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コメント
ベタといえばベタですが、(しかもアンチミステリですが)
中井英夫の「虚無への供物」は外せないかと。
中井英夫の「虚無への供物」!
うぅ、外せませんねぇ〜。しびれます(謎)。
中井英夫宅でのサロン、”薔薇の会”でもおなじみのお二人です。
黒ミサ仲間ですもンねぇ(笑)
三大ミステリ(という呼び名には色々異論もあるでしょうが)はいずれもはずせない感じですね(笑)
夢野久作「ドグラ・マグラ」
小栗虫太郎「黒死館殺人事件」
探偵小説・SF・幻想小説の接点という意味では、エドガー・アラン・ポォの諸作は外せないと思います。
あと、確か服部まゆみさんがシブサワをモデルにした短編を書いていたはずですが、タイトルを失念してしまいました。思い出したら、また書き込みます。
ブラウン神父シリーズで有名なチェスタトンの「木曜の男」
単なるパズラーではなく、見事な幻想・奇想小説です。
フランスを舞台とし、衒学趣味を持ち合わせた笠井潔の〈矢吹駆〉シリーズも、ある程度はファン層が重なるかもしれません。
新しいところでは『フリッカーあるいは映画の魔』が“それ”っぽいという気がしました。『薔薇の名前』とか『ジョン・ランプリエールの辞書』とかも。「探偵小説」…ではないですね。広義のミステリか。
度々引き合いに出しているものなのですが……。
探偵ではありませんが、『ファントマ』に登場するパリの新聞記者、ジェローム・ファンドールの活躍が爽快でした。
※『ファントマ』の表紙は自分の日記ページにアップしてあります。
http://plaza.rakuten.co.jp/img/user/02/71/2460271/18.jpg
コーネル・ウールリッチ(ウィリアム・アイリッシュ)おします!!
彼の作品大好きですー!!
ウールリッチの作品からサドに入りました(笑)
私的には「暁の死線」が好きですが、
澁澤さんは何が好きなのか気になるところです!!
私もエラリー・クイーン大好きですよ!!
やっぱり夢野久作じゃないですか?少女地獄(短編集)なんかどでしょうか?
氏も言及している、小栗虫太郎の『黒死館殺人事件』などどうでしょう。
推理小説とは名ばかりの、隠秘学の薀蓄の塊です。
はじめまして。
3大ミステリが出てたので、
プラス1で、4大ミステリともいわれる、竹本健治の「匣の中の失楽」もオススメです。
あと虚無だけでなく、中井英夫は「人形たちの夜」もミステリとして優れた作品です。
3大ミステリはいいですよね。
(プラス1も)
中井、小栗、夢野が起こしたミステリの流れを何て言いましたっけ?
「黒の潮流」?「黒の???」
はじめまして。
「黒い水脈」じゃなかったでしたっけ?
ヴィクトリア朝の淑女を主人公にした
「荊の城」「半身」
中世の教会が舞台の
「薔薇の名前」
Tさん
そうだ「黒い水脈」だ!
ありがとうございます。
「潮流」じゃまるで伝わりませんねー。
黒山耀子さん
「薔薇の名前」の舞台ってイタリアのどこでしたっけ?
マテーラ? ???
>masaさん
その舞台は物語の中では明確に書かれてないのです。
巻末の解説によると
北イタリア ボッビオ近郊ではないか、とのことでした。
はじめまして、このコミュに参加させて頂きたく
書き込みをいたしました。
ニューロンと申します。
やはりここは「ドグラ・マグラ」ではないかと…。
>黒山耀子
ご返答ありがとうございます。
私イキオイで質問してしまったのですが、
つい先日、映画の「薔薇の名前」で撮影した
教会のことを知人より聞きまして、
どこだったっけなー?と。
原作の舞台がわかって感激です!
黒山耀子さん
すみません、敬称抜けてました。。。
はじめまして。
書き込みさせてもらいます。みんなが書いてないところで、
安部公房の砂の女。
柳田國男の遠野物語 あたりです。
木々高太郎で「新月」あたりはどうでしょうか?
あとは日影丈吉かな。わたくしは「猫の泉」よりも「ひこばえ」の方が好きです。(推理小説じゃないけど・・・)
そりゃあ、澁澤が希望して解説をつけた
小栗蟲太郎「黒死館殺人事件」はマストリードブックかと。
このコミュには初めて書かせて頂きます。
澁澤ワールドがお好きな方であれば,先日お亡くなりになった歌人・塚本邦雄氏が書かれた小説「十二神将変」がお勧めかと・・・。
これは発表当時は「十二神将殺人事件」となっており(文庫化の際に改題),いちおうミステリの形になっております。「いちおう」と言うのは,ミステリ専門の人ではありませんので(それどころか小説も余技。普段,歌を詠んでる),いわゆるミステリ・フリークを唸らせる正当派ミステリではないとはと思います。まあ,ミステリという形を借りて(本歌取りみたいな),自分の好きな世界観をそこに好きなだけ構築しちゃった,という感じでしょうか。
というわけで,めくるめく,塚本ワールド。カルト的異端の匂いがふんぷん。読むには「薔薇の名前」並に膨大な予備知識が必要そうです(なしでも十分愉しめますが)。とにかくその世界観の渋いこと! ちなみに旧仮名遣いです。文庫版では旧字体が新字体に改められちゃって魅力半減ですが。ともかく,澁澤ファン,中井ファンもハマること間違いなし,の異端作です。
「虚無への供物」もいいですが、
敢えて「とらんぷ譚」をあげてみます。