)。

     ただ、非拘束名簿方式比例代表制を「参議院 比例 全国区」と扱う場合もあるようです。

    http://seiji.yahoo.co.jp/bin/gisearch?ha=70&c=1&su=31

    >あったら私は「日本喫煙者党」で出る(笑)。

     その節は、是非、投票させていただきます(笑)。

    >「M2」終わったんですね。

     はい。今売りのサイゾーが最終回です。M2ではないですが、後続企画も準備中みたいですよ。

  143. ちょっと今の流れを折っちゃいますけど、先生の著作を読むようになってから、「民主主義」という言葉に目ざとくなった気がします。

    よく言われる「民主主義的ではない!」みたいな言い回しが、単に法治主義とごっちゃになっていたりとか、気になりますね。

  144. TM Networkの作詞で知られる、作家でシンガーソングライターでマンガ家の小室みつ子のホームページを見ていたら、プロフィールで尊敬する人物に呉智英夫子の名をあげていました。

    私はTM Networkも好きだし、夫子も好きなんだけど、こんなところで繋がってくるとは個人的にすごく驚いたので思わず書き込み。

    意外なところで夫子のファンというのはいるものですね。

  145. 小谷野敦 より:

    「新刊ニュース」一月号「作家が選んだこの3冊」

    呉先生が選んだのは

    ドラモンド「あなたに不利な証拠として」ハヤカワミステリ

    「大山倍達正伝」新潮社

    大島一洋「芸術とスキャンダルの間」講談社現代新書

     でした。

  146. より:

    メリーさん(で切ると何か変ですね)情報提供ありがとうございます。

    『インテリ大戦争』をお持ちで無い方、よろしければどうぞ。

    http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h41454568

  147. より:

    『表現者』の最新号で吉本隆明について文芸評論家の高澤秀次さんと対談されていますね。

  148. 小谷野敦 より:

    呉さんは2006年に父上が亡くなったので喪中です。年賀状出した人はいませんね。

  149. 匿名 より:

    最近このコミュニティに参加いたしました通風亭と申します。

    よろしくお願いいたします。

    呉先生のお父様が昨年お亡くなりになられていたことは存じませんた。

    年賀状は出しておりません(出したくてもご住所を存じません)

    『犬儒派だもの』収録のエッセイ「父と飲む」を思い出しました。

    父親と飲むというとどうせお酒の話だろうという常識をぶち壊す痛快なエッセイでした。

    お父上様のご冥福をお祈りいたします。

  150. 小谷野敦 より:

    (おやじのせなか)呉智英 教養あふれるエゴイスト

    2006.04.23 東京朝刊 21頁 教育1 写図有 (全888字) 

     数え90歳で、この1月に亡くなったばかり。いわば「教養あるエゴイスト」で、基本的に自分のことにしか関心がない人だった。冷たいわけではないが、心のどこかで家族も他人という感じ。私も同じ性格だから、そんな父を「かっこいい」と思っていた。

     織機会社の営業マンで、昭和20〜30年代は、メキシコやインド、中近東に長期海外出張していた。名古屋の下町の社宅住まいだったけれど、母によると、30歳で今でいう月20万〜30万円もの小遣いを使っていたらしい。背広も靴も仕立て品。今なら200万円もするカメラも持っていた。

     小樽高商卒で、家には父が当時買った本があり、経済書だけでなく萩原朔太郎など文学書も多かった。名古屋高商も受かったのに、わざわざ小樽に行ったのは、小林多喜二や伊藤整が学んだ小樽の雰囲気を面白がったんだと思う。

     小学校の卒業式で読む答辞の文章を考えていたら、「こういう風にした方がいい」と珍しくアドバイスしてくれたこともあった。本当は私のような物書きをやりたかったんじゃないかな。

     ただ、父が好きなのは山本周五郎などの歴史小説で、私が書くような評論には全く興味がなかった。たまたま買った雑誌に父の話題を書いていたことがあって、「おれのことをネタにして銭を稼いだな」と言われたくらいだ。

     もう20年も前から入退院を繰り返していて、7年前、父の世話をするために郷里に帰った。入院中に汚れた下着を替えてやったら、「お前に世話をしてもらうと思わなかったなあ」と言う。普通ならばここで親子の情愛あふれる物語になるのに、父は自分中心の人だから、そうはならない。お尻がさっぱりしたら、すぐに寝入ってしまった。私の方もたまに世話をするだけだったし、別に親孝行とも思ってないけど。

     結婚するのが当たり前の時代だったから、父は家庭を持たざるを得なかったんだろうが、本当は私のように独身でいたかったんじゃないか。でも、そうだったら、私は生まれてないけど。

     (聞き手・松田智子)

    朝日新聞です。

  151. 匿名 より:

    メリー・歩ピンズ様

    記事をご紹介いただきありがとうございます。

    拝読いたしまして“昭和20〜30年代は、メキシコやインド、中近東に長期海外出張していた。”というところで『大衆食堂の人々』収録のエッセイ「オルテガたち」を思い出しました。

     メキシコ出身のプロレスラー オルテガのことは知りませんでしたが…

  152. 村田藤吉 より:

    今発売中の「CIRCUS」という男性誌の「私の人生を変えた一冊」みたいな企画に呉先生が登場してました。若い頃に読まれた本について語っておられました。たしか江戸時代の日本語研究の本か何かです。立ち読みなんでうろ覚えです。

  153. より:

    下記のようですね。

    http://www.kk-bestsellers.com/magazine/circus/index.htm

    ■特集2

    あの有名人が選んだ

    人生を変えた劇薬本(2007年度版)がこれだ!!

    http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/2549135/s/

  154. 小谷野敦 より:

    村田さん

     それは足立巻一の「やちまた」ですね。

  155. より:

    昔のものですが、

    『儒教』 橋爪教授の宗教講義

    第1部宗教的生活 湯島聖堂、呉智英氏主宰 以費塾

    第2部『宗教的対話』 ゲスト 呉智英氏(評論家)

    放映 2003年1月18日(土)14:00〜15:00

    MXテレビ(東京メトロポリタンテレビジョン)

    儒教って宗教なの?・・・世界の宗教の中でもっとも宗教らしくない儒教。しかし儒教的な考え方は気づかないうちに日本人の心に染みついていた。一体儒教とはどのような宗教なのか?伝統中国の社会システムにおける儒教の重要性について徹底討論!

    http://www.tkfd.or.jp/division/public/nation/ibunka.shtml

  156. ケロタム より:

    儒教が宗教かどうかは宗教の定義次第でしょう。なので、あまり158の問いかけ自身には意味があるとはおもえません。ギリシア哲学のように、宗教であろうがなかろうが、儒教は人類にとってとても意味のあるものという評価になるのではないでしょうか。

    橋爪氏大三郎は「世界がわかる宗教学入門」http://mixi.jp/view_item.pl?id=498322で儒教をとりあげておりますし、先人のウェーバーも儒教を宗教と分類して研究書を書いてますから、それほど奇特なことでもないとおもいます。

    オイラも儒教を宗教と考えうるとおもいますが、ユうダヤ教や仏教・イスラム教などとはずいぶんと異なる面があるのはたしかでありましょう。なので、ことさらに宗教なのだと力説するとややこしいことになるので、その場合は「宗教ではありませんけど、なにか?」ってことでよろしいのではないでしょうか。

    「儒教なんか宗教じゃないよ!」という人(日本人であれ外国人であれ)が相手であったとしても儒教の論理であれこれ話せるし… (´・ω・`)

    ところで、158さの異見では儒教は宗教・非宗教のどっち?

  157. まつき より:

    たしかに日本では儒教は一種の社会思想として受容されていて宗教として機能しているとは言いがたいですね。しかし、韓国では宗教として受容されているようです。

  158. より:

    〉159: ケロタノ さん 今晩は

     レスがおくれました。ケロタノさんの仰っるとおり、儒教が宗教かどうかは宗教とは何かという定義によります。

     確かに儒教はキリスト教、ユダヤ教、イスラム教、仏教とくらべれば随分違っていると言えるでしょう。

     しかし、では、キリスト教等他の宗教に政治道徳、社会道徳の側面が無いかといえば、そうではないと思います。

     呉先生が以費塾の講義で仰っていることですが、宗教にはどの宗教にも、思想、体制イデオロギー、習俗の面があります。

     お答えになっているかどうか分りませんが、儒教が宗教か非宗教かという問いには完全な回答はありません。強いて言えば「キリスト教とは違うけど、こういう宗教もあるよ」とは言ってもいいかもしれません。

     面白みの無い話ですいません。昔、オルガンという雑誌に呉先生が宗教の定義について書かれていたと思うので、興味ある方は探されてはいかがかと思います。

  159. 小谷野敦 より:

    私は呉先生が盛んに褒めていたので、白川静というのは偉い学者なのだと信じていましたが、実のところ「中国の古代文学」はよく分からず途中で投げ出しました。で、

    http://blog.goo.ne.jp/kaohigashi/e/1b9d73077d6f7d916399454c89fe94a4

    本当に偉い人なのか、ちと疑問になっています。

  160. 匿名 より:

    さういえば。

    先日の朝日新聞の名古屋本社版で、愛知県知事選に事寄せて「私のマニフェスト」のコーナーで先生が持論の実力本位の学歴社会を実現を訴えておられました。

    先生のことをまったく知らない母親に読ませたところ、新鮮な意見に映ったようです。

  161. グルーナ より:

    白川静に関しては、谷沢永一の『紙つぶて』でも最終版の自註で評価が、かつての肯定からほぼ全否定(白川静を信じるな!)に180度転換していたことに興味を覚えました。渡辺浩先生が「漢字の語源に関しては三つの学説におおまかに分かれているのですが、私はいくつか読んだ結果、どれも信用しないことにしています。」と言われていましたが、なるほど白川、藤堂に加えて加藤常賢でしたか。「官学対私学」とか「碩学対全共闘」などの人間ドラマ込みで、ちょっと下駄はかせられちゃった感じなのかな。

  162. 白川静については

    夫子は文字の生成への考察を通しての現代人とは異なる世界の観かたの可能性の示唆という面で評価していたと思うのですが…

    白という字がしゃれこうべであったり

    家を建てるときに犬を埋めたり

    道を異族の首をかざして歩いたり

    NHKのアナウンサーはウオツカと発音してますね

  163. 小谷野敦 より:

    谷沢永一の白川批判見ました。思へらく、谷沢を名誉毀損で提訴して勝った加地伸行先生が白川信奉者なので谷沢先生方向転換したものでは・・・。あの官学嫌いの谷沢先生が。

  164. 機能別ヘ より:

    呉先生の動画が十秒くらい見られます。

    http://www.fnn-news.com/headlines/CONN00104940.html

    「ドラえもん最終話問題」に対してのコメント。

    ちょっと歯切れが悪いかな?

  165. 小谷野敦 より:

    えっ、呉先生、会長だったの!

    でも嘘つきウィキペディアの「日本マンガ学会」のところには「漫画評論家の呉智英」って・・・違うだろう・・・。

  166. より:

    最新号のダヴィンチで京都のマンガミュージアムについてコメントされていました。短いものです。あ、あと委員長の方方からすでに告知がされていますが、11日には以費塾論語講座の同窓会がひらかれます。OBOGの方、お誘い合わせの上、ご来場下さい。

    http://groups.yahoo.co.jp/group/ihhi_saisyuu/

  167. すかぢ より:

    >嘘つきウィキペディア

    米澤嘉博が漫画家?!

  168. より:

    ダヴィンチで取り上げられていた、『世界屠畜紀行』の内澤旬子さんのトークイベントが東京堂であります。

    佐川光晴先生×内澤旬子先生 トークセッション&サイン会

    『屠畜というしごと』

    開催日時 2007年3月10日(土曜日)15時から17時

    開催場所 神田本店6階

    参加方法 要予約。参加費500円

    電話または、メール(tokyodosyoten@nifty.com)にて、件名「佐川先生内澤先生イベント希望」・お名前・お電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。

    3月9日以降は、お電話にてお問合せください。

    電話 03−3291−5181

  169. 文也堂 より:

     >メリー・ポピンズ様

     このトピックと少し話はそれますが、「教育とは、凡庸の強制である」とはまさに呉夫子の『犬儒派だもの』に出てくる言葉です(正確には「平凡への強制」)。夫子は自分が言い出したことではなく、柳田国男や宮本常一が言っているとおっしゃっています。

  170. 小谷野敦 より:

    恐れ入ります。じゃあ柳田かなあ。英国で誰か言ってなかったかしら。

  171. より:

    http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=166104&media_id=20

    葉剣英(よう・けんえい)は定着しているようですね。しょう・けんえいと教わった記憶があります。(沈も「ちん」ではなく「しん」と読んだ気がしますね。)

    農事組合法人詐欺、自称「大物華僑」の元会長を起訴

    (読売新聞 – 02月26日 20:51)

     農事組合法人「アジア・アグリ連合会」(解散)による詐欺事件で、東京地検刑事部は26日、同連合会の元会長、畑隆氏容疑者(66)(東京都千代田区)を詐欺罪で東京地裁に起訴した。畑容疑者は起訴事実を認めているという。

     起訴状によると、畑容疑者は、富山県内の会社役員に、「沖縄に農事組合法人を設立すれば、福祉事業ができ、国から助成金が出る」などとウソをつき、2004年2〜3月、会社役員から3法人の登記費用名目などとして計約922万円をだまし取った。

     畑容疑者は日本人だが、中国共産党の幹部だった「葉剣英(よう・けんえい)」と同姓同名を名乗り、「大物華僑」を自称していた。

  172. 土岐正造 より:

    >「教育とは、凡庸の強制である」

    教育とは「無能が無知に無用を教えること」というフレーズが、自分は好きですが。まぁ、学校で学んだことは生活の役に立っているので、「無能が無知に無難を教えること」とした方が、夫子の認識に近くなるかな?

  173. より:

    同窓会のレポと特製DVDボックスセットの作り方がUP

    されています。Y田さん、その節はご苦労様でした。

    ■Y田タヌキ その論理と情熱

    2007-03-03 以費塾オリジナルDVD-BOX製作日誌

    http://d.hatena.ne.jp/YdaTanuki/20070303#1172953684

    2007-02-11[呉智英夫子]以費塾同窓会 08:50

    http://d.hatena.ne.jp/YdaTanuki/20070211#1171237828

  174. 機能別ヘ より:

    九条を護るための改憲論

    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/breview/44225/

    先生が九条を護るための憲法前文改正を唱えておられます。

    無論、世間が言うような九条墨守ではなく犬儒派らしいものですけど(笑)。

  175. ケロタム より:

    >179

    “平和を愛する諸国民”という空疎な雅語を削除するのはなかなか面白いアイディアですね。右であれ左であれ、ンな連中はどこにいんだよ?と心中ではおもっているハズですからね (^^;)

  176. より:

    遅くなりましたが、以費塾同窓会の写真です。

  177. より:

    日本マンガ学会関連のイベント情報です。

    評論家としての米沢嘉博を語る

    ——————————————————–

    会場:東京ビッグサイト東1・2ホール

    ※(自主制作漫画誌展示即売会「COMITIA80」会場内企画)

    日時:2007年5月5日(土・祝) 11時〜16時

    第一部 マンガ評論家として:12時〜13時

    第二部 サブカルチャー評論家として:14時〜15時

    ゲスト

    ・マンガ評論部門

    村上知彦、呉智英、藤本由香里、みなもと太郎

    ・サブカルチャー評論部門

    唐沢俊一、浅川満寛(青林工藝舎編集)、野口ひろ子(平凡社「別冊太陽」編集)、伊藤靖(河出書房新社編集)、米沢英子

    http://www.kyoto-seika.ac.jp/hyogen/shinchaku/body002.html

  178. 小谷野敦 より:

    「ジョン・レノン暗殺」という表現に対して呉先生は、政治家でもないのに暗殺はおかしい、と書いておられましたが、長崎市長は「暗殺」なんでしょうか。別に政治的主張ゆえに撃たれたわけでもなさそうだし・・・。

  179. 私も咄嗟にそれを考へました。「暗殺」の要件ッて、正確にはどういふことになるんだろ……。

  180. より:

    なるほど、言われてみればその通りですね。「嘘つき」ウィキペディアでは何といっているか調べてみました。

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%97%E6%AE%BA

    暗殺(あんさつ)とは、主に政治的、宗教的または実利的な理由により、要人殺害を密かに計画・立案し、不意打ちを狙って実行する殺人行為のこと。

    ちゃんと要人と書いています。でも、要人=政治家ではないという解釈のようで、

    暗殺事件の一覧にはジョン・レノンも入っています。

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%97%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

    暗殺未遂には伊丹十三や小林よしのりも入っていますね。

  181. 小谷野敦 より:

    一覧に長崎市長ももう入っている…。ニュース速報の欄でもあるウィキペディア…。

  182. muromav より:

    それより私はケネディー米大統領みたいに白昼堂々と殺されても、

    なぜ「暗」殺なのかが気になります。

  183. 「暗」は、訓読みすれば「ひそかに」といふことでせうね。

  184. 小谷野敦 より:

     私もそれは思います。井伊直弼とか横井小楠とかも、そうですね。

  185. 「暗殺」を『大漢和』で引くと『後漢書』の用例が出て来ますが、日本語としては明治以降の「新漢語」、要するに英語で言ふ「assasination」の翻訳語といふことではないでせうか。

    偶々机上にある英英辞典で「assasinate」を引くと「to murder an important person」とあり、「kill」の類語の項にはもう少し詳しく、「to murder an important, famous, and usually powerful person for political reasons」と説明してあります。つまり、元の「assasination」に「暗」のニュアンスは全然無かつた。

    これに「暗殺」といふ語を当てることで、日本語としては、「人を不意に襲って(、殺すこと)」(日本国語大辞典)といふ含みが加はつてしまつた、といふことでせう。

    個人的な感覚から言ふと、「殺」といふ行為を「襲撃」そのものに限定せずに「計画準備」(当然「ひそか」な)から連続するものと捉へれば、いくら「白昼堂々」の殺害であつても、「暗殺」と呼ぶことに、それほど違和感は感じません。

  186. 早速 補足訂正致します。

    「暗」は、「人知れず」「下手人の判らぬやうに」殺す、といふことでもあるやうです。さう解するなら、長崎市長の件は多分「暗殺」とは言へず、でもケネディーの場合はやつぱり「暗殺」といふことになるのでは……(笑)。

  187. ケロタム より:

    アメリカの出版の訳本で「誰がジョン・レノンを殺したか?」という書名の本(版元は音楽之友社だったかな?)があったかと記憶しておりまして、うろ憶えですが、CIAの陰謀というのがことこまかに書かれておりました。ホントかよ?とおもいつつ、けっこう楽しんで読んでおりましたデス。

  188. 原田 より:

    ジョン・レノンに関しては、70年代初頭に IRA シンパとして多額の活動資金を提供していた証拠のファイルが最近公開されています↓

    http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/650975.stm

    WRP(UK の極左政党)にも資金提供し、CIA の尾行がついていた、とも云われており、若者に多大な影響力を持つレノンのこういった政治活動は、冷戦真っ最中の当時、共産主義の拡大を警戒する合衆国政府にとっては政治的に脅威だったでしょう。

    マーク・チャプマンは単なるデンパなファンで、彼に政治的意図があってレノンを殺害したとは考え難いですが、政治的に powerful person であったレノン殺害を「暗殺(assasination の翻意としての)」とするのはそう間違っていないかも知れません。

    余談ですが MI5 はレノン以外にもセックス・ピストルズなどの左翼に傾倒しているミュージシャンを監視していたというファイルが残っており、ミュージシャンの政治的影響力は日本と違ってかなり重要視されているようです。

  189. muromav より:

    assasinationの語源はこちらをどうぞ。

    http://kuwappa.livedoor.biz/archives/50892670.html

  190. ケロタム より:

    >195

    なるほど。レノンとIRAの関係というのが事実(いかにもやってそう)なら問題視される可能性は大でしょうね。敵対的政治勢力の抹殺という意味で暗殺の被害者というのも同意です。

    人々を感化して動員させられる音楽であれば、それは間違いなく「政治(的影響力)」でしょう。日本にもそうした人たちはいないことはないとおもうけど、たしかに英米圏のそれにくらべると層が薄いようにはおもいますね(歯切れが悪いなぁ…)。

  191. 鮭缶 より:

    サピオに呉智英先生書いてますね。

    あいかわらず、鋭い。

  192. より:

    新書10冊紹介されているとのことでしたが掲載誌をご存知のかたはいらっしゃいますか?

    因みに教えていただいた新書10冊は、

    『心の起源―生物学からの挑戦』 木下清一郎(中公新書)

    『西洋音楽史―「クラシック」の黄昏』岡田暁生(中公新書)

    『崖っぷち弱小大学物語』杉山幸丸(中公ラクレ新書)

    『死刑執行人サンソン―国王ルイ十六世の首を刎ねた男』安達正勝(光文社新書)

    『村からみた日本史』田中圭一(ちくま新書)

    『ヨーロッパ思想入門』岩田靖夫(岩波ジュニア新書)

    『もう牛を食べても安心か』福岡伸一(文春新書)

    『在日・強制連行の神話』鄭大均(文春新書)

    『歴史認識を乗り越える―日中韓の対話を阻むものは何か』小倉紀蔵(講談社現代新書)

    『現代アラブの社会思想―終末論とイスラーム主義』池内恵(講談社現代新書)

    です。

  193. うーーん。新潮新書が無いな……(笑)。

  194. より:

    > うーーん。新潮新書が無いな……(笑)。

    いや、宣伝しなくても売れているから……(笑)。

  195. より:

    没要子さま

    ランティエ去年の八月号、夏休み教養主義復活宣言ですね☆

  196. より:

    >202: ミキコ さま

    ありがとうございます。最近のブルータスというのはガセですな(笑)。

  197. より:

    因みに下記で小特集があります。

    ■さよなら以費塾 呉智英夫子とその時代

    90年代を席巻した「元祖」宝島系論客にして、多くの論壇人に師として崇められる呉智英夫子。その私塾「以費塾」終塾を記念した特別 企画。

    呉智英夫子インタビュー、及び小谷野敦氏(文芸評論家)特別 寄稿も掲載!(葦原骸吉)

    http://www.geocities.jp/wakusei2nd/p3.html

  198. 小谷野敦 より:

    ・・・まだ送ってきてないぞ、掲載誌。

  199. より:

    > 205: メリー・ポピンズ さま

     まだ出来てないです。ただいま変種作業中で、5月末の予定かと思います。おっちょこちょいですいません。おさわがせしました。

  200. 匿名 より:

    今日、東京ビッグサイトの「コミッテイア」同人誌即売会に行ってきて、呉智英先生も参加の「漫画評論家としての米沢嘉博」を語る、という座談会に参加してきました。

    http://www.comitia.co.jp/pdf/80_yoneyaTalk.pdf

    藤本由香里さんが「米沢さんは、私より6歳上ですが、家がすごく近所で、小中高、同じ学校でした」といえば、すかさず、呉先生、「大学は違うでしょ、大学はどっちが上なの?」と学歴ジョークをかましてました。

    それと、米沢嘉博の「いい漫画、悪い漫画差別せず、すべて受け入れる」「コミケットの責任者であるのだが、決して偉ぶらない」という点について・・。

    「オレは彼と5歳違いで同世代だからわかるんだけど、60年代後半の文化革命を、若い時代に体験したのが大きいんじゃないかな」とおっしゃってました。

    呉先生が、そういう方向での、世代論を話されるのは、珍しいなあ・・、とちょっと思った次第。

  201. より:

    >207: kokada_jnet さん

    貴重なレポートありがとうございます。「60年代後半の文化革命」という言い方をされるのも珍しい感じがしますね。

  202. やたがらす より:

     でも呉さん米やんと7歳は違うような。聞いてて思った。

  203. 珍しく(笑)、新潮新書を書評で取り上げて下さいました。

    「現代人を目覚めさせる『体罰』」(戸塚宏『本能の力』評)産経新聞五月十三日附

  204. 小谷野敦 より:

    NHK「その時歴史が動いた」江戸川乱歩伝で、森村誠一が話しているのを見ていて「森村誠一は呉さんに似ている」と思いました。どことなく・・・。話している内容は民主主義礼賛だから全然違うんですがね(笑)。

  205. 匿名 より:

    森村誠一は、小説はあまり面白くありませんが、エッセイは面白いのでお薦めです。

    特に第一エッセイ集「ロマンの寄木細工」(講談社文庫)は、ホテルマン時代の屈辱話がサイコーです。

    なにせ自分の勤務先のホテルを称して「鉄筋の畜舎」!!

    角川春樹が麻薬で逮捕された時も、真っ先に、「助ける会」を立ち上げました。熱いお方です。

    >メリー・ポピンズ先生

    私信ですみませんが、「はてな」の「稲生物怪録」の読み、元に戻してもいいですか?

  206. 匿名 より:

    うっかりテレビみちゃいました

    森村の言い分

    ちゃんちゃらおかしかったですね

    ミステリはページターナーだけど

    読者は

    『漫画ゴラク』を読むように楽しむ人と

    やんごとなき方々が手品をくったくなくルサンチマンなく楽しむように読む人に

    分かれるような気がします

    丸谷才一が紹介していたミステリ論で

    シナ人を登場人物にしてはいけない

    理由は魔法を使うから論理が通らない

    というものがありましたが(宮沢賢治の山男!)

    こういう「差別」を森村はどう思うのでしょう

  207. 私も偶々観てゐましたが、全然似てると思はなかつたなあ……。

  208. 小谷野敦 より:

    kokodaさん

    いや、別に「もののけ」が正しいとなったわけではないでしょう。森正人の論文を見なければ。

    ミルルさん

    いや、それはヴァン・ダインのミステリ二十則の話であって、別に今それを守っている人はいないでしょう。

  209. 匿名 より:

    しかし、森村先生が江戸川乱歩を論じる、これは非常に違和感あります。なぜ、誰が、この人選をしたのか。

    >ミルルさん

    森村先生は、松本清張的な「社会派」と、本格ミステリの遊戯性を融合した作家、という風に、一般的な評価としてはなっております。

    ヴァン・ダインは、意図的に「純粋知的遊戯」としてのミステリを宣言した人なんですが、「宣言」はよかったのですが、作品的にはあまり成功しませんでした。

    実際に成功したのは、クイーンやクリスティです。

    そのあたりの、なぜ、あの時代に「純粋知的遊戯」としてのミステリが生まれたかについては、笠井潔の考察があります。

  210. 匿名 より:

    >シナ人を登場人物にしてはいけない

    これは、現在でいえば、エスパーを登場人物にしてはいけない、という類でしょうね。

    ちなみに、あえて、エスパーを登場人物にすえた本格ミステリを書いている人もいます。

    「エスパーの能力」を厳密に限定した上で、フェアプレイ精神を守るという・・、かなりの離れ業です。

  211. 匿名 より:

    さらに余談ですが、森村誠一は、太平洋戦争最後の空襲である、熊谷空襲(20年8月15日早朝)の体験者です。

    15日昼に、天皇の玉音放送があったわけで、それが1日早ければ、熊谷の町は空襲受けずに住んだワケです。

    この戦争体験は、彼の思想にも(あまり上等な思想じゃあないですが)、彼の代表作「人間の証明」「野生の証明」にも、影響を及ぼしています。

  212. より:

    すいません、ヴァン・ダインのミステリ二十則って

    「シナ人を登場人物にしてはいけない

    理由は魔法を使うから論理が通らない 」

    でしたっけ?うろ覚えだったので調べたのですが、よくわかりませんでした。

    http://members.jcom.home.ne.jp/4054323601/rule/dyne.html

    それはともかく、丸谷才一がどこで、そんなこと言っているか興味がありますね。

  213. 匿名 より:

    私もうっかりしていましたが、「ノックスの十戒」のほうでした。この二つはよくゴッチャになりますね。

    http://kataribe.com/HA/04/HASG0403.HTM#836d8362834e835882cc8f5c89fa0a

    発表された時代的には同じくらいです。

  214. より:

    > 「ノックスの十戒」

     ああ、そうでしたか。ありがとうございます。

    でも、さらに疑問が(笑)

    〉シナ人を登場させてはならない (当時の西洋人は、

    〉中国人は神秘的能力を持つと考えられていたらしい)

    この括弧の中身は、藤原宰太郎という方の解釈なので

    しょうか。だとしたら、どうしてそう思われたんでし

    ょう?

    というのも、このノックス五はヴァンダインの十一

    〉作者は使用人―執事、馬丁、部屋男、猟番、料理人

    〉等々のごとき――を犯人として選んではならない。

    とほぼ同義だと理解していたので、どうして「当時の

    西洋人は、中国人は神秘的能力を持つと考えられてい

    た」なんて思ったのか興味がありますね。

  215. 匿名 より:

    「どうして」と、言われていても困りますが・・。

    一言でいえば、オリエンタリズムでしょう。

    当時、中国人が出て来て魔術を行うという、大衆小説が、盛んに出版させていた、という事実があったのだと思います。

    なので、「そんな低俗なスリラーでは、本格推理小説にならない」と、ノックス師は、あえて宣言したのだと思います。

  216. 匿名 より:

    たとえば、サックス・ローマーが創造した「怪人フー・マンチュー」や、その多数の映画化。

    あるいは、チャールズ・G・フィニィの小説「ラーオ博士のサーカス」、それをジョージ・パルが映画化した「ラオ博士の七つの顔」。

    などが、その例です。

  217. 匿名 より:

    最近の映画では、「グレムリン」も、中国人の古物商が連れてきた生き物、という設定です。

  218. 匿名 より:

    ちなみに、「アラジンの魔法のランプ」も、原本では「シナの国の話」となっていますよ。

  219. 原田 より:

    馬鹿ミュージカル「the little shop of horrors」でも主人公(?)の食人植物は支那人の不思議な老人に貰った、という設定でした。

    china といっとけば何でもアリ、というのはお約束みたいなもので。漢方医学や東洋のマーシャルアーツに対して西欧人が抱いている幻想も根は一緒で、西欧的な科学力を超越した何かがオリエンタルにはあるとか思ってんじゃないでしょうか。

    最近のマクロビオティックの大流行(歌手のマドンナなど有名人が先を争って実践している)とか見てると、東洋=何だか分からないけど何か凄い、神秘的、という認識は西欧社会でまだまだ根強いと思います。

  220. 匿名 より:

    >原田さん

     あ、そうでしたね。

     「グレムリン」は、監督のジョー・ダンテが、「リトル・ショップ・ホラーズ」にリスペクトして、ああいう設定にしたのだと思います。

     西洋人の中国についての幻想は、まあ、マルコ・ポーロもありますが・・。

     18世紀の清朝に派遣された宣教師たちがもたらした、具体的な知識による、「シノワズリ」ブームが源流のようです。

     

     そもそも、「漢字」が西洋人にとっては驚異であり、「これこそ完全言語ではないか」という議論さえありました。

  221. より:

    原田 さん、kokada_jnet さん

    ご教示、ありがとうございます。呉先生ネタとしては『東洋思想のフランス西漸』を思い出します。

    > 223:のわたしのエントリーは、藤原宰太郎さんが『どうして「当時の西洋人は、中国人は神秘的能力を持つと考えられていた」なんて思ったのか』という主旨だったのですが、お二人のお話大変興味深かったです。。

    そういえば、日本の刑事もののテレビドラマでは外国人が犯人であることはほとんどないように思います。わたしの気のせいでしょうか?

  222. 匿名 より:

    >日本の刑事もののテレビドラマでは外国人が犯人であることはほとんどないように思います。わたしの気のせいでしょうか?

    70年代のカンフー映画ブームの時は、香港マフィア

    と対決する、という設定が結構ありましたが・・。

    この国のドラマ界では、そもそも、在日韓国人も、在日

    中国人も、在日ブラジル人も、在日西洋人も、ほとんど

    登場しません。

    これは、「差別的描写」と糾弾されることを恐れた、自主

    規制が原因だと思います。

  223. 匿名 より:

    ちなみに、それで思い出しましたが。

    「21世紀のブルース・リー」、タイ映画が生んだ脅威のアクション・スター、トニー・ジャーの第二作「トム・ヤム・クン」を見たのですが。

    「国王に献上するため」のタイの象が、ベトナム人のチンピラによりサラワレテ、オーストラリアに送られ(オーストラリア警察も一枚かんでいる)、オーストラリアで悪事を働いているタイ人マフィアにより、「珍味」として食べられている、というスゴイ設定でした。

    (未見の方、オチを割ってしまってすみません。でも、ストーリーを見る映画ではなくて、トニー・ジャーのアクションを見る映画なので・・)

    こういう設定が、タイの人には「リアル」なのかな、と思いました。

  224. 小谷野敦 より:

    「支那思想のフランス西漸」戦後改題して「中国思想のフランス西漸」ですね。後藤末雄。

  225. 匿名 より:

    日本は歴史的に、韓国人・台湾人以外の移民をほとんど、受け入れなかった国です。

    なので、「外国人による犯罪」というのが、ドラマの主題的にもピンと来ない、というのもあると思います。

    ただ、「謎の外国人組織」という抽象的な悪者は、70年代までの刑事ドラマでは結構ありましたよ。

    具体的に何人かはわからない。

    具体的な「○○国人」ではなく、「外人一般」という概念しか、普通の日本人にはなかったんでしょう。

  226. より:

    〉 231: kokada_jnet さん

    ひきつづきありがとうございます。

    映画だと比較的出てきてカタコトの日本語をしゃべったりするんですけどね。

    ex.『独立愚連隊』の鶴田浩二とか、『甘い汗』の山茶花究など。

    森村誠一『人間の証明』は角川映画で映画化しましたが、今よりも国際色がきちんと描かれていたかもしれません。ちなみに森村氏本人もホテルのフロントマンとしてカメオ出演されています。

    森村誠一の話にもどったところで、この話題、一応わたしからはここまでにしますね。

  227. 匿名 より:

    『人間の証明』『野生の証明』のころの角川映画は、角川春樹の「ハリウッドみたいな映画を撮りたい」というパッション爆発で、素晴らしいですね。

    もう少し、その路線がうまく行っていれば、近年の韓国映画のように、「世界をマーケット」にする映画が、日本でもどんどん撮れていたかもしれません。

    が、『野生の証明』で薬師丸ひろ子の人気が出すぎて、その後は、アイドル映画路線のほうに行ってしまいました。

  228. 小谷野敦 より:

    「わしズム」が幻冬舎から小学館に変わったので、これを機に幻冬舎で「ゴチエイズム」って雑誌出してくれないかなあ。

  229. キクチャン より:

    神谷研究所に『マンガ狂につける薬 下学上達篇』の

    批評が出ていますね。批判的な内容のようですが

    読解力のない私は、納得してしまいました。

    http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/mangakyou-ni-tsukeru.html

    http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/yamikin-ushijimakun.html

  230. 小谷野敦 より:

    なんだ、『健全なる精神』って新刊、出てるじゃないですか。

  231. Rick Blaine より:

     こんにちは、始めまして。

     神谷研究所、読みました。紹介ありがとうございます。個人個人の感性の違いは面白く、楽しめました。

     

     呉智英さんの批判は時々読みますが、あんまりドキッとするものにはぶつかりませんね。呉さんが刺激的な言い方をするので、それに反発するあまりの単なる誤読も多いですし。

     そういった類のものに比べれば遙に読むに値するとは思うのですが、呉さん流に言えば、平坦だと批判する平坦さ、という感じを受けました。

  232. 匿名 より:

    神谷研究所の件ですが・・。

    おおざっぱに言ってしまいますが、呉先生は、関川夏央のような「文学的感性」が、不足しているというか、興味がない方なのだと思います。

    ですので、やはり、思想家としての感性が前面に出てしまう。しかも「根源的な思想の見直し」をモチーフにしていますから、大仰な言葉が多くなる。

    関川夏央という人は、マンガに限らず「文学作品」も含めて、それが書かれた時代の背景を含めて、「その時代の社会思想」の現れとしての作品評価を得意としています。

    また、この人の文章表現は、「文学的な感性」がとてもうまいんですよね。(ヤヤ、臭みを感じる部分もありますが)

    同じ全共闘世代でも、資質によって、こういう違いが出ているのだと思います。

  233. キクチャン より:

    Rick Blaineさん>

    yatuuchika さん>

    コメントありがとうございます。

    神谷さんは、「私は左翼なので」という書き方をしているので、知的に誠実という感じがして結構すきです。

    今回も批判というか、批評ですし。

    だが、しかし! ちょっと今回の内容はボクには難しかったです。

    恥ずかしながら関川夏央って人は知りませんでしたし(汗)

    ただ、ダ・ヴィンチは立ち読みしているのですが、先生の連載はあんまりグッと来るものがない感じがしています。

    先生の場合は、好きでしょうがない作品を紹介するときとか

    テンション上がってるとき(←?)の文章が好きです。

    あと、メリー・ポピンズさんのネタ振りがすごく重要なような。

    12日に発売されたばかりなんですね。

  234. キクチャン より:

    考えたら、先生は左翼批判だけじゃなくて、産経批判とかもすごく面白いと思うのですが、神谷さんはその辺は触れていませんね。

  235. 匿名 より:

    >キクチャンさん

     あんまり、真面目に考えないほうが、いいですよ。どれが「正しい」というワケではないので。

     同時代を生きてきた我々にはわかりますが、マンガ批評については、呉智英先生が先駆者としてまず、切り開いた地平がある。(ただし、限界もあります。たとえば、少女マンガのような、個人の内面的感性を描いた分野は、呉先生はほとんどふれていません)

     その呉先生の実績を、また、前提として、他の人のマンガ批評も展開されてきたわけで。

     とりあえず、関川夏央の「知識的大衆諸君、これもマンガだ」を読まれるのをお薦めします。

     面白いですよ。

  236. 匿名 より:

    ゴミ箱でこれはゴミだと叫ぶこと

    ひとつの役割を終えたことについては

    夫子も自覚的だと思いますよ

    そして成し遂げたことは小さくない

    神谷のいうところの「貧困」は

    「民主主義」の生んだものだと考えると

    まだ夫子には読まれるべきものもある

  237. キクチャン より:

    皆さんに、お詫びがあります!

    “神谷”ではなく紙屋研究所でした(汗)

    http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/menu.html

    大変失礼いたしました。ガビーン

    kokada_jnetさん>

    アドバイスありがとうございます。

    ボクは先生も好きですし、紙屋研究所も好きですし。

    紙屋さんも論争をしかけているわけではないですもんね。

    実ボク、先生の著書は「ホントのはなし」から入ったので

    まだまだペーペーなんですが、

    恥ずかしながら、先生が漫画評論していたのは

    ぜんぜん知らなかったんですよね。

    よしりんのブレインやっていたのも知らなかったくらい。

    ある日、いましろたかしの未完の名作『デメキング』を

    青山ブックセンターで立ち読みしていたら

    巻末でいましろたかしと対談していたのを読んで

    初めて知ったくらいです。

    その対談も、いまいち話がかみ合っていないような。。。

    (ちなみにデメキングは、絶版になっているはずです)

    関川夏央、チェックしてみますね。

    ミルルさん>

    紙屋さんは、普段格差社会や貧困のことも取り上げているし

    赤旗なんかでも執筆しているようで、

    その辺はひっかかったのかもしれませんね。

    先生は活動家でも政治家でも経済評論家でもないですもんね。

    戦後史を読み解く上では、先生の視点は凄く重要なのかなあ〜

    と、知見もないのに思ってみたりします。

    「ホントのはなし」って、そういう意味で凄く入りやすい本でした。

  238. 匿名 より:

    はじめまして。

    こちらの方々にお尋ねしたいのですが、差別に関する氏のレトリック?で「私を差別するな!でも私は差別する、と言えば良いんですよ」というものがありますが、コレが今一つ理解できません。 私のボンクラ頭でも解る様に解説していただけると、ありがたいのですが…。

  239. 鳥蕎麦 より:

    >「私を差別するな!でも私は差別する、と言えば良いんですよ」

    ・・・私は呉氏の上記文章を見つけたことはないですが、呉氏なら言いそうな気はします。

    以下は私の考え方ですが、どうでしょうか。

    1)前提として、差別はなくならない。

    2)「差別撤廃論者」から言えば、差別はなくならないという者は「差別主義者」である。

    3)「差別撤廃論者」は、差別してはならないので、その主義主張に従って「差別主義者」も差別してはならない。

    したがって

    4)「差別撤廃論者」が「差別主義者」を排除する行為は矛盾している。

    しかし現実には「差別撤廃論者」の運動目的は「差別主義者」を差別して排除することである。

    なので、「差別撤廃論者」には「(あなたはあなたの主義主張において)私を差別するな!でも私は(私の主義主張において)差別する」と言えば、相手方は論理破綻しちゃうかもねウフフ。といった感じではないでしょうか。

  240. 匿名 より:

    >鳥蕎麦さま

    この発言は文章でのものではなく、昔の朝まで生テレビでの発言でした。

     何の議題で、どういう流れだったのかも憶えていないのですが、呉氏がこれを言った途端、全体に「ハア?」といった感じの空気が流れ、田原総一郎も適当に流してしまったので、そこからの展開がなされなかったのが残念でありました。

    やはり、人間は差別をする生物であるというのは大前提なのだろうと思うのですよね。 その認識無くして、差別撤廃の名の元に一元的にすべてを塗りこめていく事への批判なのでしょうし、論理的に詰めていけば、鳥蕎麦さんのおっしゃった様に破綻してしまうではないかと。 

    「差別もある明るい社会」というのはボンクラなりに、これからも考えてみたいテーゼではあります。

  241. 小谷野敦 より:

    『健全なる精神』に出てくる加賀野井秀一センセの反論です。

    【断】書評をダメにする書評家

    2006.09.23 大阪朝刊 14頁 朝刊文化  

     8月25日付の本欄、呉智英さんによって拙著『日本語を叱る!』(ちくま新書)が取り上げられました。PRには大変ありがたいのですが、内容に関してはあまりにもバイアスがかかりすぎており、文句の一つもつけておきたいと思った次第です。

     私自身、書評を手がけておりますし、これまでの拙著にもさまざまな評価をいただきました。もちろん、評者によって主義主張がちがえば、毀誉褒貶いろいろと生じてくるのも当然のことでありましょう。ですから、普段は、それらに一喜一憂しながらも、なるほどそんな見方もあるのかと納得することしきりです。

     ところが、今回の呉さんのものは、そうではない。自己顕示欲と悪意に満ちた文章としか思えません。当初より私の名に「センセ」をつけて揶揄し(呉さんの方が年配ですが)、「すべからく」の「誤用」(私としては少々意図的なのですが)の揚げ足取りに終始する。

     「叱る」という言葉の意味も、「厚化粧」という形容も、見事にズラしてご自分の文脈で使っていらっしゃる。

     私は拙著に、「翻訳」概念を用いて日本語を再構築する夢を託しています。そうした全体構想への評価はないままに、導入の2章のみをあげつらいながら、こんなことをくどくどと書いているのは、まさしく、ご自身のおっしゃるように「雑文家」の手すさび以外の何物でもないでしょう。

     批判をするのはいいが、そこに愛情のかけらもないのはいただけない。書評をダメにする書評家は「すべからく口をつぐむべし」です。それにしても呉智英さん、どうして私ごときにこんなに毒づくのでしょうかねえ。

     (中央大学教授・加賀野井秀一)

    産経新聞社

    「少々意図的」とはどういう意味か、説明してほしいですね、センセ。

  242. 文也堂 より:

     >メリー・ポピンズ様

     引用ありがとうございます。

     おっしゃる通り「誤用」の「意図」が知りたいところです。

     誤用を指摘するのに何で「愛情」が必要なんだ。知識と論理があれば十分でしょう。「バイアス」やら「主義主張」の問題でなく、『健全なる精神』で夫子がおっしゃる通りセンセの日本語を叱っただけなのですから、「揚げ足取り」などと取り乱さず「ご教示ありがとうございます」ぐらい言えばいいのに。「事実」と「意見」をごっちゃにしている典型でしょうか。

     もっとも「雑文家」の批判に「私ごとき」などとイヤミったらしく自己卑下してみせるあたりから、この教授の程度が伝わってきます。ああ恥ずかしい。

  243. 匿名 より:

    >「私を差別するな!でも私は差別する、と言えば良いんですよ」

    ですが、双葉文庫「賢者の誘惑」76頁に同じ趣旨の記述がありましたよ!

  244. 匿名 より:

    >バイトヘル子さま

    ありがとうございます。 賢者の誘惑、部屋のどっかに埋まっているようです。 後で発掘してみます。

  245. umiuma より:

    こちらで『健全なる精神』発売を知って読んでいるのですが、「すべからく」の箇所はうまく飲み込めませんでした。

    呉さんに指摘されたもともとの文章は

    「すべからくこうした厚化粧はごめんこうむりたいものだ」

    というものらしいですが、そんなに問題のある文章なのでしょうか。

    メリーポピンズさんもお書きのように、

    「必ずしも「べし」や「べからず」で受けなくとも、勧告の意味で終わるならすべからくは誤用ではない」と思うのですが。

    http://www.ittsy.net/academy/instructor/atsushi2_3.htm

    でもそれならそうと加賀野さんも言えばいいのに、言わなかったのだから、なんだか不可解でした。

  246. 匿名 より:

    ふと思った。 呉智英さんは選挙には行くのだろうか?

  247. 小谷野敦 より:

    質問です。呉さんの初期の著作に、南極越冬隊がダッチワイフを持っていったけれど使わなかったという話が、岩波新書の西堀栄三郎『南極越冬記』に書いてあるとあったように記憶するのですが、確認したら、ありません。別の本だったでしょうか?

  248. よどがわ より:

    p73〜74のあたり、それ系のことじゃないですかねぇ。

  249. 小谷野敦 より:

    ははあ、なるほど。でもこれじゃあ、何のことだか分かりませんね。

  250. 匿名 より:

    私が管理している某マイナー・コミュに、呉先生が「現代漫画の全体像」等で、論破しまくっている、某・気功の先生が入会されて・・。

    複雑な気分です。

  251. 小谷野敦 より:

    呉先生初期の著作(共著)『当世滑稽裁判譚』を図書館で借りてきました。

  252. Y田タヌキ より:
  253. より:

    【コラム断 評論家・呉智英】市民運動家の二面性

    http://www.sankei.co.jp/culture/bunka/070812/bnk070812001.htm

  254. 小谷野敦 より:

    う〜ん、『滑稽裁判譚』の呉さんのところ、面白くなかった。呉さんも若かったんだなあ。

     最近の「保守雑誌」は堕落している。

  255. 匿名 より:

    『当世滑稽裁判譚』は私も、図書館で借りて読みました。

    この本は、赤瀬川原平だけ、面白いですね。あとは、全滅。

  256. 小谷野敦 より:

    ダッチワイフの話はどの本に載っていたんでしたっけ。

    あと、岡正雄がアナトール・フランスを読んでいて柳田に怒られたという話は、どこに出てくるんでしょうか。

  257. 匿名 より:

    >メリー・ポピンズ先生

     また、このコミュの知的レベルを、高く設定しすぎたご質問を・・(苦笑)。

     呉先生は、ほとんど出典を書かれないので、呉先生の本を読んでも、たぶん、わからないですね。

     このコミュの参加者では、回答困難と思われます。

     2番目の質問は民俗学コミュででも、質問されたほうがよろしいのでは??

  258. 匿名 より:

    あ、「この話は、呉先生のどの本に出てくるんですか?」という質問なら、このコミュの人で回答可能ですね。

    そういう意図なんですね。失礼しました。

  259. 小谷野敦 より:

    いえ、後者は、岡がどこに書いているかという問題なんですが、すみません。

    あとダッチワイフは出てくるんですが、南極越冬隊が持っていったが使わなかったという話も、そこでしたっけ。

  260. 匿名 より:

    岡と柳田の話はちょっと失念しましたが、南極越冬隊トダッチワイフの話は、「マンガ狂につける薬・下学上達篇」P128のベンテンさん云々〜の話ではないですかね。

  261. 小谷野敦 より:

    いやそんな新しい本ではなかったです。もうちょっと探してみます。

  262. より:

    『世界屠畜紀行』の内澤旬子さんのトークイベントが池袋ジュンク堂であります。

    9月15日(土)19時〜 内澤旬子・高野秀行 「肉から覗いた世界」

    http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk.html#20070915ikebukuro

  263. クツヌマ2.0 より:

    >>ダッチワイフ云々

    竹夫人の話題が「言葉につける薬」ででていませんでしたっけ? ちょっと手元にないので記憶に頼っていますが。

  264. ノンノン より:

     吉村和真・田中聡・表智之『差別と向き合うマンガたち』という本の帯推薦文を書いておられます。

    http://fuunji.net/kawaraban/kawaraban217.html

  265. 匿名 より:

    「健全なる精神」買いました。

    ところで呉智英さんは、朝鮮人名について日本語読みすべしとの立場ですが、

    浅羽通明さんの近著を読むと、カタカナ表記、

    もしくは漢字表記に朝鮮語読みのルビを振っていますね。

    まあ何でも師匠に合わせる必要などありませんが、

    このあたりは二人の考えがどう違うのかなあ?

    と思いました。

  266. より:

    2ページだけですが『ユリイカ』安彦良和特集に寄稿されています。

    【サブカルチャーにおける/としての 〈戦後史〉】

    安彦良和と戦後思潮/呉智英

    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791701674/

    http://www.seidosha.co.jp/index.php?%B0%C2%C9%A7%CE%C9%CF%C2

  267. 匿名 より:

    業田良家の「ゴーダ哲学堂」(竹書房文庫)

    の帯に呉智英先生の推薦文があります。

    http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4812432472.html

  268. まつき より:

    >>落武者さん

    考えの違いというよりは、マスコミなどで原語読みが定着してしまっている以上、たとえば盧武鉉を日本語読みしても(ろぶげん?)、通じないし、しかたないというプラグマティックな考えからでないでしょうか?その点が「支那」の問題とは異なります。

    とはいえ、「りしょうばん」もそのうち通じなくなってしまうのかな?

  269. 小谷野敦 より:

    >クツヌマさま

     『言葉につける薬』で当該箇所、確認しました。しかし、岩波書店の刊行物でダッチワイフに触れているのはこれだけ、って、言い切っていいのだろうか。

  270. 匿名 より:

    >>まつきさん

    考えられるとしたらそうなんでしょうね。

    支那はチャイナと書いたりしつつも基本的に「支那」のようですね(同じことだけど)。

  271. より:

    『諸君!』2007年10月号 / 9月1日発売の

    http://www.bunshun.co.jp/mag/shokun/index.htm

    「読み巧者108人の「オールタイム・ベスト3」

    永久保存版 私の血となり、肉となった、この三冊 」

    に書かれています。

  272. 鮭缶 より:

    『週刊新潮』で雁屋哲についてお話になっています。

  273. 匿名 より:

    さて、麻生氏の大ファンでもある私にとっては、もう叫びたくなる様な対談でありますよ!!

    まだ読んで無いんだけどね(笑)

    http://www.jpf.go.jp/j/publish_j/wochikochi/019.html

  274. より:

    >Dの字 さん ありがとうございます。

    早速、購入させていただきました。

  275. 匿名 より:

    >キクチャンさま

    アマゾンに注文済の人間としては少し複雑なんですが、

    堪えきれずに読んでしまいましたw

  276. キクチャン より:

    Dの字さん>

    >アマゾンに注文済の人間としては少し複雑なんですが、

    だっ、大丈夫です。中途半端に切られているんで、先が気になります!

  277. 匿名 より:

    呉センセご本人の話ではありませんが

    今日(正確には昨日)は「たかじんのそこまで言って委員会」に

    かつて朝生で死刑制度を問うテーマの回に呉センセにボコられた

    菊田教授がゲスト出演されておりました。

    で、今回もまたボロボロにされてしまいました。

  278. 小谷野敦 より:

    「鳥獣戯画」がマンガの起源だという説を信じているらしい麻生氏に、少し困りながら相槌を打っている呉先生でした。

  279. グルーナ より:

     呉先生にはpolitical activistの一面があるから、「名を捨てて実を取る」というか、漫画への理解を標榜する有力政治家を味方に付けて漫画に対する政府からの広い意味での「庇護」を取り付けるためのコマを確保しようとしているように読めました。彼はああいう大人の対応の出来る人ですね。

  280. 匿名 より:

    > 「鳥獣戯画」がマンガの起源だという説を信じているらしい麻生氏に

    「近代」マンガの起源を考えるならともかく、この考え方自体は特におかしいものではないと思いますが? 

  281. 匿名 より:

    水木さんのテレビくんの編集・解説をされています

    水木しげる妖怪傑作選1 - テレビくん

    著者/訳者名 水木しげる/著 呉智英/編

    出版社名 中央公論新社 (ISBN:978-4-12-204945-1)

    発売予定日 2007年11月27日

    予定価格 720円(税込)

    http://www.7andy.jp/books/detail?accd=R0301470

  282. キクチャン より:

    288で麻生-呉対談を載せたのですが

    リンクの有効期限が切れてエロ画像にリンクされてしまうので

    削除しました。

  283. キャサリン より:

    呉智英先生大好きです。

    7月に名古屋でプライベートでお会いする事ができ、10年来の夢がかないました。

    お話も楽しくて幸せなひと時を過ごせました。

  284. ケロタム より:

    > 「鳥獣戯画」がマンガの起源だという説を信じているらしい麻生氏に

    アニメーターの高畑某もアニメーションの起源を「鳥獣戯画」にもとめていましたね。余談ですが…

  285. 手塚先生もNHKで熱く語ってましたね>鳥獣戯画

  286. muromav より:

    マンガの起源を鳥獣戯画に求めたがるのは、

    山奥の寒村のムラビトが、

    ウチは平家の落人の子孫だと自慢するのといっしょ。

  287. キクチャン より:

    鳥獣戯画に漫画の起源を求めるのは、

    一見良識的な意見として定着している気がしますが

    実際に学問的にはどうなんでしょうか?

    同様に『エロ漫画の起源は枕絵とか春画』などと言えそうな気もします。

    と、オイラは何も調べずにカキコしてみたり。

    「良識的」という言葉を使ってみたのは

    先生が『良識とはえてして「公認された俗論」であり、最も悪質な「思考の足かせ」である』とおっしゃっていたもので。

    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/other/87012

  288. 小谷野敦 より:

    マンガ学会の人などは、鳥獣戯画起源説などもはや過去の遺物と見なしていますね。しかし高畑さんはその一方でバイユーのタペストリーを称揚したりしていますが、要するに洋の東西を問わず、過去においてマンガ的なものはある、ってだけのことでしょう。

  289. 匿名 より:

    呉氏や、その道の研究者が「現代」(先に「近代」と書きましたが、こちらの方が適当かと思われるので修正します)マンガの起源なりを考察するのに、鳥獣戯画まで遡る必要は全く無いとはワタシも思いますが、日本の美術・文化史なりを長いスパンで遡って眺めた場合、それらはまさしく「マンガ的なもの」の萌芽ではあるでしょう。 帰社部落さんご指摘の様に、必ずしも連綿と続いた流れではなく、途中断絶なり何なりがあるにせよ、それらをルーツみたいなものと考えるのが、そんなに問題かねえ?というのが、ワタシの考えですよ。

    余談ですが、たしか随分前に何処ぞの評論家が「儒教思想のある部分はペキン原人に端を発しておる!」との仮定を考えていると書いてましたが、それが正しいと証明されたとして、果たして孔子先生の説いた儒教と、どれほど似通ったものなのかしらん?と考えたりもします。 

  290. 「デフォルメされた絵を愛でる」という受け取り手である大衆側の感性

    の歴史を考えると、日本独特の発達をしてきているわけで、それらは

    正に「漫画の歴史」の一端であると思っています。

    手塚の漫画=記号論というのがありますが、余計なものをそぎ落として

    本質的な部分だけ残す、という部分がデフォルメの要素にあることを

    考えると正に漫画と同様の作画方式なんですよ。

    私は仕事がデザインなんで良く絵を描いているから考えるんですが、

    >300で「手塚先生が熱く語っていた」というのは、ディズニーから

    の影響大な氏が、鳥獣戯画の作画方式に同様の意図を発見したからだと

    思っています。

    所謂アカデミックな技法での絵画はものを「面」で捉えるものなんですが、

    「マンガ絵」って奴は「線」なんですよ。だから「線画の歴史」って

    考えるとイコール「マンガの歴史」でもあるんですけどね。

    それに、間違い勘違いは誰にでもあることなので、正されれば取るに足らない

    話であると思うんですがどうでしょうか。俺んちの親とかしょっちゅうですよ。

  291. グルーナ より:

    玉虫厨子の「捨身飼虎図」も四コマ漫画の起源だなんて言われたりすることはありますね。確かにデフォルメの技法などという観点から見て、全く意味のない比較ではないと思いますけど、やはり現代のストーリー漫画の起源としては迂遠過ぎて比較する意味はあまりないと言わざるを得ないのではないかと思います。過去の美術の面白味のある絵柄は全部漫画の起源と言えないこともない、ということになりかねませんしね。先祖は先祖、という意味では言及に意味がある。しかし遠過ぎる先祖、という意味ではあまり引っ張り出してくる意味はない。

    それから、過去の文化遺産と牽強付会気味に結びつけることによって、一方で漫画を伝統によって権威付ける志向性、他方で漫画のようなものは昔からあったもので別に珍しくも何ともないのだ、とその独自性を軽視する志向性、という相反する2つの陳腐な傾向のいずれにも異議を申し立てる立場として、鳥獣戯画や玉虫厨子を起源とする見解を批判する意味はあると個人的には思います。

    ※高校時代、退屈な古文の授業の時間に漫画(つげ義春だったか吾妻ひでおだったか)※をこっそり読んでいるのが見つかって、まさに上の漫画独自性軽視のコメントを投げ※つけられたことがありまして、自分の悪さを棚に上げてそれ以来この手の議論には

    ※あまり好感が持てません(笑)。

  292. 断罪するだけが能ではないだろう、という意味です。

  293. キクチャン より:

    ボクはマンガは単純にサブカルチャーとして楽しんでいて、

    ここには深く考えずに書いてるんですが

    『日本の文化!』とか権威付けちゃうとなんか面白くないよなあ

    と思っちゃうのです。

    音楽の教科書にロックが乗ったり、ミック・ジャガーが爵位もらったりするのに

    違和感を感じるのと同じ類の素朴な感情として。

    それはそれとして、鳥獣戯画にマンガのルーツを求めるのは

    庶民の素朴な感情としてはありだとは思うのですが、

    アカデミックな議論がしっかりあるというのは踏まえておきたいなあ。

    外交に使うかどうかは別として、

    面白いものが出てこないとしょうがないですね。

    それはそうと先生も読んでいるコミックビーム、面白いので皆さん読みましょう。

  294. キクチャン より:

    それはそうと帰社部落さん、メリー・ポピンズさん

    勉強になりました、ありがとうございます指でOK

  295. 現代漫画を語る際に鳥獣戯画を持ち出すのはナンセンスですが

    「鳥獣戯画と漫画の関連性を語れ」という議題も存在価値が無い

    ものではない、ということは言えるとおもいます。

    美術論や技術論としては当然アリですから。

    どちらにしろ先生の論法を借用していちいちあげつらう行為は

    時に視野を狭めることになるのではないでせうか。

  296. キクチャン より:

    あげつらう意図は全くなかったのですが、そう伝わってしまったのは申し訳ありません。ただ、コミュがコミュだけにご理解いただければと。

    夏目先生の

    “絵巻物の媒体と表現には、たしかに興味深い比較要素があるわけで、直線的に「伝統→マンガ」って安易な論理を立てるのでなければ、非常に面白い比較研究対象ではあるんです。”

    という発言がすべてという気もします。

  297. 匿名 より:

    >グルーナさん

    基本的な認識にさほど差があるとは思えないんですけどね。

    ワタシがいちいちカギカッコ付きで、「近代」だ「現代」だと限定的に言ってるのも、またそれらを論ずるのに「鳥獣戯画まで遡る必要は全く無い」とまで書いているのも、ただ無原則に遡る事の無意味さを承知した上での事ですから。

    マンガと過去における様々な文化・芸術等との類似性・共通性にしろ、それを無批判、無原則に受け入れようと言っている訳でもありません。

    ワタシは極めて一般論的に、「現代」やら「ストーリー」やらの冠を外して「マンガ」のルーツってどのあたりかねえ?と歴史を俯瞰的に眺めて考えた場合、最大公約数的に言えば鳥獣戯画ってのは中々良い落とし所なんでないの?と、おおらかに(笑)言ってるだけなんですよ。

    そして、この程度のおおらかさも駄目だ駄目だと目くじら立てるのなら、儒教ごじゅうまんねんとかの駄ボラ吹くなや!とか言いたくなるんですよ(笑)

     

  298. グルーナ より:

    >>Dの字さん

     いや、まあ私も「先祖と言えば先祖、先祖でないと言えば先祖でない。」というスタンスですから、尖鋭な論争点があるとは思っていません。一時期日本でも流行った「ディベート」ではありませんが、どちら側に立っても一定の支持を打ち出すことはできると思います。ただまあ、呉智英さんが「鳥獣戯画祖先論」に異議を唱えた歴史的意義はやはり軽視するべきではないと思うんですよね。従来の漫画論のある種の退屈さに対する刺激という意味がかなり大きかったのではないかと思います。だから、呉智英さんの論点の多くが常識的な見解となりつつある(かな?)今日、「祖先としての鳥獣戯画」再評価論を提起する意味もあるのかなあ…とは思うのですが、オレは個人的には「切断派」ですね。これは何を「現代漫画」の本質と見るか、という問題と関わってくると思います。ではそれは何か言ってみろ、と言われるとそう簡単には言えないんですけど…。ただ儒教との対比はどうかなあ…。儒教の歴史はやはり「経典」を中心に展開されていて、中華帝国を思想的に担保する体制教学のはずだったのに「公羊春秋」などという抜け道から体制変革の思想に転化しちゃったりするなど、その「連続性」は漫画に比して顕著だと思いますので…。

  299. 匿名 より:

    >>呉智英さんが「鳥獣戯画祖先論」に異議を唱えた歴史的意義はやはり軽視するべきではないと思うんですよね。

    同意します。 ワタシ自身の容認論はさておき、実際、鳥獣戯画起源説がグルーナさんが307において批判的に述べられた様な思惑から出現している部分があったのも否めないでしょう。

    そしてそれらが研究におけるある種の怠惰を呼び、「漫画論のある種の退屈さ〜」に繋がっていったのも確かだろうと思います。

    鳥獣戯画起源説については、実は二通りの批判があるのだなあ、と今回気付かされました。

    一つに、迂遠に起源を遡る事への批判。 二つは起源からの連続性、そして、その断絶への指摘といったもの。 ワタシ自身は一つ目の批判に対する異議が趣旨であり、呉氏に対する批判つーか当てこすりにしても同様であります。

    しかし文化の連続性に関しては「途中断絶なり何なりがあるにせよ」と言って済ましてしまうのは、チトおおらか(粗雑とも言う・笑)過ぎるのかもしれんなあ、と現在考えているのが正直なところです。

  300. グルーナ より:

     今後の漫画研究の進展次第では「連続説」が復活する局面もあるかもしれません。まあ今のところは様子見、という感じかなあ。北斎漫画あたりならそれほど違和感もないのですが…。連続節うんぬんとは直接関係ないかもしれませんが、話題になった辻唯雄さんの日本美術史の通史の最後には漫画への言及があったように記憶しています。

  301. 匿名 より:

    先日、産経新聞に書かれた、「屠蓄」という<差別語>の問題についての、呉先生の文章ですが・・。

    『世界屠畜紀行』を解放出版社から出した、内澤旬子さんが反応していますね。

    http://d.hatena.ne.jp/halohalo7676/20071203#p1

  302. より:

    7月に台風で中止になったイベントの振り替えだそうです。

    ■第20回西荻ブックマーク!

    2008年2月17日(日)@今野スタジオ『MARE(マーレ)』

    http://members.jcom.home.ne.jp/43zoo/nbm/map.htm

    バロック漫画

    第1部:呉智英トークイベント

    第2部:呉智英×北尾トロ対談

    2007年7月、中止になったイベントの振りかえ上演です。

    16:30受付/17:00開演

    \1,500 定員25名

    http://s1.shard.jp/nishiogi/nbm2.htm

  303. 匿名 より:

    「現代漫画の全体像」にあった、「じゃりン子チエ」の登場人物・テツについて、呉先生は「ヤクザのような暮らしをしながら、ヤクザを嫌っているテツは、被差別部落出身者と思われる」と書かれていましたが・・。

    (ちなみに、「ヒラメちゃんは朝鮮人だろう」とまで書いてましたね)

    この記述を読んだ時は、「説としては面白い」けれど、そこまで、決め付けていいのかなあと、私は思っていまして・・。

    いまだに気になっていたのですが・・。

    イマサラですが・・。「サザエサンの秘密」などの、漫画の「謎本」がブームになった、90年代初めに出版された「じゃりン子チエの秘密」という本を読むと、呉先生の説に対する反論がかかれていて、ナルホドと、思いました。

    著者のはるき悦巳は、実際に西成(釜ヶ崎)出身で、「じゃりン子チエ」の舞台は、実際にあのあたりの雰囲気そのままだそうです。

    (ちなみに、はるきは、中学1年で大阪でも別の地区に引っ越して、その後、西成に住んだことなないそうです。なので、「小学生時代だけの記憶」であの作品を描いた、というワケです。西成の雰囲気が独特とはいえ、スゴイ漫画家ですね)

    そして、釜ヶ崎の日雇い労働者の間では、日雇い労働時に賃金をピンハネするヤクザに対する反感が非常に強いそうで・・。

    そのため、「ケンカが強くて、のらくら暮らしている」、テツのキャラであれば、「ヤクザを殴るのが趣味」でも、まったく違和感がない。

    特に「被差別部落民」という設定は、はるき越巳の中でもないのではないか、ということでした。

    ちなみに、テツは、意外なことにプラカードやポスターを作るのも好きらしいのですが・・。これも、プラカードやポスターで組合闘争を盛んにした、釜ヶ崎の雰囲気が伝染した、とのことです。

    要するに「釜ヶ崎の、ケンカ好きのおっちゃん」という設定でいいのではないかと・・。

  304. 匿名 より:

    ちなみに、「じゃりン子チエ」の連載は78年に始まって、97年に終わっています。

    (ネットで知ったのですが、連載終了した理由が『親の介護!』というのが、ユニークです。アシスタントは奥さんしかいなかったそうで、週刊連載を維持できなくなったとか)

    今回、「チエ」の最終巻を読んでみたのですが、97年の釜ヶ崎を襲っていたはずの「平成不況」の嵐はまったく登場せず、連載開始と同じ、ノンキな風景が描写されていました。

    主人公のチエが「小五」のまま成長しない、「うる星やつら」タイプの作品なので、作品の中でも時代は流れないのでしょうが・・。

    最後はサザエさん並みの「ファンタジー・ワールド」に、なっていたようです。

  305. より:

    Y田さんによる理科大の授業のレポです。

    http://d.hatena.ne.jp/YdaTanuki/20080102

  306. >319

    仮説としてはアリだと思いますよ。信憑性も高いですよね。

  307. 土岐正造 より:

    まず最初に、はるき先生の出自がどこなのかは自分は関知しません。日本人でも梶原一騎先生のように周囲に在日の友人が多く、彼らの文化を身近に見て、自分の作品の中に活かした方も多いです。映画の世界では、井筒和幸監督などがそうですね。

    また、そういう作品上の裏設定は、敢えて“言わぬが花”と言うのも作家の態度としてはありでしょうし、言わないことで“虚実の皮膜”を読者に提示できるとも思いますしね。例えば、国民的映画であった『男はつらいよ』も、主演の渥美さんの体調が思わしくなくて、最終話(山田監督は50回で終わる予定だった)の構想をどうしようかという話が出た時、黒柳徹子演じるマドンナと結婚するとか、浅丘ルリ子のリリーと結婚するとか、いろいろと案が出たそうですが、渥美さんは「アリランを歌いながら半島に帰る」という案を出したと、渥美さんが中学校の頃から知っている永六輔さんが語っていました。

    車寅次郎はシャ・トラジが本名であり、トラジという焼き肉チェーン店もありますが、韓国語で桔梗のこと。妹の桜の名前が日本を象徴し、寅さんの激高しやすい性格とか、結婚に対して躊躇する部分とか、「オレがいたんじゃお嫁に行けぬ」という主題歌の歌詞などは、芸者に生ませた腹違いの兄という存在以上に、寅さんの出自を暗示している訳です。もちろん、山田監督はそんなことは表立って口にしませんけどね。在日の人にとっては、そういうのはわかる人だけわかる「シークレット・メッセージ」と呼ぶそうですが。詳しくは野村進『コリアン世界の旅』などを参照してください。

    そういう点から考えると、『じゃりン子チエ』は被差別部落ではなく、在日朝鮮人家族のような気がしますけどね。実家はホルモン焼きやっていますし、親父の「テツ」という名前も、在日には多い名前です(哲という字を使うことが多いです。自分の知人にも哲也・哲彦と二人ほどいます。他に柱・光・憲・一・聖などが半島出身者が子供の名前によく使う漢字です。女性だと淑・玉・恵など)。チエという名前も、映画監督の崔洋一氏や、極真空手の大山倍達総裁の本名の崔永宜など、韓国では一般的な名字である崔という字の発音がチェなのですが、まぁこれは深読みしすぎかもしれません。

    今でこそ暴力団の構成員は在日が多いですが、昔は暴力団に在日は入れませんでしたし、入れても組長にはなれなという不文律がありました。名作『はだしのゲン』でも描かれていますが、終戦直後に在日の人間は勝手に戦勝国を名乗って、駅前の一等地を不法占拠したり闇市の利権をめぐって対立しており、戦勝国でも敗戦国でもない第三国人の朝鮮人並びに台湾人は占領下では一種の治外法権的存在になっおり、日本の警察は弱腰でした。このため、山口組の田岡組長などが一種の自警団を組織して、彼らの横暴から日本人を守っていたわけです。田岡組長がかつて一日警察署長を務めた事実などは、そういう戦後の混乱期の歴史の反映です。

    テツがヤクザ同然のくせにヤクザが大嫌いという設定は、そういう歴史の反映です。また、日本の暴力団は被差別部落出身者が多いと言うのは周囲の事実ですが、全国水平社が戦前戦中にあって、在日朝鮮人に対して差別的であったという、悲しい歴史が有ります。この歴史は現在も残り香があり、ある被差別部落出身のプロレスラーが他の大物レスラーと揉めた時に、「この朝鮮人野郎!」と罵倒するところに繋がっています。

    このような、戦後の混乱期の在日愚連隊とヤクザの抗争については映画にもなっています。映画のタイトルは失念しました(みなもと太郎先生の『冗談新撰組』に収録された「仁義なき忠臣蔵」の中で詳しく解説されていました)が、悪辣な在日の組織を叩き潰したが、結果的に警察に逮捕されたヤクザの組員たちが護送される時に、広島の庶民が拍手喝采して彼らを讃えた、という結末だったそうですが。

    占領下ではそうやって暴力団を利用していた警察は、主権回復後は暴力団解体の方向に動き、その結果山口組は愚連隊扱いであった柳川組など在日の組織を取り込み、警察との対立色を深めます。在日の組長も増え、京都に本拠を置く指定暴力団の会津小鉄会の高山 登久太郎(本名:姜外秀)組長のような、大物も多数出現しています。深読みすれば、飼い猫の小鉄の名前も、シークレットメッセージかもしれませんが、これも深読みでしょう。

    『力道山がやってきた』などでも描かれていますが、はるき先生やどぉくまん先生の作品は、そこら辺の在日朝鮮人色が濃厚ですし、そこはそうやって深読みするのもまた漫画の楽しみ方であり、作品解釈の多様性ではないでしょうか。ネット上ではヒステリックに否定している方もいらっしゃるようですが、それは作品解釈を狭めている気がします。自分の主観ですが。

  308. 匿名 より:

    テツ問題、色々コメントありがとうございます。

    みなさんのおっしゃる通りですね。

    ところで、原本にあたっていないのですが、呉先生も途中で「テツ=被差別部落民」から「テツ=朝鮮人」に、説を変えられたのかもしれませんね・・。

    今回読んだ、謎本「じゃりん子チエの秘密」では、「史輝出版版の『現代漫画の全体像』では、『テツは朝鮮人』と書かれている」とありました。

    私が読んだ、それより古い「情報センター出版局版」では確か、「テツが被差別部落民、ヒラメちゃんが朝鮮人」だったのですが・・。

  309. 匿名 より:

    >渥美さんは「アリランを歌いながら半島に帰る」という案を出したと、渥美さんが中学校の頃から知っている永六輔さんが語っていました。

    これは全然、知りませんでした。ご教授ありがとうございます。

    こういうエンデイングだったら、衝撃だったでしょうねえ。

    寅さんについては、江戸時代の非人頭、「車善七」から苗字を取ったのでは、という説もありましたね・・・。

  310. 今ウィキで見たけど車善七って渥美村ってところの出身なんですね。

  311. 小谷野敦 より:

    そうですね、ヒラメちゃんは朝鮮人、テツは被差別出身と書いてありました。

    ところで、寅さんが在日というのは、父親が在日ということでしょうか。とすると、妹のサクラも父は同じなので「俺がいたんじゃお嫁に行けぬ」に特に意味はないと思いますが・・・。

  312. より:

    【断 呉智英】その時代にこれはないぜ

    http://sankei.jp.msn.com/culture/books/080110/bks0801100339000-n1.htm

  313. よどがわ より:

    >【断 呉智英】その時代にこれはないぜ

    テーマとは関係ないですが、呉さんがテレビドラマをチェックしているっていうのが、ちょっと意外で面白いです。

    >「俺がいたんじゃお嫁に行けぬ」

    寅さんは、イメージとしての「ヤクザもの」なんでしょうね。在日でも、車善七の末裔でも、どっちでもありうるような。出自だけで差別を受けてお嫁に行けぬ、という悲劇は、そりゃ沢山あったでしょうが、偏見を持たない人に幸い出会ったとしても、兄弟や親戚にヤクザものがいて、迷惑を被る可能性があるから肩身が狭い思いをする、という現実的な?障害の方が多いんじゃないか、とも思います。(何のデータもなく、イメージで言ってるだけですが。)それなら、寅さんがいたんじゃお嫁に行きにくい、というのも成立するか、と。サクラ、結局、お嫁にいきましたが。

  314. 小谷野敦 より:

    第一作であっさり結婚しているわけです、さくら。だから二作目からは、「お嫁に行けぬ」の歌詞は歌われていないのに、なぜかひどく広まっていますね。

  315. 土岐正造 より:

    >kokada_jnetさん

    >村田チャージさん

    車善七からとったというのも、あるのかもしれませんね。渥美さんの芸名は『男はつらいよ』以前に決めたものなので、車善七の出身地である三河国渥美村との偶然なのでしょうけれども、ちょっと驚きますね。

    ちなみに、今年公開された映画で個人的にとても面白かった『クワイエットルームにようこそ』でも、アリランが歌われるシーンがあります。映画館では特に他の観客は反応していませんでしたが、自分はドキッとしました。DVDがレンタルされたら、どういうシーンだったか確認していただくと、同作のファンとしてはちょっとうれしいんですが。

    >メリー・ポピンズさん

    映画の中では、寅さんの実の母親・菊をミヤコ蝶々さんが演じていらっしゃいました。元芸者という設定で、腹違いの兄妹という設定です。

    映画の中では特に説明もなく、関西弁を話していましたが、これも深読みすれば……ということですね。菊・トラジ(桔梗)・桜というところが、実によく考えられているような気がしますが。

    >よどがわさん

    桜の夫となった諏訪博は、生まれは良いけれど親に反発して家を飛びだし、朝日印刷で働くようになったという設定です。で、桜に気心を寄せるんですが、親と喧嘩して家を飛びだして20年ぶりにフラリと戻ってきた寅さんに、桜への気持ちを打ち明けますが、妹は大学出の人間に嫁がせると言われて落ち込むが、けっきょく結婚するというのが映画のほうの筋ですね。

    けっきょく、寅さんと実は生き方自体が正反対のようで、よく似ているんですよね。中華思想では、中国が父で朝鮮が兄、日本が弟、という認識をされることがありますが。近代化で中華文明圏からの脱却を目指した日本と朝鮮の関係を思えば、父親(中国)に反発して家(儒教文化)を飛びだした兄弟が、かたやテキ屋のヤクザな兄貴で、弟は堅実に商売している理知的なタイプってのが、ちょっと意味深ではないかと。ちなみに、博は朝日印刷から一度独立しようとしますが、けっきょく断念します。アメリカからエネルギー政策で独自のルートを開こうとした田中角栄は……なんてことを思ったり(笑)。

    寅さん自体は毎回マドンナが登場しますが、実は最大のマドンナは桜役の倍賞さんで、美空ひばりの映画なんかにも共通する兄の妹に対する肉親愛と恋愛感情の中間にある一種特別な感情が、テーマになっているような気はします。若いオタク層はそれを『妹萌』という形で消費していますが、天智天皇と間人皇女の昔からある伝統ではないかと思ったりもします。映画評論家の町山智宏さんもおっしゃっていますが、映画に限らずあらゆるフィクションは、現実世界の問題とシンクロしていないと、上滑りしてしまって深みがなくなると。

    紅白歌合戦の出場歌手の半分が在日で、高校野球の決勝戦の過半数の選手が在日で、プロ野球も相撲も在日選手が支えているという日本の状況というのと『男はつらいよ』は、大衆映画でありながら深いところでシンクロしているような気がします。あくまでも、自分の深読みかもしれませんが。

  316. 匿名 より:

    話は変わりますが、呉先生の著書でも、何度か著作が紹介されていた、高杉一郎が亡くなりましたね。99歳ですから大往生ですが。

    しかし、4年もシベリアで抑留されていたのに、この年まで生きるとは・・。

    「丈夫な人しか生き残れなかった」んでしょうねえ。

  317. 匿名 より:

    >土岐正造さん

    >このような、戦後の混乱期の在日愚連隊とヤクザの抗争については映画にもなっています。映画のタイトルは失念しました(みなもと太郎先生の『冗談新撰組』に収録された「仁義なき忠臣蔵」の中で詳しく解説されていました)が、悪辣な在日の組織を叩き潰したが、結果的に警察に逮捕されたヤクザの組員たちが護送される時に、広島の庶民が拍手喝采して彼らを讃えた、という結末だったそうですが。

    『冗談新撰組』入手して読んでみました。みなもと先生の説明でも「三国人に対して、ヤクザが戦った」とありますね。

    映画名は「やくざの勲章」ですね。

    http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD20950/story.html

    ただ、映画自体はさすがに、「悪の三国人が敵」ということにはしていなくて、「社長のマック、専務のチャーリー」の不良外人、という設定にしていますね。

    「三国人が敵」というのは、裏設定だったようです。

  318. 土岐正造 より:

    >kokada_jnetさん

    ああ、『やくざの勲章』でしたか。

    これも直接の表現ではなく、わかる人が見ればわかる、という構造になっているんですね。ただ、あの当時の映画会社とヤクザの関わりとか、俳優とかの在日の多さなどを考えると、よく作れたなぁと想います。こういう映画を希求する、庶民の本音みたいなモノが背景にあったんでしょうか。

    関西出身の友人の祖母など、「先祖伝来の土地を暴力で奪い取った朝鮮人は大嫌いだ」とか、福岡出身のとある知り合いの「キムチの匂いをかぐと、集団で略奪行為をやっていたやっていた朝鮮人の息の匂いと、子供時代の恐怖を思い出して、とても嫌な気持ちになる」なんて言葉は、大手マスコミには絶対に掲載されない、庶民の本音が、かすかに繁栄されているのか。そこら辺は、マイケル・ムーアがあれだけ批判しても、ブッシュ大統領を支持するアメリカ保守層の本音を日本人は理解しづらいのに似ているような。

    ところで、『はだしのゲン』の新しい版では、買いだし列車で横暴を働く三国人の描写が削られているという噂を聞きましたが。だとしたら、リアルタイムを生きた人たちの本音が歴史の中に埋もれていけば、新聞や本に記録されたものだけが本当の歴史になるのか。全共闘運動を支えた庶民の反米意識とかも、若い世代にはわからなくなるの当然だなと思ったり。

  319. 「328」で紹介された「その時代にこれはないぜ」について、佐々木譲氏が自らのブログ「佐々木譲のプッシュピン」(一月十八日附)で反論してゐますね。

    http://blogs.dion.ne.jp/sasakijo/archives/6711260.html

  320. キクチャン より:

    もののふ改め洟唾さん>

    「一方的に売られた喧嘩だ。」

    佐々木譲氏、なんか大人げないですねえ。

  321. >ニュートラルに受け止められない心配があるとき、

    >わたしは部落を集落と表記する。

    この辺の違いなんでしょうかね。各々の立っている位置の

    違いがわかりますね。

  322. 私自身は、この件に関して自らの考へを公に出来る立場ではないので……(笑)。呉先生御本人には、多少申し上げましたけれども……。

    次回の「断」、さあどうなりますことやら。

  323. 匿名 より:

    井上章一『日本の女が好きである』(PHP研究所)に、「女性」という言葉が使われ出した時代についての考察があります。

     創刊される雑誌のタイトルに「女性」が使われ始めたのが大正期だということです。「一九二〇年代は、その意味で『婦人』から『女性』への移行期だったと、言えるだろう」と、井上章一は書いています。

     もちろん、雑誌のタイトルに使われる時点ではまだ一般になじんだ言葉ではなく、耳新しい言葉だったということです。

     当の小説を読んでいないので文脈はわかりませんが、昭和二十年代ならば、それから二十年〜三十年経っている計算。

     もしかして、呉先生、早まったか? うーん……。先行きを見守ります。

  324. 匿名 より:

    佐々木氏の

    >わたしは、小説が現実の風俗や言葉づかいを改変・再構成してもかまわないと考える。再現が正確かどうかは、物語性に従属する問題。

    これはある程度同意かな。 ワタシは個々の例に関しての正誤を判断する事はできないけれど、部落関係の箇所以外、正直瑣末なハナシだなという印象です。

    何か火事の規模の予測以外は、燃え方から鎮火の仕方まで想像できそうな論争で、あまりワクワクしないなあ。

  325. 枯木寒巌 より:

    話をさえぎってすみません。

    呉先生の『現代人の論語』を、日本語がわかる中国人に

    見せたところ、「面白い」と言って読みふけっていました。

    先生の徹底した解釈は、孔子の国の人もうならせるものかと、

    感服いたしました。

  326. 小谷野敦 より:

    管理人さま

     コメントが増えて表示に時間がかかるようになったので、「話題あれこれ(2)」の新トピにしてもらえないでしょうか。

  327. 事なかれ主義的な思想背景や現代人におもねった表現が垣間見えると

    せっかくの力作も興ざめしちゃうよね。って仰ってるんだと思うんです。

    だから校閲さんを批判しているんですよね。よしんば作者が「部落」と

    表現していたとして、それを校閲さんの思想でもって「集落」に変えさせた

    と考えられなくもないですから。そしてそれと闘わずに従順に修正をした

    作者の「配慮の無さ」(笑)こういう仮説があった上での批判ですよね。

    しかしながら佐々木さんは反論することによって自身もその思想の枠内で

    しか表現を考えていないということを露呈してしまったのが残念ですね。

    仕事仲間を批判されたので怒っておられますが、そもそも問題としている

    部分が単に正確か否か、という間違い探しでは無いということに気がつかない

    と先生の批判の真意が見えてこない。これは良く無いことですね。

    先生はインテリゲンツィアの視点から批判しているということを理解する為にも

    著作を読むべきだと思いますね。でも「力作だ」って褒めてるのを忘れては

    いけませんな。

  328. > こういう仮説があった上での批判ですよね。

    これは些か深読みに過ぎるのではないでせうかね。と言ふのも、まあ一概には言へないけれど、この版元がさういふことをする所でないことは、呉先生も御存じのやうな気がするので……(笑)。

    さういふ前提で言ふならば、つまり、著者の元々の表現を「素通り」させてしまつたといふ廉で「編集者、校閲者」が批判されてゐるのだとするなら、それは少々酷だらうと私は考へてゐます(呉先生に申し上げたかつたのもさういふことですが)。

    何故なら、「編集者、校閲者」が作家に表現の改変を促す際には、「ここはちよつとをかしいのでは……」といふだけでは十分でなく、その表現がふさはしくないとする確たる根拠が必要とされるわけで、しかし、この当時さういふ言ひ方は絶対に「無かつた」といふ「証拠」は、中々客観的に示し得るものではないからです。

    問題となつたそれぞれの表現について、先生と佐々木氏との間のやり取りが今後どうなるかは要注目ですが、それとは別に上のやうな事情も知つておいて戴ければなと、一校正者としての私は思つてをります。

  329. 小谷野敦 より:

    新潮社がそういうことをしない版元だというのは初めて聞きました。

  330. 確かに、編輯者にも校閲者にも様々な考への人がゐますから、「まあ一概には言へないけれど」といふ保留だけでは不十分でしたね。「校閲さんの思想でもって」「変えさせた」といふ表現にはやはり違和感を禁じ得ませんが、「さういふことをする所でない」といふ断定は撤回致します。

    但し、この件について呉さんと直接話をした私の感触では、さういふ可能性は全く想定してをられなかつたらうと、やはり思ひますね。

  331. 土岐正造 より:

    横レス失礼。

    もののふ改め洟唾さんがいう「この版元がさういふことをする所でない」というのは、新潮社の校閲部は、思想的な部分での書き直し、ハッキリ言えば童話関係や在日外国人団体、宗教団体などの圧力に負けて言葉狩りはしない、という意味だと思いますが。そういう意味では、部落を集落と書き直せという会社でないのは確かでしょう。

    ちなみに新潮社の校閲部は、事実関係のチェックはかなりしっかりしています。ある作家が時代小説を書いた時の情景描写で、ある花が咲いてると書いたところ旧暦での開花時期並びにその物語の舞台になった年の天候を調べて、麗華だったのでその時期に咲くのはあり得ない、という指摘をしてきたそうです(ただし、それで訂正するかどうかは書き手側の判断です)。

    ちなみに、佐々木氏の反論は、ちょっとずれている部分がありますね。

    >滑稽本「浮世風呂」の中に、「なんたらかたら」という形で用例がある。

    >「市民」は子母澤寛『勝海舟』に用例あり。

    用例があることとそれが一般的に使われていた言葉か、そこを無視しているような気がしますね。自由という言葉が仏教由来の古い言葉だからといって、カムイ伝で「めくら」を「目が不自由」なんて言い替えるのと同じですね。まぁ、小説は小説なので事実と整合しなくてもいいのですが、呉夫子が問題にしているのは村田チャージさんが指摘されている部分でしょうけれども。

  332. 土岐正造さん、今日は。

    >もののふ改め洟唾さんがいう「この版元がさういふことをする所でない」というのは……

    実は、私自身としては、専ら今回の佐々木作品に於る「南葵集落」の件に限定した話として申し上げたつもりでした。そもそも、呉さんが指摘してゐる他の四点については、出版社側の「思想」で「変えさせ」るやうな部分とは到底思へません(この点は、村田チャージさんも同意なさるのではないでせうか)。で、残る「集落」の件についても、あの文章の前後を読む限り(私は、該当箇所の原文を確認してをります)、仮に原稿が「部落」となつてゐたとして、新潮社の校閲部が「集落」といふ表現に「変えさせ」ることはまづあり得ないし、その辺は呉さんも御存じだらう、といふことです。

    さういふ限定的な意味に於てならば、私は今も「この版元がさういふことをする所でない」といふ言ひ方に(少くとも「まあ一概には言へないけれど」との保留を附ければ)、毫も訂正の必要を認めません。

    それでは何故その前言を「撤回」したかと言へば、「さういふこと」といふ私の書き方自体に、今回の一件に限つた話ではなく、「校閲さんの思想」で表現を「変えさせ」る「やうなこと」といふ広い意味に受け取られてしまふ余地が十分にあつたことを反省したからですね(メリー・ポピンズさんも土岐さんも、程度の差こそあれ、さういふ「一般論」として捉へてをられると思ひます)。つまり、「ちと言ひ過ぎたな」といふ訂正撤回ではなく、「言ひ方が曖昧で正確を缺いてゐたな」といふ訂正撤回だ、といふことです。

    その点を先づ確認した上で、もう少し申し上げたいことがあるのですが、長くなつたのでここで一旦切りませう。

    ところで土岐さん、何を隠さう 私、正道柔術OBでして……(その話についてはまた別途……笑)。

  333. てなことを言つてゐるうちに、佐々木さんが更に今回の件について書いてをられますな……。

    http://blogs.dion.ne.jp/sasakijo/archives/6753598.html

  334. >もののふ改め洟唾さん

    ご指摘ありがとうございます。深読み、そして的外れな部分が多く

    恥ずかしい限りです。いま先生のコラムを読み直してみたのですが、

    >編集者、校閲者は何をしていたのだろう。

    この発言は、土岐正造さんが>351でお教え下さったようなことや、

    先生もそれらをご存知であるということから考えますと、

    私が>346で言った考えとは逆で、言論に携わる者の姿勢とそれの及ぼす

    社会的責任の欠如についての批判として捉えるべきだということでしょうか。

    よしんば原稿に「集落」と記されているならば、編集者側が

    「ここは集落ではなく部落と表現すべきだろう。」という指摘をするべき

    だ、という。細かい話で申し訳ないです。

  335. 佐々木譲氏の「反論」が、「断」に掲載されました。

    http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080206/acd0802060332001-n1.htm

  336. 呉さんが、佐々木氏の「反論」に応へてゐます。

    http://sankei.jp.msn.com/culture/books/080210/bks0802100149000-n1.htm

  337. 鷺宮 より:

    佐々木譲先生ご自身が開設された公式ホームページ「佐々木譲資料館」(http://www.sasakijo.com/

    )を閲覧しました。

    トップページにご自身のブログである「佐々木譲のプッシュピン」へのリンクがあるのですが、その文字(アンカーテキスト)が「日記ブログ」となっていることに違和感を持ちました。

    「ウェブ日記」もしくは「ブログ」、あるいは「日記」でも事足りるような気がします。

  338. 呉さんの「回答」を受け、佐々木氏がブログで「わたしは、この件はこれ以上引きずらない」と述べてゐます。

    http://blogs.dion.ne.jp/sasakijo/archives/6801363.html

    当面は、呉さんが、『警官の血』の「他にもおかしなところ」をいつどこで指摘されるか、でせうか。

  339. 土岐正造 より:

    勝利宣言をするには、差別表現との糾弾を恐れて言い替えた思われる個所に対する言及がないとダメでしょうね。

    ゴルゴ13論争の時と同様に、ネチネチと追い詰めていくつもりなのか(笑)。

  340. 度々お騒がせして申し訳ございません。職業として校正に携はつてゐる上、偶々今回の一件の「関係者」のうち、佐々木氏を除く四人(「断」欄の担当記者を含めて)と面識があるせゐで(笑)、人一倍関心が強いものでして……。

    但し、ここでは飽くまで一読者として、佐々木氏のこれまでの主張で引つ掛つたところを一点だけ指摘しておきます。それは、353で紹介したブログの中で、「小説という表現形式では、たとえば信長とフロイスとが現代の経済学の用語でグロバール(ママ)経済を論じようと、何の問題もない」と述べてゐる箇所です。いや、なるほどそれはその通りなのですが、それほどの「アナクロニズム(時代錯誤)」さへ許されるのだから、まして今回のやうな瑣末な例は問題外……といふ筋道になると、これは些か話が違ふでせう。

    「信長云々」は寧ろ、あまりに荒唐無稽だからこそ許される例なのです。そこまでゆけば、そんなことは決してあり得なかつたと承知の上で、いつそその錯誤自体を楽しむことが出来る。つまり、これはさういふ体の小説だとの認識を 著者も読者も共有してゐる、といふ前提が成り立つ。が、今回の例は、無論それとは異なつてゐます。

    呉さんが、「小説は厳密な時代考証よりも物語性が主眼」といふ「佐々木説に」「大筋で」「同意」してゐる以上、後は要するに程度問題、といふ話になるでせう。それに関しては個々の例に就いてそれぞれ論ずるより外無いと思はれますが、ま、さういふ展開にはならないのでせうね。

  341. 十七日の西荻窪での呉さんの「トークショー」、北尾トロさんとの対談と共に、中々に楽しうございました。開始早々の「トラブル」まで含めて、ね(笑)。

    *

    で、引き続き、今度は「一校正者」として、357で紹介した呉氏の文章に対する若干の感想をば……。

    「全体的に編集者・校閲者の能力が低下し、職業への矜持や責任感も薄くなっている」といふ氏の指摘に関しては、特に前半部分には、残念ながら異論はありません(出版に限らず、メディア関係者の多くが一言で言つて「サラリーマン化」してしまつてゐることの弊害については、当事者自身も少からぬ危機感を抱いてゐるものと思はれます)。

    但し、今回の件がそれを代表する「一例」としてふさはしいものであるかどうかには疑問があります。と言ふのも、佐々木氏の一聯の反論を読む限り、校正の段階で仮に出版社側が呉氏と全く同様の指摘をしてゐたとしても、佐々木氏はそれを容れなかつたと考へられるからです。とすれば、結果的にそれらの表現が公に発表されたといふ一事をもつて「編集者・校閲者」の能力低下や責任感稀薄化の代表例とすることには、些か無理があるのではないでせうか。

    勿論、今回の呉氏の指摘箇所について、出版社側は著者の意向を無視してでも「遠慮なく朱筆を入れ」るべきだつた、といふ立場に立つのであれば話は別です。が、私はさうは考へませんし、そもそも「どんな大家の原稿にも遠慮なく朱筆を入れた」といふのは、昔話としてもかなり特殊な例であつたやうに思ひます(それを可能とするほどの「見識」を吾々が備へてゐないことは重々反省するとしても、ですね……)。また、それが「現代」の「編集者・校閲者」の標準的にあるべき姿とも、私には思はれません。

    度々、長々と失礼を致しました。

  342. 小谷野敦 より:

    http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20080219

     こんなのがありました(下のほう)

     まあ正直言って、半ば当たっているかな、と。佐々木譲一件にしても、もっとからむべき相手はいるんじゃないかと私は思います。いっそ産経新聞で、天皇制批判でもしてくれたらおもしろいのだが、それこそ産経ではできないのかな、などと思います。

  343. より:

    先日のイベントの様子です。

    http://n-bookmark.jugem.jp/?eid=79

  344. 小谷野敦 より:

    現在某拙著文庫化で校正を見ていますが、「強姦」にチェックを入れた校閲者がいる(編集者が抹消したが)。「強姦」は不快だから「強かん」と書くバカどもがいるようだ。

  345. 土岐正造 より:

    >佐々木譲一件にしても、もっとからむべき相手はいるんじゃないかと私は思います。

    相手を選んで喧嘩している、と言うのは昔から指摘されていますね。

    別冊宝島でも、本多勝一と南京大虐殺とか面倒くさそうな人間や問題は避けて、鮭秀実氏に振っちゃっているし(笑)。そのくせ津村喬には執拗に攻撃を加えているし。

    でも、そういうトリックスター的なところが、個人的には好きですけどね。麻雀でいえば、大物手を狙わず地味にリーチで安上がりして1着を狙う、負けない麻雀をやるタイプみたいなもんで。“述べて作らず”の呉夫子の場合、揚げ足取りの芸風としては揚げ足をとられる危険性には近づかない、という兵法なんだと理解しています。

  346. 文也堂 より:

     >メリー・ポピンズ様

     「障がい者」みたいなものでしょうか。

     相次ぐ在日米軍の不祥事で、新聞にやたらと並ぶ「基地外」という大見出しに、夫子を思い出してひそかに笑っています。

  347. 小谷野敦 より:

    まあそうですね。しかし「障がい者」の場合は、障害者が嫌がる、といえるけれど、「強姦」が不快だというのは、そもそも行為自体が不快なのだから、意味が分からない。もしかすると日本独自の「姦しい」という用法を想起するからだろうか。あと最近、校閲の外注が多いのが問題だと思います。新潮社ではどうだか知りませんが、著者の思想を知らないで自動的にそういうチェックをする外部校閲がいる。

  348. 遅れ馳せにすみません。

    > 著者の思想を知らないで自動的にそういうチェックをする外部校閲がいる。

    「校閲の外注が多いのが問題」といふのは解りますが、「外部校閲」者に、その都度「著者の思想」まで知つた上で「校閲」することを望むのは難しいでせう。その種の要らざる「チェック」は、「著者の思想」も「人柄」も把握してゐる(筈の)編輯者が、著者の目に触れぬ段階で「抹消」するのが筋だと私は思ひます。

  349. 小谷野敦 より:

    ああそうそう、それが抹消されておらず、鉛筆でバッテン(大阪ではペケ)がついていただけだったのが、問題点でしたね、今回は。もっとも文庫化に際しての校閲だったので、やはり異常だと思います。あと近年、ネットや事典を大量にコピーして「資料」として添付する校閲者が気になりますね。しかもそれが私が編集したウィキペディアだったりするし、果ては私の著書だったりすると、もう常識的判断の働かないロボットと言わざるをえません。

  350. muromav より:

    「強かん」は「つよかん」と読めちゃう。

  351. このコミュに直接の関係は無いのですが、高島俊男さんと呉先生との「縁」といふこともあるから敢へて御紹介を……。

    発売中の『諸君!』四月号で、近頃「映画づけ」だといふ高島氏が、「『たそがれ清兵衛』武士のセリフ」(「退屈老人雑録?」)と題し、江戸時代の武家には「とてもありそうにない」「言いかた」や「発想」について細かく指摘してをられます(専ら映画についての話で、藤沢周平の「原作」については触れられてをりません)。もしかすると呉さんと佐々木さんとのやり取りを意識した上でか、おそらくは意図的に当事者(関係者)に対する批判めいた言辞を避けることによつて、逆に大変面白い読み物になつてゐます。

  352. より:

    関西方面の方、お時間ありましたらどうぞ。

    特別展「紙芝居百年展」開催記念トークショー

     養老孟司館長、紙芝居師ヤッサンと語る  京都国際マンガミュージアムでは、現在開催中の特別展「紙芝居百年展」の開催を記念して、当館の養老孟司館長と、当館の紙芝居師「ヤッサン」こと安野侑志氏とのトークショーを下記のとおり開催いたします。

     トークショーでは、ヤッサンの紙芝居口演の後、孟司少年の紙芝居体験から脳学者・養老博士による紙芝居分析まで、あるいは、ヤッサンのプロ紙芝居師としての哲学を議論の種に、紙芝居をめぐるあれこれを縦横無尽に語り合っていただきます。

    特別展「紙芝居百年展」が現在行われている会場での開催となります。 “路地裏のトークショー”的雰囲気の中で、いつもと違った養老館長を発見してください。

    日 時:2008年3月16日(日) 午後1時〜午後2時30分

    会 場 :京都国際マンガミュージアム 2階

    メインギャラリー(特別展「紙芝居百年展」会場)

    内容 :

    ○出演者

    養老孟司   (京都国際マンガミュージアム館長)

    安野侑志   (京都国際マンガミュージアム紙芝居師)

    ○コーディネーター

    呉 智英  (京都国際マンガミュージアム研究顧問)

    参加料無料

    ※ミュージアムへの入場料は別途必要です

    定 員 50名

    ※当日午前10時より会場にて整理券を配布

    養老孟司(ようろう・たけし) プロフィール

    1937年神奈川県生まれ。東京大学名誉教授、解剖学者。1989年著書『からだの見方』でサントリー学芸賞を受賞。『唯脳論』『バカの壁』など多数の著書があり、脳科学者の立場から人間社会の様々な事象を脳の機能や仕組みと結びつけて評論している。マンガ・アニメにも造詣が深く、『マンガをもっと読みなさい 日本人の脳はすばらしい』(共著:牧野圭一)、『虫眼とアニ眼』(共著:宮崎駿)などの著書がある。

    安野侑志(やすの・ゆうし) プロフィール

    1943年山形県生まれ。1972年、当時大阪府だけに残っていた紙芝居業者免許を取得。大阪を中心に全国でも営業。現在、マンガミュージアムで常時口演をしている「ヤッサン一座」の座長として、活躍中。伝統的な街頭紙芝居作品から「ことばのない紙芝居」まで幅広いレパートリーで、子どもから外国人まで、多くの人を魅了する。

    呉 智英(くれ・ともふさ) プロフィール

    1946年愛知県生まれ。評論家、マンガ評論家。幅広い知識を背景に、マンガ評論を展開。2001年の日本マンガ学会発足時より理事。現在は当学会の会長を務める。『犬儒派だもの』『言葉の常備薬』『現代マンガの全体像』『マンガ狂につける薬』など著書多数。

    http://www.kyotomm.com/2008/03/talkshow_080316.php

  353. より:

    サーカス 2008年5月号

    「根拠なき自負心」につける薬 呉智英

    http://www.kk-bestsellers.com/magazine/circus/

  354. 小谷野敦 より:

    石川淳をシラカバ派と呼んだ文章がありますが、あれに対して木越治という人が『秋成論』(ぺりかん社、1995)で反論しているのを見つけました。私には木越氏の誤読としか思えないのですが、呉さんはご存知なのでしょうか。どこかで再反論していますか?

  355. グルーナ より:

    見ました。実は担当が呉智英ファンだったのかもしれません…。

  356. 匿名 より:

    負ケイン・・。出ましたね必殺ダジャレ。

    笑ってしまった。悔しい。

  357. りっぷやん より:

    申年だからサルコジも好きです(はあと)

  358. 匿名 より:

    >>381

    香ばしい匂いがしますねぇ。そんなの新聞に載っけて自分で悲しくならないのかね。

  359. より:

    名古屋方面の方がうらやましい。

    なごや博学本舗 第8弾!幻の映画『農奴』上映会+呉智英トーク プロパガンダと芸術

    「感動」と「倫理」は別ものである! 

      評論家・呉智英氏が「今まで観た映画で、あんなに感動した作品はないっ!」と豪語する幻の映画『農奴』(1963年・監督:李俊/中国)を上映します。

     中国政府によるチベット弾圧を知り、事実を正反対にねじまげたプロパガンダだとわかっていても、人間は感動するのだと語る呉氏。間違った内容を「事実」としてナイーブに受け止めるのではなく、はたまた、間違いにただ怒るのではなく、かといって、コメディを見るようにあざ笑うのではなく、人間の一片の真実、業の深さをしみじみと考えてみたい。第2部は呉智英氏のトークで、解説と質疑応答をお願いしました。 先行き不安な2008年を締めくくるのにふさわしいイベントです! 乞うご期待!

    12/4の朝日新聞・名古屋版夕刊の「近況心境」欄(4面)に、呉智英さんの「プロパガンダの力 恐るべし」が掲載されました。

    第1部 幻の映画『農奴』上映会

    監督:李俊 1963年 中国作品(16?フィルム、1時間45分)

    第2部 呉智英[評論家]トーク プロパガンダと芸術

    日時 2008年12月29日(月) 午後6:00〜  開場:午後5時 午後9時終了予定

    会場 TOKUZO(得三)

    地下鉄東山線・桜通線「今池」駅下車 徒歩5分

    名古屋市千種区今池1-6-8 今池ブルースタービル2F TEL:052-733-3709

    参加費 前売・予約(当日精算)1,500円/当日2,000円

    前売券 チケットぴあ(11月1日より)

    名古屋シネマテーク、TOKUZO〈得三〉、ウニタ書店(名古屋・今池)にて取扱

    主催/なごや博学本舗

    協力/名古屋シネマテーク、TOKUZO(得三)、ウニタ書店

    http://hakugakuhompo.michikusa.jp/Nagoya_hakugaku-hompo/index.html

  360. より:

    今日の朝9:30と31日の17:50(再放送)で2時間NHKBS2で呉先生、出演されるようです。BSのある人がうらやましい。

  361. iwamot より:

    31日のはNHK教育ですね。

  362. まつき より:

    帰省にあわせて、「幻の映画『農奴』上映会」、行ってきました。大盛況でした。

    100人弱くらいはいたのかな?質疑で「東京から来た」と言っていた人もちらほら。以費塾のはっぴを着た人もいました(この人が主催者だったのかな?)

    『農奴』には、呉氏の絶賛からあまりにも期待を持ちすぎていたせいで、それほどの感銘は受けませんでした。ただ、70年前後に意識してかどうかはともかく、「ベタな勧善懲悪」と「本当の仏教としての人民解放軍」とを融合させたこの作品が、呉氏を感銘させたというのはとてもよくわかる気がします。

    また、フロアからの

    「共産主義のプロパガンダ映画としては、チベット民衆が立ち上がる場面がない。これは、民族政策とも関係しているのではないか」

    という指摘には、呉氏も感心していました。

  363. より:

    今日発売の週刊ポストに記事があるようです。

    「おひとりさま」を生きる! 上野千鶴子「男の向老学〈講座〉」野末陳平、呉智英、岸部四郎が実例報告

    http://www.zassi.net/mag_index.php?id=51

    >307

    > iwamot さん 遅ればせながら、ありがとうございました。

  364. 匿名 より:

    ポストの記事読みました。

    先生の目下の楽しみは、中野翠へのセクハラ電話のようです。

  365. より:

    バレンタイン特別企画!!倉田真由美×呉智英トークショー

    「たま先生に訊く!だめんずバレンタイン」 恋の決戦日バレンタインデー。

    男も女も一年の中の一大勝負!

     当館では、バレンタイン特別企画として「だめんず(だめ男)」を好きになってしまう女たちを描き、大ヒットとなったマンガ「だめんず・うぉ〜か〜」の作者である倉田真由美先生をお迎えし、恋愛について語っていただきます。進行役は、倉田先生のマンガの「たま先生に訊け!」にも登場し、歯に衣着せぬやり取りを披露している評論家の呉智英氏(当館研究顧問)が行います。

     当日は以下のフォームより投稿いただいた内容を中心に、お二人に答えてもらいます。あなたの抱えている恋愛の悩みを一刀両断!次のバレンタインデーは成功まちがいなし(?)です。 2009年のバレンタインデーは甘い一日になるか?苦い一日になるか?恋のヒントがここで得られるかもしれません。笑いあり、涙あり(?)のトークショーにぜひご期待ください。

    ※トークショーにて採用された相談、質問、エピソードは、出演者の回答と共に後日当ページに掲載いたします。トークショーに来られない方もどしどしご応募お待ちしております。

    日 時 2009年2月7日(土) 午後2時〜4時

    会 場 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール

    料 金 無料

    ※ミュージアムへの入場料は別途必要です

    定 員 250名(申込不要、先着順)

    ※当日午前10時より、会場前にて整理券を配布(お一人様1枚限り)

    ※手話通訳が必要な場合は、1月30日(金)までにお問い合わせください

    倉田 真由美( くらた・まゆみ ) 氏 プロフィール

    マンガ家。1971(昭和46)年、福岡生まれ。一橋大学卒業後、「ヤングマガジンギャグ大賞」を受賞。2000(平成12)年、「だめんず・うぉ〜か〜」が大ヒット。TVドラマにもなり、「だめんず」は流行語にもなった。マンガ・エッセイなど執筆活動のほかに、テレビ・ラジオ出演、トークショーと多方面で活躍中。

    呉 智英( くれ・ともふさ ) 氏 プロフィール

    評論家、マンガ評論家。1946(昭和21)年、愛知県生まれ。幅広い知識を背景にマンガ評論を展開。2001年の日本マンガ学会発足時より理事。現在は当学会の会長を務める。『犬儒派だもの』『言葉の常備薬』『現代マンガの全体像』『マンガ狂につける薬』など著書多数。

    http://www.kyotomm.com/2008/12/damens_vt.php

  366. 匿名 より:

    はじめまして。

    呉氏に「ユージン」と「ミーチン」という旧ソ連の哲学者に触れた著作があると聞いたのですが、どなたかご存じの方がいらっしゃればご教示ください。

    調べものをしていて、行き詰まってしまいました。

    管理人様

    「話題」ではなく、お願い事なので、もし不適切であれば、消してください。

  367. より:

    シンポジウム・研究発表会「役割・キャラクター・言語」(2009年3月28日(土)〜29日(日)、神戸大学百年記念館 )

    http://kasamashoin.jp/2009/02/200932829.html

    13:10-14:10 基調講演 (1) 呉 智英(評論家・日本マンガ学会会長)「マンガと類型化――役割語などを巡って――」

  368. より:

    杉浦茂101年祭典 京都マンガミュージアムにて開催!

    [期間] 2009年3月20日(金・祝)〜5月24日(日) ※水曜日休館(祝日の場合は翌日)

    [開館時間] 10:00―18:00(入館17:30まで)

    [入場料] 大人1000円・中高生500円・小学生200円(ミュージアム入場料含む)

    [会場] 京都国際マンガミュージアム(TEL. 075-254-7414)

       京都市営地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅 北改札口2番出口すぐ

    <シンポジウム&トークショー>

    ●3月22日(日)14:00 シンポジウム「杉浦茂はこれもなのじゃ」みなもと太郎・唐沢なをき・呉智英

    http://www.kyotomm.jp/HP/2008/12/sugiura101th.php

  369. 今、発売中の女性セブンに書かれておりますね。

    クサナギ君の件に関してです。

  370. 機能別ヘ より:

    新聞広告を見て気になったので「女性セブン」買って読みました。

    呉先生の寄稿、びっくりするくらい普通の意見でしたね。

    わざわざ呉先生が言うほどのことでもないのでは。

    それと一つ気にかかるのが「草なぎ君は十字砲火を浴びている」という前提での話になっていたことです。

    テレビでもネットでも、むしろ擁護派が多いように感じていたので少々違和感を覚えました。

    先生はテレビを見ないそうですから世間との認識にズレがあったのではないでしょうか?

    これは先生の弱点ですね。

    「今度はどんな意見を聞かせてくれるのか?」と期待が大きかっただけにちょっと肩すかしだったかな、という感じです。

  371. チフリス より:

    >のえのえぷーさま

    『バカにつける薬』で古在由重を批判した文章の中で、「(かれが著作の中で言及している)ミーチンだのユージンだのという『すぐれた哲学者』の名は、私の無学のせいか、とんと聞いたことがない」と皮肉った感じで言及されていますね。

  372. 匿名 より:

    >チフリス様

    ご教示ありがとうございます。

    そうでしたか。完全に見落としていました。

  373. ほそだ より:

    栗本薫さんが亡くなりましたが…我らの先生の弔辞が気になります。

  374. グルーナ より:

    ミーチンてのは「デボーリン・ミーチン段階」で一部に有名なあのミーチン

    ですか。いやまあ山田宗睦か何かの本で読み齧っただけですけど。

    栗本さんとはともかく「中島梓」とは夫子もご縁がありましたね。

    呉智英先生は結構無茶な表現を使う人なんでそこはあまり怒らずに…と

    言っても泉下には届かないか。

  375. 匿名 より:

    稗田阿礼、でしたっけ。

    コメントが出るかどうかだけでも楽しみです。

  376. 匿名 より:

    呉智英先生は、禿頭と闘いながら、復讐論や美人税、珍左翼の撃滅と漫画論に勤しんでおられます。

    そして、難解な漢字を使った名前の子が比較的低学歴だという面白い持論もお持ちですね。

    孔子様に関する記述と、水木しげる様に関する記述は、抱腹絶倒であります。

    そして忘れてはいけないのが、稀代の碩学、白川静先生に関する話題です。

    なお、小林よしのり等とは逸早く縁をお切りになられることを願います(もう切ってたっけか?)。

    オススメは、『封建主義者かく語りき』と『サルの正義』、『大衆食堂の人々』であります。

  377. 機能別ヘ より:

    すでにハゲとは和解していらっしゃいます。

  378. より:

    近現代における国家と宗教−『立正安国論』をめぐって− – 松本健一・呉 智英・佐藤弘夫・小松邦彰・西山 茂・上杉清文

    【日時】平成21年6月25日(木)午前10時開場〜

    【会場】立正大学石橋湛山記念講堂

    【所在地】東京都品川区大崎4-2-16

     ※入場無料

    【講演内容】(順不同)

    「アジア主義と『立正安国論』」松本健一(評論家、麗澤大学教授)

    「宗教と聖俗の葛藤」呉 智英(評論家)

    「近代の歴史学と『立正安国論』」佐藤弘夫(東北大学教授)

    「近代日蓮教学と『立正安国論』」小松邦彰(立正大学名誉教授)  

    「日蓮主義と世界統一 賢王信仰の系譜」西山 茂(東洋大学教授)

    「パネルディスカッションにあたって」司会・上杉清文(福神研究所所長)

    【予定】

    10:00 開場

    10:20 開講

    10:30 講演(午前の部)

    12:30 休憩

    13:40 講演(午後の部)

    14:30 休憩

    14:45 5名の講師によるパネルディスカッション

    16:30 終了予定

    【主催】

    日蓮教学研究所・東京教化伝道センター・日蓮仏教研究所・福神研究所

    【問い合わせ・参加申し込み先】

    日蓮宗 東京西部教化センター(澁澤光紀所長)

    http://www.genshu.gr.jp/Local/Tokyo_W/

    〒192−0051

    東京都八王子市元本郷町1−1−9 善龍寺内

    FAX:042−627−7227

    ※参加申し込みは、氏名・住所・電話番号を明記して上記のFAXにて連絡のこと。6月15日までに申し込まれた方にはシンポジウムの「事前資料」が送られます。

  379. まつき より:

    うわー。呉氏と松建ですか行けないのが残念。あとで、テキストにしてくれないかな…

  380. より:

    今朝の朝日新聞社の「オピニオン耕論」に、宇野常寛さんと呉智英さんの対談が載っているそうです。タイトルは「『上から目線』』で何が悪い」。

  381. 機能別ヘ より:

    牧野剛『人生を変える大人の読書術』(メディアックス、2009年)の

    68〜73ページに呉智英先生のことが書かれていました。